雨がときおり激しく降るなかを、全身登山グッズに身を包んで西が丘にいってきました。
ベレーザがめざすのは勝利のみ。勝てば勝ち点で並び、得失点差でまさっているINACをおさえて優勝が決まります。できれば複数得点、完封という今季のベレーザらしいサッカーで優勝を決めたいもの。
対戦したのは、ジェフ千葉・市原レディース。前期で完封負けしている相手です。
先制点が欲しい。いや、それ以上に失点だけは勘弁。そう思いながら試合を見守りました。
開始1分もしないうちに絶好の得点機をジェフのGKのスーパーセーブで逃し、勝つんだ! という気持ちをしっかり見せて観客をわかせたベレーザでしたが、その後は結構攻め込まれて、PKこそ免れたものの、ペナルティエリアの外ぎりぎりのところでのFKを与えてしまいます。このときは手に汗と雨を握りしめましたね。そのFKがゴールポストを叩いたときには、スタンドからは悲鳴があがりました。
その時間帯で選手たちも攻め急がない、カウンターには気を付ける、と緊張感があがったせいか、むやみに前の人数を増やすのではなく、じっくりパス回ししながらラインをあげていき、中盤の優先を保とうとしている、ように見えました。
待望の先制点が生まれたのは前半も半分以上終わったころ。
右サイドでパスを受けた山本柚月選手がドリブルで持ち込み、ペナルティエリアの外からファーサイドにロングシュート。今季何回も見た柚月選手得意のパターンです。
その後、左サイドの松田紫野選手がドリブルで持ち込んで胸がすくような見事なゴール。
前半を2−0で折り返したとき、なんとINACが先制されていることを知りました。でも、たぶん、いやまちがいなくINACは逆転するだろうと思いました。そしてそのとおり、結果的には3−1で逆転しました。
後半にも山本選手の、またも右サイドからスパーッと直線のスピードの速いロングシュートが決まって3−0。あとは失点せずに試合を終わらせることがミッションとなります。
最後を締めたのは、ベテランの宇都木選手と岩清水選手。ミッションクリアで、他会場の結果を待ってですが、優勝を決めました。
今季、数えてみればWEリーグとカップ戦、皇后杯もふくめて女子サッカーの試合を15試合ほど観戦しました。 スタジアムが行きやすいということもあり、一番多く見たのはベレーザの試合ですが、ほかのチームの試合にも足を運びました。ベレーザは一番(私好みの)魅力的なサッカーをしていて、選手一人一人のテクニックがプロにふさわしいうまさで、楽しかったのはたしかです。でも、ベレーザはついに今季も浦和とINACには勝てていません。強いな、と感じたのは浦和とINACのほうだったし、カップ戦では優勝した広島レッジーナに試合運びのうまさと強さを感じました。新潟もあなどれなかった。
ベレーザは松田監督は今季で退任。INACのフェリペ監督も退任。浦和もたぶん新しい監督が来るのでしょう。来季WEリーグの勢力図はどうなるのか? 楽しみでなりません。
ベレーザがめざすのは勝利のみ。勝てば勝ち点で並び、得失点差でまさっているINACをおさえて優勝が決まります。できれば複数得点、完封という今季のベレーザらしいサッカーで優勝を決めたいもの。
対戦したのは、ジェフ千葉・市原レディース。前期で完封負けしている相手です。
先制点が欲しい。いや、それ以上に失点だけは勘弁。そう思いながら試合を見守りました。
開始1分もしないうちに絶好の得点機をジェフのGKのスーパーセーブで逃し、勝つんだ! という気持ちをしっかり見せて観客をわかせたベレーザでしたが、その後は結構攻め込まれて、PKこそ免れたものの、ペナルティエリアの外ぎりぎりのところでのFKを与えてしまいます。このときは手に汗と雨を握りしめましたね。そのFKがゴールポストを叩いたときには、スタンドからは悲鳴があがりました。
その時間帯で選手たちも攻め急がない、カウンターには気を付ける、と緊張感があがったせいか、むやみに前の人数を増やすのではなく、じっくりパス回ししながらラインをあげていき、中盤の優先を保とうとしている、ように見えました。
待望の先制点が生まれたのは前半も半分以上終わったころ。
右サイドでパスを受けた山本柚月選手がドリブルで持ち込み、ペナルティエリアの外からファーサイドにロングシュート。今季何回も見た柚月選手得意のパターンです。
その後、左サイドの松田紫野選手がドリブルで持ち込んで胸がすくような見事なゴール。
前半を2−0で折り返したとき、なんとINACが先制されていることを知りました。でも、たぶん、いやまちがいなくINACは逆転するだろうと思いました。そしてそのとおり、結果的には3−1で逆転しました。
後半にも山本選手の、またも右サイドからスパーッと直線のスピードの速いロングシュートが決まって3−0。あとは失点せずに試合を終わらせることがミッションとなります。
最後を締めたのは、ベテランの宇都木選手と岩清水選手。ミッションクリアで、他会場の結果を待ってですが、優勝を決めました。
今季、数えてみればWEリーグとカップ戦、皇后杯もふくめて女子サッカーの試合を15試合ほど観戦しました。 スタジアムが行きやすいということもあり、一番多く見たのはベレーザの試合ですが、ほかのチームの試合にも足を運びました。ベレーザは一番(私好みの)魅力的なサッカーをしていて、選手一人一人のテクニックがプロにふさわしいうまさで、楽しかったのはたしかです。でも、ベレーザはついに今季も浦和とINACには勝てていません。強いな、と感じたのは浦和とINACのほうだったし、カップ戦では優勝した広島レッジーナに試合運びのうまさと強さを感じました。新潟もあなどれなかった。
ベレーザは松田監督は今季で退任。INACのフェリペ監督も退任。浦和もたぶん新しい監督が来るのでしょう。来季WEリーグの勢力図はどうなるのか? 楽しみでなりません。