Have a drink for two
今日飲んだおいしいお酒とおつまみを日記形式でお届けします。とりわけ通でもグルメでもないけれど、おいしくお酒を飲むために体調を整え、酒代を稼ぐために仕事をして、料理を研究するという飲兵衛が出会う毎日の極上のお酒の報告書です。
ご感想は一日に5人までですが、メッセージをいただけると嬉しいです。
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2003年8月の日記

8月31日(日)  理解がある?
つねづね「理解がある」という言葉が気になっている。
私が結婚して、子どもがいて、働いているというと、まず8割の確率で返ってくる言葉が「ご主人は理解があるんですね」。
娘たちは「うちはとくに門限が決められていない」というと、友だちから「理解のある親でいいね」と言われるそうだ。
理解……夫(わが夫だけではなく、夫というもの)は妻が働く上で何を理解すべきなのだろうか? 家事の分担? 仕事の内容? 育児方針? そんなのどれだけ話し合って言葉で理解していても、毎日の生活は理解だけではまわっていかない。
結婚するときに、私が専業主婦になるか、それとも共稼ぎするか、ということについて夫とは何も話し合わなかったし、いまにいたるまで一度たりと話し合ったことがない。会社に勤める、会社を辞める、フリーになる、こんな仕事をする、と私が報告するたび「あ、そうなんだ。やりたいことがやれるといいね」と夫は言う。
子どもの門限については、行く場所と帰宅時間さえはっきりしておいてもらえば、遅くなっても気をもまないですむ。急に遅くなるときには電話をかけてくればいい。そのために携帯を持たせているのだし。
仮に10時が門限だとして、それじゃ10時に帰ってきたら安心で安全かと言えばまったくそんなことないわけだし。私がやるべきことは決まり事を設けるよりもむしろ、子どもの危険察知能力を養い、危ない場所と人と事に近づかないように言い聞かせることではないかと思う。あ、話がずれた。
たぶん私が「理解がある」という言葉に引っかかるのは、なんだか立場が上の人間が下のものに承認を与えているような語感があるからだと思う。相手を信頼に足る人間として認めていないような感じがする、というと言いすぎだろうか。
やりたいことがあるのに、相手の「理解」がないからやれない、なんていう夫婦や親子関係はちょっとさびしいと思う。「理解」を求めなくてはならない関係もさびしいし、「理解」がないことを理由にやめてしまうのも残念だ。

夕飯はチヂミの予定。野菜チヂミとじゃがいもチヂミ。
No.285

8月29日(金)  気のおけない友だち
小学校からの同級生たちと一緒に一泊旅行してきました。
年賀状のやりとりくらいはしても、卒業してからはお互い仕事が忙しかったり、家庭を持って子育てに追われたりしたこの四半世紀は、顔を合わすことは少なく、ましてやゆっくりしゃべる機会などほとんどないまま過ぎてしまった。
たまたま5月に親しかった友人たちと飲みに行くチャンスがあった。不思議なもので、25年の空白なんて顔を合わせて乾杯したその瞬間に埋っちゃうのですね。あんまり楽しかったので、そのとき「今度は旅行でもしようよ」と誰かが言い出し、あっという間に企画がどんどん進み(またみんなノリがよい。よすぎるほどだ)めでたく一泊旅行が実現した。
気持ちのいい旅館においしい食事も満喫したが、なんといってもメインイベントはおしゃべり。しゃべるしゃべるしゃべる……オバたち6人は寝ているとき以外はしゃべりつづけた。何をそんなにしゃべることがあるのかと思うのだが、あるのだ、これが。
そしてまた笑う笑う笑う……何がそんなにおかしいのかわからないが、みんなでひっくり返って笑う。10代に戻ったみたいだ。なんの遠慮もなく、気遣いもなく(たぶんお互いしているのだろうけれど)、何か言っても「あ、こんなこといっちゃって、申し訳ないかな」とぐだぐだ考えないですむのが6歳からの友だちのありがたいところ。
2日間、これ以上ないほどリラックスして楽しめた夏休みだった。
さあ、つぎはどこに行こうかな!

そういうわけで、本当はごはんなんか作りたくなかったのだが、娘たちの友人が泊まりに来ていたので昨晩はしかたなくカレーを作った。さすがに私は食べられなかった。

No.284

8月24日(日)  新刊ニュース!
新刊が出ます。29日発売かな?
「100歳まで生きてしまった」
ニーナー・エリス著・実川元子訳 新潮社 1600円

アメリカのナショナル・パブリック・ラジオのプロデューサーでリポーターの著者が、全米の100歳以上生きた人たち(センテナリアンと呼ぶ)をインタビューして、20世紀の歴史をかたってもらおうと企画したことがもとになっている。
だが、センテナリアンたちは20世紀の歴史の語り部である以上に、現在と未来を語る人たちでもあった。老いていけば、それに100年間も生きていれば、語ることは昔話ばかりだろう、なんて若いモンの思い上がりだ。生涯に誇れる一枚の絵を描きたい。伴侶を見つけたい。布教したい。自分がやってきた仕事を書き残したい。そんな思いを熱く語るセンテナリアンなのだ。
年をとることは弱くなることではない。
老いることの強みだってたくさんあるのだ。
いつまでも元気で活躍できるように、健康には気をつけて……というのではなく、老いてこそできることを見つける力を養いたいな、と訳していて思いました。

昨日の夕飯。前日の残りの野菜入り肉団子、里芋のにっころがし、トマトときゅうりとコーンのサラダ、枝豆。
No.278

8月22日(金)  頭を使う、身体を使う
水泳なんて何がおもしろいのか、とよく言われます。健康のためにはいいかもしれないけれど、プールをぐるぐる往復してるだけじゃないか、と。
はい、私もそう思ってました。
ところが6年間も週に2回も3回もプールに通っちゃってます。もし健康のためだけなら、こんな面倒くさいことはやってないと思います。
私はあんまり運動が得意ではありません。身体が硬いし、運動神経は鈍い。でも水泳はそういう人間でも、いろいろと教えてもらって続けていれば、自分でも実感できるほど上達していきます。日々是進歩。
でもそのためにはやっぱり頭を使わなくちゃいけないのです。ただやみくもに泳げばいいってもんじゃないことがようやくこのごろわかってきました。コーチによって言われることがちがいますが、よく勉強しているコーチの言うことは説得力があるし、実際、その忠告に従うととても楽に、しかも速く泳げます。
ときどき水泳の本(「ターザン」とか)を読んで、採り入れられそうなところはさっそく実践してみたりします。
水泳にもちゃんと理論があって、その理論を理解しているかどうかでずいぶんとちがうように思うのです。とくに私のような中年にとっては。
頭を使い、身体を使う。身体を使いながら、頭も使う。ひとかき、ひと蹴りごとに「ふーん!」とか納得しつつ泳ぐのはおもしろいです。仕事ではなかなかこうはいかない。
一人で泳ぐのも楽しいけれど、スクールで大勢、しかも小学生から60代くらいまで、性別、職業種々雑多な人たちと、ただひたすら泳ぐっていう経験は、ほかのスポーツではなかなかできないことかもしれません。

夕飯は野菜入り肉団子、鶏肉とピーマン、葱の中華炒め、里芋の煮物。
No.276

たばた  [E-Mail] [URL]  2003/08/25/09:51:21   No.279
カナヅチの私も最近水泳を習い始めたんですが、ほんと水泳って頭を使いますね。チェックポイントが山のようにあって、一つのポイントに集中するとほかがおろそかに・・・。いちいち考えなくても正しく実行できる動作を増やすのが重要なのかな。

motoko  2003/08/25/11:52:35   No.280
たばたさん、水泳王国へようこそ(笑)
土曜日にNHKで中学生全国水泳大会があって、思わずじーっと見てしまいました。身体がしなやかでうらやましいです。きっと年齢それぞれにあった泳ぎ方っていうのがあるんでしょうね。

たばた  [E-Mail] [URL]  2003/08/26/14:00:30   No.281
年齢にあった泳ぎ方・・・やはり体力の面で、何時間走り回っても平気な子供と同じようにはできないので、動きはゆっくりしているのに体はどんどん進んでいくような、効率のよい泳ぎ方ができるようになりたいですね。
って、私は泳ぎ方を云々する以前の、泳げる/泳げないの段階なんですが(号泣)。

江崎リエ  [E-Mail]  2003/08/29/13:10:02   No.282
元子さん
よくこんなふうに泳いでいるペンギンの
アイコンがありましたね。しかし、何を
やるにも頭でも考えなくちゃってことなのね。

motoko  2003/08/29/13:42:30   No.283
頭で考えないで身体が動かせればいいのだけれど、そうなるとスポーツ(というか水泳)っていまひとつおもしろくないような気がするのですよ、リエさん。ヨガもすごい考えながらポーズをとるので、えらく疲れます。リエさんは自然にできる?

8月21日(木)  夢の暗示
夏休みですっかりだらけきった生活を送っているジツカワです。
ほんの一瞬だけですがね、いつもの習慣で6時過ぎに目は覚めるのです。時計を見て、ぼんやりした頭で「そういや夏休みだな」と思ってもう1回眠る……気づくと8時過ぎていてあせって飛び起きます。起きる理由はただ一つ「ゴミを捨てなくちゃ」。ゴミ収集は週4日ですが、生協の注文出しなどなどあるわけで、やっぱり8時には起きていないといろいろとマズイわけです。一応主婦だしさ。
さて、2度寝をしたときに必ず見る夢があります。場面設定や登場人物などは毎回ちがうのですが、夢の主題はいつも同じ。それは、あのぉ、大きな声で言うには、ましてやHPに書くにはなかなかはばかられるのですが(そう言いながら書く)「トイレを探す夢」です。それもかなり真剣に。
きのうはディズニーランドのパレードで、白雪姫の扮装をさせられてしまった私が(「このお姫様服を着る前にトイレに行かせてください」と言いたいのに、なぜかすっごいかっこいい七人の小人に囲まれて言えなくなってしまう)パレードの途中にオープンカーの上で踊らなくちゃならなくて、でも切羽詰まっているので踊りが変になって、それを王子様(なぜか坂口憲二。タイプとしては好みじゃないのに)がさりげなくフォローしつつ耳元で「トイレに行って来ていいですよ。ぼくがあとなんとかしますから」と言ってくれて、いたたまれないほど恥ずかしくなる、という夢でした。
そういや赤瀬川原平(尾辻克彦のネームだったかもしれないが)もエッセイでトイレの夢をよく見ると書いていました。トイレの夢……何かの暗示か、と言いたいところですが、ただトイレに行きたいというだけですね。そこになぜ白雪姫が、なぜかっこいい7人の小人が、なぜ坂口憲二王子が、と突っ込まれるとどんどんあやしいところに行きそうなので、もう突っ込まないように(汗)

夕飯は今日こそまじめに作る予定。作ったら書きます。
No.273

和賀  2003/08/22/11:22:10   No.274
数日ぶりにここに来たらカウンターが069999。メロンはかかってないけど縁起物だと思って、2秒後に再度あけたら070001。なんかくやしいです。私の夕べの夢は同僚の藤本さん(男)がなぜか会議中に入れ歯をはずして私のひざの上に置くのです。いいなあ白雪姫と坂口憲二で。

motoko  2003/08/22/12:42:19   No.275
カウンターは実を言うとメロンとか賭けてないと自分でもよく見てないです。70000越えたんだ。つぎは100000ゲッツでプレゼント企画かな。白雪姫の自分は「悪いもの見てしまった」という気持ちの悪さでした。白塗りで。坂口憲二の王子姿も。藤本さんの入れ歯のほうがいいかも。

8月19日(火)  Googleってすごい!
ちょっと思いついてGoogleで検索かけてみました。
す、すると、なんと……「ガンバ イラン 乳房」でトップにこのHPが躍り出るではありませんか!
ぐ、ぐーぐるってすごい……って感心している場合か!
この3つのキーワードが散りばめられている当ホームページへウェルカム。
そんなホームページをしこしこ3年以上も運営し続けている管理人もいい加減おかしいと思いますが、お越しいただいている69675人のお客さま(8月19日現在)もおかしいい、いえ、す、すばらしい方々だと感謝しております(滝汗)

夕飯はゴーヤチャンプル、もやしサラダ。
一応作ったけれど、友だちからお誘いがかかったのでこれから飲みに行ってきます。
No.272

8月18日(月)  やっと終わった!
えー、終わりました>お盆休み。
うれしいです。ぺんぎんも滝の涙を流して喜んでおります。
私はお盆休みと年末年始の休みが死ぬほど嫌いなんです。どっちかといえばお盆<年末年始ですけれどね。8月と12月は月のはじめから憂鬱になります。終わってくれるとうれしくてハイになります。今年もとにかく2003年夏は私の場合終わったんで、これからハイな秋仕様で行きたいです。

最近、いけないいけないやめよう切ろうと思いつつ、くっだらないドラマをずるずる見続けています。俳優(と呼ぶのもはばかられるほどだが)たちは演技がヘタすぎて笑えるほどだし、脚本はめちゃめちゃだし(私のほうがまだマシなセリフが書けそうな気がするほど)、内容の薄さときたらのけぞるほどですが、それでも見てしまうドラマの数々。
その中でもっともくだらないながら、妙に共感するのが「スタンドアップ」。童貞4人組の高校生男子が、なんとか童貞を捨てよう(?)と四苦八苦するひと夏の「冒険」です。主演4人男子プラス女子1人(二宮和也、成宮寛貴、小栗旬、山下智久、鈴木杏)がなかなかいい味出していて、息子娘たちの「不純異性交友を断固阻止」しようと奔走するお父さんお母さんたちもおもしろい。身体はすっかり大人で、でも社会的には子どもで、周囲に情報があふれていて、男の子も女の子も自分たちの性がお金に結びつくことをよくよく承知していて、それでいながら性は精神的なものと深く結びついているし、そうじゃなくちゃいけないことをちゃんと心得ている(でも照れくさくて言えない)、そんな中途半端でもやもやした気分を戸越商店街を舞台に繰り広げるわけです。
あと「元カレ」もつい見てしまう。広末と堂本剛の関係はどうでもよくて、ソニンと天野ひろゆきの「コンプレックス持ち」同士の恋愛が気になります。容姿コンプレックスがいかに恋愛(というか人間関係)の妨げになるかを誇張しているみたいで気分悪いけれど。
ほかにも「ひと夏のパパ」「ウォーターボーイズ」「屋根裏のネコ(韓国ドラマ)」などもチェックしているのですが、「スタンドアップ」と「元カレ」以外はぜんぜん共感できません。ウォーターボーイズの森山未来くんはいいけれど。

昨晩の夕飯はビーフシチュー(こんなものを食べておいしいと思う盛夏ってどうよ!)、きゅうりとみょうがの梅干し和え、大根のベーコン炊き。


No.271

8月15日(金)  年々薄れるお盆休み
新聞やテレビを見ると「お盆帰省ラッシュ」とか「お盆休みで都心閑散」とありますが、本当に世間はお盆なるものを伝統にのっとって執り行っているのでしょうか? きのうは打ち合わせで出かけたのですが、都心にはいつもと変わらずスーツを着た人たちがいっぱい歩いていましたし、帰りに寄ったデパ地下は混んでいたし、夜にたまたま通りかかった六本木ヒルズは大雨にもかかわらず人がぞろぞろあふれていました。
お盆……名ばかりという気がしないでもありません。
とくに都会では。

昨晩は寒さのせいか、咳がひどく出て朝5時に起きてしまいました。咳どめを飲み、洗濯して、ちょっと掃除してからまた寝ちゃったけれど。でもついに毛布を引っ張り出してしまいました。寒い、寒いです! ホントに8月ですか?

昨日の夕飯はあじの塩焼き、五目ひじき、茄子とみょうがの味噌汁、ししとうのじゃこ炒め、黒豆ごはん。
No.270

8月13日(水)  体重の不思議
朝着替えるとき、シャワーを浴びるとき、外出するために着替えるとき、体重計に乗ります。ま、つまり服を脱いだときには必ず体重計に乗るわけで。
一番体重が少ないのが、プールで泳いで帰ってきたときです。
一番体重が多いのが、夜、寝る前です。
一番多いときと少ないときでは、だいたい1キロ〜1.5キロ体重がちがいます。
ところがですねえ、最近この差がたったの0.5キロしかないんです。
代謝が落ちているんでしょうか?
それとも夏だからでしょうか?(→理由にならない)
しかもじりじりと体重が増加しています。
やだ!
夜は原則的に炭水化物を食べないことにしているのですが、それでも4日に1日は食べてしまう。するとテキメンに、そりゃもうテキメンに体重は増加します。
今日も黒豆ごはんでカレーを食べてしまった。
体重計に乗れません。

夕飯は黒豆ごはん、インド風マサラカレー、いんげんの煮びたし。
No.269

8月12日(火)  あがない
試写会に行ってきた。
「息子のまなざし」(原題:Le Fils)というベルギー映画。
まるでドキュメンタリーのような作り方。セリフは少なく、音楽はいっさい流れず、ひたすら俳優たちの後ろ姿を追いかけるカメラワーク。いったいどういう筋なのかが、途中までわからない。話してしまっては、もしかしたらこれから映画を見るかもしれないかたに申し訳ないので、あらすじは言わない。だが、少しだけ明かしてしまうと、息子を殺された父親と、殺した少年の物語。
いろいろな見方ができるのだろうが、私にとっては「罪と赦し」を問いかける内容だった。
犯罪は法律で裁くことができるだろうが、人の「罪」はいったいどうやればあがなえるのか。それを最後まで追いかける、というか、突き詰めていく。そこには神の存在が見え隠れするのだが、そういう話は一回も出てこず、ただひたすらに人はどうやって人の罪を赦せるのか(許し、ではなく)もしくは赦せないのか、というところで主人公がぐるぐるまわる。
俳優たちがまるで俳優ではないような、そこらへんのおじさん、おばさんと少年。演技をしているというより、俳優たち自身が自分と向き合い、相手との距離を測り、近づいては離れ、離れてはまた近づき、手を伸ばし、引っ込め、ということを繰り返す……ように見える。
なんら感動的な場面があるわけではない。しかも映画は唐突に終わってタイトルロールが流れる。余韻というにはあまりに重苦しいその終わり方。
いい映画です、傑作ですよ、と簡単に批評することを許さない厳しい映画です。
でもぜひいろいろな人に見てほしい。
映像の持つ力、映画でなくては表現できない、伝えられないものをたしかに見せている映画です。

夕飯は米茄子のモッツァレッラチーズはさみトマトソース焼き、カポレット、きゅうりのヨーグルトソース、スモークサーモンのサラダ。
No.268

8月9日(土)  67歳になったとき
先日NYに行ってきたというマツモトさんからおもしろい本を教えてもらった。
"A Round-Heeled Woman"Jane Juska
ジェーンさんは66歳のとき、NYタイムズに「67歳になるまでにできるだけたくさんの男性とセックスしたい」というアドを出す。
なんて大胆な! いったいどんな女性なのか? と裏表紙の写真を見たら、これがかわいらしくて、いたってまじめそうな女性なのだ。
なんでまたそんな広告を出したかというと、30代で離婚し、一人息子を一人で育て、長年高校の英語教師として勤めて退職した彼女は、ある日「このまま一生男性と関わりなく生きていくのはイヤだ!」と思ったからなのだ。
そこで友人と一緒に相手を見つけるためのパーティーに顔を出すのだが、彼女の年齢の女性が、異性を求めていることを理解してもらえず、相手が見つからない。業を煮やした彼女は、それなら広告を出してみようと思いつく。
その結果200通近い申込みが来て、会ったり、手紙をやりとりしたり、まあ、いろいろとあるわけ。
老年期の性を描いた、というとなんだかおどろおどろしく聞こえるだろうが、内容はいたって明るくユーモラスで、私は読みながら何回となくげらげら笑った。
デートの場面(何を着ていくか、裸になっても平気かと悩む)やら、手紙のやりとりやらもおもしろかったけれど、それ以上に女性が一人で心豊かに生きていく姿にほのぼのした。私もジェーンさんみたいな老後を過したい。老後っていうと、のんびりゆったりと言われているけれど、たぶん私はジェーンさん的な生活、つまり、毎日何かしらわくわくどきどきはらはらしながら生きていきたいんじゃないかと思う。67歳で毎日のんびり、なんてやってられないよ。
ちなみにround-heeled womanとは、性的にだらしない女性、という意味だそうです。かかとが丸いのがどう関係するのか?

夕飯はタンドリーチキン、茄子の揚げびたし、インゲンと豚肉の炒め物、私は食べなかったけれど一昨日のカレーの残り。
No.267

8月6日(水)  歩きながらタバコを吸う人が苦手です
若いときには自分だって吸っていたことがあるので、目くじらたてて「タバコは百害あって一利なし! ぜったいに吸うな」と責めたてるつもりはない。タバコの効用もきっとあるはずだし、一仕事終えたときの一服はこたえられないのだろう。健康に悪いと言われるものほど、快楽をもたらすのは否定できないしね。
それでも、それでもだ。私はどうもタバコが苦手である。
というより、周囲への気遣いなしにタバコを吸う人が苦手なのかもしれない。
夕方、買い物に出かけた。
そうでなくても道路が狭い商店街はやたらと混んでいた。
買い物袋を両手に提げ、重みでふらふら歩いていた私は、ふと異臭に気づいて顔を上げた。
な、なんと! すぐ前を歩く女性が提げたバスケットから煙が出ている
彼女の前を歩いていた男性が吸っていたタバコの火が、どうやら藁みたいな素材でできたバスケットに引火したらしい! すぐにばたばたと消したので大事にはいたらなかったし、注意された男性がひたすら謝っていたので騒ぎにもならなかった。たぶん。実は荷物が重かったのでさっさと通り過ぎてしまい、あとはどうなったのか実は知らない。
ただ、その27,8歳の、もしかすると整っているといってもよい男性の顔が、その瞬間はとてつもなくアホ面に見えたことはしっかり記憶に刻まれた。
歩きながらタバコを吸っている人って、なんであんなに品のないアホ面に見えちゃうんだろう。どんな美形も、矢も楯もたまらず快楽を求めてしまいましたというときには、無防備なところをさらけ出してしまうからかな。

夕飯は子どもたちが「夏ばて」とか贅沢なことを言うので、ちょっと凝ってみた。トマトの冷製クリームスープ、おくらとじゅんさいととろろの澄まし汁仕立て、枝豆とトマトのサラダ、生ソーセージのマスタードソース。
No.266

8月5日(火)  やっと夏になりましたね!
今年はもう夏らしい夏が来ないのではないかと期待、じゃなくって、危惧していましたが、やっと暑くなってきました。うんざり、じゃなくって、ほっとしますね。
さて、6月にひまだひまだひまだと騒いだのがたたったのか、なぜだか急に忙しいです。なので、まとまった日記はもう少ししてから書きます。
No.264

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