みなさま、体調は大丈夫なのかとお気遣いいっぱいいただきまして、ご心配かけてすみません。はい、もう回復しております。週末には京都に出張してきましたし、昨晩はボールも蹴ったような気がムニャムニャ。 出張で関西に行った帰りに実家によって父と食事をしてきました。母は多忙でほとんど家にいないため、最近は帰省するとたいてい父と私の二人で食事に出かけます。それはそれでなかなか楽しいです。18歳で大学進学のため上京するまでは、なんだかけむたくて父とはほとんど話もしませんでした。超多忙の仕事人間で家にいなかった父がどんな人間なのかを知らなかったというのが本当のところです。父も私がどんな娘なのか、何を考えているのかを知らなかったと思います。 家を離れてからは、ますます父と接する機会は減り、ほんと最近ですね、自分の父親の顔を正面から見て食事なんかするのは(爆)。さすがにこの年になると、たしかに父親は父親ではあるわけですが、なんていうのか、親しいおじ(い)さんみたいな感じの話題になるのです。去年読んだ本で一番感動したのは(父は川本三郎著『林芙美子の昭和』新書館にいたく感動したそうです)、とか、最近凝っているスパゲッティのソースは、とか……。あれ? これじゃ女友だちとの会話と変わらないや。 さて、きのう父親としゃべっていておもしろかったのは、「人間、年とっても色気をなくしたらあかん。色気は生きていくエネルギーや」という話でした。 「何もエロジジイやエロババアになれというんやないんや。だが服装に気ィ使うの忘れたり、異性の視線を意識せんようになったら、あっちゅー間に身体も頭も老化してしまうで。人間、死ぬまで色気や、色気」 父は医者として老人の患者さんをずっと診てきて、高齢化社会になった今だからこそ、老人の性愛をタブー視する風潮をあらためなくては、と痛感するのだそうです。 「老人の医療費を抑制するためにも、老人の恋愛に白い目向けるのやめたほうがいいな。100本の注射より、1回のときめきのほうがよう効くで」 そういいながら、父がときめいている気配はなく、ひたすらアトリエにこもって絵ばっかり描いているようなんですが(爆)。
今日はちょっとまともな夕飯を作ろう……。
No.422
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