Have a drink for two
今日飲んだおいしいお酒とおつまみを日記形式でお届けします。とりわけ通でもグルメでもないけれど、おいしくお酒を飲むために体調を整え、酒代を稼ぐために仕事をして、料理を研究するという飲兵衛が出会う毎日の極上のお酒の報告書です。
ご感想は一日に5人までですが、メッセージをいただけると嬉しいです。
[一覧] [最新]

2007年9月の日記

9月30日(日)  離脱中
やっぱり、というか、案の定、というか、風邪ひいてます。
熱があがったりさがったり、でも、37.5度〜39.1度→36.8度〜38.0度と下方に修正されつつあるので、あと数日で治る予感。やたらとアイスクリームが食べたい、というか、アイスクリームしか食べたくない、というのは何なんでしょうか?

というわけで、現在離脱中です。
メールのお返事もちょっと待ってくださいね。
No.1985

9月27日(木)  自分を甘やかす
 大学いって帰ってきて、お昼ごはんを食べて、急ぎの仕事に取りかかったものの、ものすごく調子が悪い。でもそこでやめるわけにはいかないので、頭を氷で冷やしながらがんばり、ごはんもつくり、片づけは子どもたちに頼んでまた仕事に戻ったのだけれど、具合の悪さがピークに達して、ついに早々と眠ってしまいました。ひと晩眠ったらなんとかマシになったので、とにかく締切を片づけていまにいたっています。
 今日は前々から約束していた会合があるので、夕方からお出かけです。大丈夫なのか、という内なる声も聞こえてくるのですが、大丈夫でしょう。私は体力あるから(体力あるなら、なぜ風邪ひいて熱を出してんだ? という意見もあるけれど、無視)
 いつも思うのだけれど、私は自分を甘やかすのがあまり上手じゃない。ま、いっか、と開き直ったつもりになるのだけれど、実はぜんぜん「ま、いっか」とは思っていなくて、いじいじ悩むのです。小島よしおだって「そんなの関係ねぇ」といいつつ、気にしているところが見えるから、みんな笑うわけでしょ? 「そんなの関係ねぇ」とはなかなか心の底から思えないよね。
 よく「一日一日をだいじに過ごして、無為の時間を過ごさないように」といわれるけれど、あれはほんと無駄な忠告だと思います。
 だって、その忠告を聞くべき人(だらだらと無駄なことをして過ごしている人)は、自分がだらだらと無駄なことをしているとはぜんぜん思っていないから、それが自分のことだと思わないだろうし、反対に一分一秒を惜しんで「役に立つこと、有意義なことをしよう」と思っている私みたいなタイプをますます追いこんでしまう。
 自分を甘やかして、何もしないことにも罪悪感を覚えないようにすることが、いまの私には大事なのかもなあ、なんてごほごほ咳をしながら思うわけです。

夕飯は娘がつくってくれるそうです。私はお出かけだけど。
No.1984

9月25日(火)  アベたんのことが笑えない
 土曜日あたりから、どうも具合が悪いなあと思っていたら、なんと風邪をひきました。ううう、情けない。
 ここで打ち明けるのは、こないだ「身体具合が悪いとむやみにグチるな」とアベたんを批判したところなので、気が引けます。でもグチってしまう。咳が出る、頭が痛い、節々が痛い……やだやだ!
 アベたんと私は同い年だということを発見。(林真理子氏とも同い年らしい。今日新聞で読んだ)。身体具合が悪いときに「もうトシだよね」というには若すぎ、胸を張って「まだまだ若い」と自分を励ますのも気色悪い年齢です。無理をすれば、体調を崩すんだよ。だから自己管理が必要なんだよ。

体調が悪化したのは、テロ対策特別法案のせいではなく、ガンバの調子が悪いからです。私にとっては、インド洋の給油よりもガンバのほうがメンタルとフィジカルを左右するのです……ってそれ言い訳? 自虐?

 でも今週は月末締切ウィークなので、休めません。明日から大学の講義も始まるし。首相の責務の500分の1くらいだけれど、一応一寸の虫にも五分の責務はあるわけなのよ。だからこれからまだ仕事をするのよ。

 今夜は中秋の名月。お月さまがきれいです。

夕飯は牛丼もどき(里芋の肉じゃがに卵を落としてごはんのうえにのっけてみた)、豆腐と大根と油揚げの味噌汁、秋刀魚の刺身にわかめときゅうりを添えて。
食欲がなかったんだけれど、いま食べなかったらアベたんになってしまうと福田さんの組閣ニュースを見ながら必死につくって食べました。
No.1983

9月21日(金)  ナマったカラダにカツ!
 ここ数ヵ月、とても忙しかったので運動をサボってました。ストレッチさえもやらなかったためか、全身もうぼろぼろ(のような気がする)。腰は痛い、おなかはたるむ、電車が来るのが見えていても走らない。これはマズイ(ような気がする)ので思いきってスポーツクラブに入りました。歩いていけるところにあるご近所のクラブです。
「ジムに通う目的は?」と聞かれて「筋力アップ」を選んだのですが、身体検査(身長、体重、筋肉量、脂肪量、左右バランスなどを測る)? をされて「アップする必要はない。維持するだけで十分」といわれました。筋肉量と体脂肪と基礎代謝量が30代の男性並みなんだそうです。ほくほく喜んで家に帰ってきて娘たちにいったら「気持ち悪い」と一蹴。「それ、人に言わないほうがいいよ。みっともないから」とトドメを刺されました。でも、やっぱり言いたいので、しっかり書いちゃってます(笑)。
 しかし、いくら数字で示されても、本人は「運動不足」「筋肉が落ちている」ことを感じているので、しばらくひんぱんに通うことにします。

夕飯は、ロールキャベツと野菜のシチュー、タコとワカメの酢の物、海ぶどう。
No.1980

mariko  2007/09/20/23:01:01   No.1981
みっともなくなんかないよ。とってもかっこいいです。そうかあ、やっぱり体力あるんだなあ。じゃなきゃ、あれだけの仕事はできませんよね。わたしも、(小さな声で)カツ!

motoko  2007/09/21/10:40:13   No.1982
いやいや、marikoさんもすごいではないですか! お仕事の集中力は完璧脱帽です。私は量で勝負しているところがある(とほほ)

9月17日(月)  8割でいきたいんだけれど
ふ〜、ゲラの校正が終わりました。あとがきを書かねばならないけれど、ちょっとほっとした。締め切りまでに終わらないのではないかと、途中でかなりあせったから。
ガンバが負けると、目がつぶれなくなるので(目をつぶると失点シーンがエンドレスで流れる気が狂いそうになる)、夜が眠れなくなり、仕事がはかどります。ははは(力なく笑う)。
さて、勝ち点4差には目をつぶり、前を向くことにしよう。私が前を向いてどうする、という気もしないでもないが、それはそれとして。

今回も実家に帰ってました。母と家事のポイントがちょっとずつちがうので、あれ? と思うことがあります。私ならここを重点的にやる、というところは母がズサンで、母が気にするところを私はまったく気にしない。たとえば母は洗濯物の干し方がいい加減。掃除もしない。でも料理にはこる。出汁はちゃんととるし、そうめんやうどんの汁をありものの瓶詰めなどですますなど許さない。包丁も使うといちいちとぐし、野菜、魚、肉などすべて包丁を使い分ける。
よく家事のやり方は母親から娘へと伝えられる、といいますが、あれは我が家の場合にはあたりません。私も妹も、母の家事のやり方は踏襲せず、各自、自分のやり方を長年にわたって確立してきました。だから妹と私も家事に対する姿勢ややり方がちがう。もっといえば、娘たち二人も得意分野ややり方がちがっていて、たぶん彼女たちが独立すると、私とはまったくちがう家事スタイルを育んでいくのでしょう。
私が実家でせっせと掃除や洗濯や炊事に励んでいると、父が「8割くらいでええんやで」といいます。100%やってしまうと、家事をしている人も、家事サービスを受ける人も負担になるそうです。
でも、せいぜい月に1回しかいけないので、やっぱり実家の家事には100%で臨んでしまう。力を抜くことがなかなかできません。ま、力が抜けないのは、何も家事ばかりではありませんが。

さて、ゲラ読みも終わって、発送準備もしたし、今日はさすがに失点シーンに眠りを妨げられることがないだろうから(苦笑)、寝ようっと。

夕飯は買ってきたお弁当。
No.1979

9月13日(木)  やれやれ
昨日、昼間に試写会で『君の涙、ドナウに流れ―ハンガリー1956』を見た。ハンガリー動乱については、私が子どものころ、民主化を求めて暴動が起きて収拾がつかなくなり、ソ連軍が鎮圧した、程度の知識と情報を持っていたのだが、この映画を見て、それがまったくもって誤っていたことを知る。まったくね、いまさらながらだが、自分の歴史認識の甘さに恥じいるわ。
(映画はメルボルン・オリンピックで、ハンガリーの水球チームが準決勝でソ連を破り、決勝でユーゴスラヴィアを破って金メダルを獲得する話が重ね合わせて描かれる。その金メダルの重みと、それを取るために故国を捨ててきた選手やスタッフたちの哀しみがしみる。映画としてもすぐれているので、ぜひ見てもらいたい!!)

 そして試写室を出て、つぎの書評用の本を探そうとブックファーストに向かって歩き出しながらケータイをチェックしたら、
「安倍首相、辞意を表明」
の大ニュースである。
 つぎは麻生さんだという話がもっぱら。
 しかし、だ。映画を見てきたからいうわけではないが、この2人の歴史認識って、小学生のころの私以下かも。誤っている、というのならまだ正せるという意味で救いようがあるが、認識する力がつたないところがつらい。歴史を見るバランス感覚がない。それが発言の一つひとつににじみでている。歴史認識こそ、政治家に問われる資質なのになぁ。なんかなぁ〜(ため息)

 ところで、安倍さん辞任の大きな理由のひとつが「健康状態が悪い」ということだそうだ。(後記:さっきTVをつけたら、緊急入院なさったそうで。「病人に鞭打つ」ようなことを書くのはどうかとあとを削除しようかと迷ったのだが、それでもやっぱりおかしいことはおかしいと言っておかなくちゃ、と思いなおしてそのまま掲載します)
 今日の日経新聞には「おかゆしか喉を通らない」と書かれていて、本人だか側近だか知らないが、一国の首相という重大な責任をになっている人の健康状態をそういう言葉で出すほうも出すほうだとあきれた。
 仮にも一国を背負って立つ、とみずから宣言した人である。まさに公人であって、その健康状態はプライベートな問題ではない。だから事前に入念な健康診断が行なわれ、そこでは大丈夫と太鼓判を押されたと、少なくとも新聞では報じられていた。しかも所信表明演説までしちゃっている。
 それなのに「もともと胃が丈夫ではないうえに、激務と心労で食事が喉を通らなくなった」と今頃になっていうのってどうよ。しかもそれを辞任の理由にするか?! 健康診断をした医師、出て来い! の問題である。そもそもその激務も心労も、自分が招いたことばかりじゃないか!
「弱者の立場に立っての視点がない(安倍さんは病人ではあるが、断じて弱者ではない。一応断っておく)」という反論がくるのを承知でいわせてもらうと、私は関係のない人(医者でもなんでもない立場の人間に)「からだの調子が悪い」とか「からだが弱い」という人が好きではない。なんだかそういう人って、自己愛がめっちゃめっちゃ強い人に思えるからだ。
 安倍さんは側近はもちろんのこと、そんなことは断じて口にだしてはいけない人(たとえばマスコミや政治家のなかよし)に、つい「疲れたなあ」「胃が痛い」「調子悪い」とか言っちゃっていたのではないか。だから新聞にも「首相はもともと胃が丈夫ではなく、よくおなかをこわしていた」という談話が、お友だちからもれてしまうのだろう。
 もし私が安倍さんと友だちだったら(ぜったいにありえないけれど)、きっと「大丈夫ですか?」と同情の言葉をかけながら、「甘えんじゃないよっ!」と内心でキレていたと思う。もし安倍さんが上司や同僚で、しかもあまりいい感情をもっていなかったら、性格が悪ければ足をすくう材料にしたかもしれないし、少なくとも仕事を安心して任せたりはしないだろう。
 でもねえ、安倍さんみたいに「からだ具合がいまいち」と無防備にこぼしまくる人のほうが、「身体の調子が悪い」なんて弱みは敵には口が裂けてもこぼせない、と思っている私より長生きするのだ。あああ(頭をかきむしる)

夕飯は「芸術的な秋刀魚をごちそうします」というおいしいお誘いをいただいたので、食いまくってやる! 胃(だけじゃないが、とくに胃と心臓)は丈夫だから。
No.1973

ケロちゃん  2007/09/13/15:21:11   No.1974
今日、銀座の教文館で、新刊が平置き?積み?されてました。近所で予約したので買わなかったのですが。北欧にも子どもの留学にもとても興味があり。聡明そうな美しいお嬢さんの写真に引付けられ、さらに読みたくなりました!娘はまだ4歳ですが・・。
でも遅いな三省堂。

motoko  2007/09/13/16:32:16   No.1975
わー、ケロちゃん、ありがとうございます。ほんとにうれしいです! 聡明とか美しいとかは似合わない娘ではありますが、そう言っていただくと親としてはテレながら顔がにやけます。お読みいただいたら、ぜひ感想もお聞かせくださいね。

9月10日(月)  映画2本……男はたいへん、かも。
 仕事が一段落したところで、映画を見に行きました。
『帰郷―ボルヴェール』
ペネロペ・クルスがキュート&セクシー。あらすじはネタばれになるのでやめときますが、「え? そんなのアリ?」と首をかしげたくなるシーン続出。でも、でも、でも、ペネロペ・クルスを見ているだけで十分楽しかったです。悲惨な役なのに、ちっとも悲惨さを感じさせないその巨乳とつやつやの黒髪(関係ないか?)。ミニスカートから出る脚は「美脚」という広告にそのまま使えます。ファッションも「あなたほんとうにビンボー?」というくらいおしゃれ。
 しかし、その美しさに悩殺される男だったらもっと楽しめるかも……ということはけっしてありません。なぜなら、これは「オトコを抹殺することで、オンナは心安らかに楽しく生きられる」というのがテーマだからです。怖ェェェ!!

 でもって、「オトコってやっぱバカ?」という女の子の心の叫びがそのまま映画になってしまったのが『オフサイド・ガールズ』。
 イランでは女性はサッカーの試合が観戦できないそうです。法律で定められているわけではないのですが、とにかく女性がスタジアムに入ると逮捕されてしまう。それでもこの試合でW杯出場が決まる! という試合にもぐりこもうとした勇気ある女の子たちが主人公です。
 そういう女の子は実は大勢いるらしく、あの手この手で検問をくぐりぬけて試合を観戦している、ということも描かれています。男装するだけじゃない。ときには障害者を装い、ときには監視の兵士になりすまし、ちゃっかりもぐりこんじゃうわけです。
「なぜ女性はサッカーの試合が観戦できないか?」
 逮捕された女の子たちが、逮捕した兵士たち(男)に聞きます。
 その答えに男たちはみんなつまる。つまるなよっ!!
「男と女が一緒にいるとよくないことが起こるんだ!」
「は? よくないことってなに?」
「なにっていわれても、と、とにかく、いけないってことになっているんだ!」
 なおも食い下がられてやけっぱちの答えがこれ。
「ス、スタジアムでは男たちがみんな汚い言葉を叫ぶからだ。そんな言葉を女たちが聞いたら卒倒してしまう」
 そのあとも女の子たちが繰り返す「なぜ?」の連発に、男たちは誰ひとり答えられない。みんな「規則でそういうことになっている」「将校がそういっていた」「女は清く弱いから、サッカーの試合を見たら病気になってしまう」なんて笑止千万の答えしかできなくて、当然ながら女の子たちに「あんた、バッカじゃないの!」「ちっとは自分の頭でモノを考えなよ」とか鼻で笑われてました。

 この2本の映画を見ると、しみじみ「男をやっていくのが、ほんとにたいへんな時代になっちゃったんだな」と思いましたね。いやね、女もたいへんだけど、それでもたいへんな自分を自分でホメてあげるとか、たいへんななりに楽しみを見つけるとか、解決策を見出す(たとえそれがオトコを抹殺することであっても)エネルギーがありそうな気がします。
 ところが、男のたいへんさは、これまでの「男」を全否定するところから始めなくてはならないところにあるんですね。少なくとも、映画の舞台であるスペインやイランでは、男が男であろうと努力すればするほど、女にうとまれ、バカにされ、もっと悪いことには無視され、抹殺されてしまう、そんな時代になっているのかも。それに危機感をもったからこそ、監督(男性)の視点からこんな映画がつくられたのでしょう。でも、エライのは「悲惨な話」としてではなく、「笑える話」としてつくったところ。いや、少なくとも女は笑えますよ。
 といっても、別に女が強くなったとか、フェミニズムがどうの、という話ではまったくないのです。ただひたすら「男の人って、ほんとたいへんね〜」とちょっと同情と失笑を誘うのでした。

夕飯は豚汁、玄米ごはん、きゅうりとみょうがの甘酢漬け、おくらのさっと煮。でもつくるだけつくって私は外食。
No.1972

9月6日(木)  新刊!「受けてみたフィンランドの教育」
「受けてみたフィンランドの教育」
実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)

でへへ、と照れるしかないのですが、娘との共著です。
というか、私はほんの添えもの。ほとんどを娘が書いています。
教育のこと、留学のこと、フィンランドのことに興味がある方は、ぜひお手にとってごらんください。
書店に並ぶのは来週、12日以降になります。
アマゾンでもまだ出ていません。
今日見本が届いたので、ひと足早く宣伝させてください。

(帯に編集者が書いたものをそのまま引用します)
日本の中高一貫進学校に通う普通の女子高生が
世界一の教育を体験した
塾もない。偏差値もない。
なのに世界一。なぜ?
子どもを留学させようと思っている親への解説付

高校時代に留学するとはどういうことなのか

フィンランドの公立高校に一年間留学した娘と
その母親の両方の立場から書かれた本です。
留学の準備から、在籍高校との調整、帰国後の進学・就職まで
親子が知りたい情報が満載!

世界一には理由があった!
☆英語は書かせることに始まり、書かせることに終わる
☆「勉強する」ことは「読む」ことである
☆プレゼンテーションから自分を表現することを学ぶ
☆わかっていないまま、進級することのほうが恥である
☆塾はない。しかし、授業中は徹底的に集中する
☆年齢に制限のない社会が生む受験のない世界

娘が帰国したときに、フィンランドの学校での話をいろいろと聞いておもしろいな、と思っていたのですが、まさかそれが本になるとは思っていませんでした。
娘は「書いてみませんか?」というお話をいただいたときに「自分に本なんか書けるのか?」と半信半疑だったのですが、「それじゃとにかくやってみます」としこしこ1年近くかけて書きました。
私が手を入れた、と思われるかもしれませんが、編集者に「お母さんには見せないように」といわれた娘は、読まれるのがいやだってこともあって、ついにゲラになるまで私に見せてくれませんでした。
でもって、ゲラで私がせっせと直したら、編集者に「妙にうまくなってしまうのはよくない」と私の直しはいっさい無視されてしまうことに(とほほ)。
なので、えーっと、私は娘の書いたものには関与していません。いいわけのようですが、ほんと、彼女が独力で書き上げたものです。
なるほどね、「うまく書こう」とか変に気負わないで、感性で突っ走って書き上げた文章には勢いと力があるんだな、と思いましたね。
親バカちゃんりん(死語)ですが、くすくす笑えるところも、ほろっとくるところもある、新鮮な留学体験記です。ぜひ読んでやってください!!

(画像は表紙です。帯に娘の顔写真が入っているのですが、「ぶさいく!」とあまりに嘆くので、帯なしでいってみます)
No.1968

キムラ  2007/09/07/02:42:42   No.1970
ご上梓おめでとうございます!装丁はフィンランド国旗がモチーフですね。
真由ちゃんの名前の方がQ数が大きいのはそういうわけだったのですか。デビューが文春とは凄いです。
フィンランド大使館にも贈ると喜ばれると思います。
拝読するのが楽しみです。

motoko  2007/09/07/10:27:10   No.1971
キムラさん、ありがとうございます。そう、フィンランド国旗がモチーフで、地にお友達がお別れにしてくれたサインをしいているそうです。
(さっそくまちがいをいくつも見つけて、ちょっと落ち込んでいます。増刷を願うしかないですね。)
私達もキムラさんに読んでいただけるのを楽しみにしています。

EMY  2007/09/14/16:18:34   No.1976
さっそく購入、一気に読みましたよ。ヴィヴィッドな真由さんのパートと、情報量に富んだmotokoさんのパートが合わさって、いい本になりましたね。親として教師としていろいろ考えさせられました。カバー折り返しの母娘ツーショット写真もすてき。

未母  2007/09/15/23:57:46   No.1977
買いました! これから読みます。楽しみ。

motoko  2007/09/17/14:39:36   No.1978
お、EMYさん、ありがとうございます。親として、と、教師として、の両方の感想が聞きたいです。
未母さんも、ありがとうございます!
感想をお聞かせくださいね!

9月3日(月)  関西の風
 いま実家のある関西にいます。
 何をしているかというと、「家事」。この私が、家事!! ははは(力なく笑う)。
 すごいぞー、朝から晩まで家事をやってるんですよ、この私が。
 一人留守番をしていた父が「家におって、こんなにやることがいっぱいあるとは思わなんだ」とため息をついていましたが、私も同じことをひそかに思っています。朝早くから、夜まで根をつめて働いても、まだ終わらない、家事。すごいなあ、お母さん。いまさら気づくなって
 我が家でも、(家事を任せてきた)娘たちに気づいてもらいたいものです。半分本気でいってます。

 さて、朝ごはんつくって、掃除して、洗濯して、昼ごはんつくって、庭掃除して、洗濯もの取り入れて、片付けものして、買い物いって、夕ごはん作って、という一日の流れのなかで、なんといっても私が盛り上がるのが、買い物と炊事です。
 なぜなら、食料品が関東と関西ではちがうから。
 とくにちがうのが、魚。
 関東にはない魚がいろいろあって、種類だけでなく、姿かたちがあきらかに関東とはちがって、私、大興奮。
 野菜もちょっとずつちがいます。しかも、おいしい。しかも、割安。
 私は基本、野菜8:肉・魚・卵など2の割合で食事をつくるのですが、関西だとそれがとても簡単。肉をあまり入れないでメニュー構成できます。
 ちなみに今夜のメニュー。
 
 うまき(大根おろし添え)、さわらの西京漬け、鯛の湯引きにきゅうりとわかめとシソの葉の甘酢かけを添えたもの、つまみ菜(とあるけれど、関東のものとはあきらかにちがう)の鰹節あえ、じゃがいもの冷製スープ
(このほかに水なすをみょうがとしそとしょうがで塩もみしたもの、茄子のじゃこ煮、ミニトマトのシャーベットとかもつくったのですが、父に「さすがに多すぎる」といわれて、しぶしぶ冷蔵庫に)
No.1966

mariko  2007/09/06/11:32:59   No.1967
そうなの、魚の顔が違うのよ。わたしは反対に結婚したてのとき東北から関西に行って、魚屋に見慣れた顔がないので、すごくさびしい思いをしました。「知らないひと(魚)ばっかり…」。野菜もそうだった。なんに使うのかわからない野菜があって、料理が頭に浮かばないのですよ。

motoko  2007/09/06/22:25:05   No.1969
でしょー!>marikoさん。茄子ひとつとっても、形も大きさも味もちがうものが何種類も並んでいるの。かぼちゃもそう。どうやって食べるのかな、としばらく手にとって考えました。魚は基本、尾頭つきだしね。でも料理が楽しかったです。

9月1日(土)  地球温暖化と少子高齢化
 猛暑の8月が終わり、数日前からすっかり秋の気配ですね。今年はたしかに非常に暑かったけれど、去年も同じ時期に暑くなって、同じくらいの時期に一気に気温が下がって秋の気配になりました。残暑が厳しいといわれているけれど、昨年を見ると、9月は30度を越える日があるものの、雨が降ったりやんだりでそれほど高気温は続かなさそう。7年も日記書き続けていると「異常気象」が、実は異常というほどではない、というかそもそも「異常」とは何を正常という基準にしているのか、それを問いただしてからだ、と思います。
 地球はたしかに温暖化しているのだけれど、何を基準に「温暖化」としているのか? 定点観測でたとえば東京を例にとればあきらかにあがっているけれど、それを「地球」と拡大していいのか? 原因のどれくらいが二酸化炭素排出によるものなのか? もう少し長い、広いスパンで調査し、考えて対策を練らないとね、とね。なんてエラソーなことをいってみる。
 少子化対策、というのも同様だなあ、と新しく担当大臣になった人のしゃべることを聞きながら思います。子どもが減ることの何が問題なのか? 突き詰めれば税金と年金の問題、つまり国庫の財源確保できないことが大きいわけでしょ? 少なくとも彼女の言うことを聞いているとそう思う。それなら子どもが、というより、日本人の子どもが減ることが問題なわけで、それじゃ日本人とは何か、という定義から始めたほうがいいのではないか、などヒマになったから大臣演説なんか見ながら、白玉あずき(→いまマイブーム。っていっても、この2日間続けて食べただけだが)を食べながら、ぐでぐで考えるわけです。
 それにしても、その前の太めの大臣もそうだったが、いうことが恐ろしく保守的。私より若い女性とは思えない。「できるだけ多くの若い方々に結婚して家庭を築いていただき……」っていきなり始まった「少子化対策」の前提に、結婚して家庭を築かないでは子ども産むな、ということなのか、とひそかにツッコミ。先進国を見渡すと、未婚既婚に関係なく、「夫婦」ではなく、「子ども」に焦点をあてて教育・医療など福祉を充実させることで、子どもの数が増える、というのは欧州を見ていればわかること。未婚でも子どもを産んで、安心して育てられるとわかれば、子どもを産む女性は増えるのです。それが本当に女性にとっても子どもにとっても、そして男性にとっても幸せなことはか別にして。
 そして私は、高齢化問題にいよいよ直面することになり、今日から実家に帰省します。誰もが通る道、ですよね。親の高齢化とちゃんと向き合わないと、私の老後もない。そういうわけで、こんな公開の場でいうのはなんですが、PCをもっていかないので、連絡はしばしケータイにお願いします。
No.1965

No. PASS
 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
トップページへ
HOME

本サイトの掲載文ならびに掲載写真、イラストの無断使用を固く禁じます。
All Rights Reserved.Copyright(C)2000-2006 Motoko Jitsukawa
[日記一覧]
shiromuku(fs1)DIARY version 1.01