書籍紹介

訳したのは、書いたのは、私だけれど、本は大勢の方たちとの共同作業。だからこそ、どの本もいとおしい。これからも長く愛される本にかかわっていきたいです。
book_raffa.jpg「愛ってめんどくさい」
ラファエラ・アンダーソン著
ヴィレッジブックス
実川元子訳

ラファエラ・アンダーソンは18歳のとき、処女でハードコアの世界に飛び込んだ。 理由? 自立したかったから。父親や兄たちに意味もなく殴られる生活におさらばし たかったから。デビュー後たちまちポルノ界のトップスターになったラファエラだ が、4年後につらくなって「隠退」した。本書はその4年間を逐一つづった手記であ る。現場で働いた女性から見たヨーロッパのハードコア・ポルノの世界は明暗二つの 面を持っている。暗い面では、お金をめぐるいざこざ、人種差別、男女差別 、プロ デューサーと寝なくては仕事にならない性の奴隷制度、どんどんハードになる内 容......等など人間の醜いところがむきだしだ。だがラファはいやなことばかりじゃな かった、と言う。いい仲間もたくさんできたし、人から認められる喜びも味わった し、いろいろな国に旅行できていいこともたくさんあった。何よりも、自分で稼いだ お金で自由に生活できることはすばらしい。そんなラファのたくましく、でも少し悲 しいポルノ女優生活を味わってみてください。

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「クリエイターになりたい」

女の子のための仕事ガイドシリーズ 第8巻
文章、絵、音楽、コンピューターの4分野にわたって、それぞれにかかわる仕事をインタビューと「どうすればなれるか?」の2本だてで紹介しています。一流の仕事をしている(もしくは志している)女性たちの言葉は、きらきら輝いています。写真が増えて、ますます読みやすくなりました。中高生向けですが就活の大学生にもぜひ読んでもらいたい。

新刊 「天才シェフ、危機一髪」

キンバリー・ウィザースプーン/アンドリュー・フリードマン編
実川元子・松野泰子訳
日経BP社
「世界一流レストランの舞台裏で起きた40の本当のお話」というサブタイトルが示すとおり、今もっとも輝いているレストランのカリスマシェフたちが経験した、厨房でのトンでもないエピソードを集めたコラム集。客の立場ではうかがい知れない一流レストランの裏のドタバタぶりを知ると、レストランに行くのがもっと楽しくなるかも?!おいしいレシピも必見!

新刊 「サウンド・バイツ」

アレックス・カプラノス著
実川元子訳
"Take Me Out"で2004年に世界的にブレークしたスコットランドのロックバンド、フランツ・フェルディナンド(バンド名は、響きがよいから、という理由で、サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をつけたとかいう)のヴォーカル&ギターのアレックス・カプラノスが、ワールドツアーで食べたものをつづったエッセイ。

新刊 「巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情」

スーザン・セリグソン著
実川元子訳
早川書房
1470円(税込)

新刊 「受けてみたフィンランドの教育」

実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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