書籍紹介

訳したのは、書いたのは、私だけれど、本は大勢の方たちとの共同作業。だからこそ、どの本もいとおしい。これからも長く愛される本にかかわっていきたいです。
los.jpgロサンゼルスの魔力--伝説のホテルから始まるミステリアス・ツアー
A.M.ホームズ著
早川書房
訳:実川元子

 NY在住の作家(女性)が、ナショナル・ジオグラフィックから「どこでもいいから好きなところに行っていいよ。旅費、滞在費全部持つから。条件はそこについての本を書くこと」という信じられないほどおいしい話をもらい、選んだところがロサンゼルス。
 同じアメリカでも、NYとロスじゃ異国のようにちがう。旅行客だって歩いて回れば気分はニューヨーカーになれるNYとは対照的に、ロスは車でなければ移 動不可能だし、だだっぴろくて住民でさえも街の全貌がつかみきれない。何を見て、どこに行けば、「私はロスに行ってきた」と言えるのか。そんな茫漠とした ロサンゼルスにやってきた著者が、名門ホテル、シャトー・マーモントに滞在し、地震について、ロスのユダヤ人について、ロスの老人について取材し、考えま す。ある意味不思議なロス体験。
 巻末の海野弘さんのエッセイがとてもおもしろいです。というか、これはアメリカの一面を知る上で必読!

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「クリエイターになりたい」

女の子のための仕事ガイドシリーズ 第8巻
文章、絵、音楽、コンピューターの4分野にわたって、それぞれにかかわる仕事をインタビューと「どうすればなれるか?」の2本だてで紹介しています。一流の仕事をしている(もしくは志している)女性たちの言葉は、きらきら輝いています。写真が増えて、ますます読みやすくなりました。中高生向けですが就活の大学生にもぜひ読んでもらいたい。

新刊 「天才シェフ、危機一髪」

キンバリー・ウィザースプーン/アンドリュー・フリードマン編
実川元子・松野泰子訳
日経BP社
「世界一流レストランの舞台裏で起きた40の本当のお話」というサブタイトルが示すとおり、今もっとも輝いているレストランのカリスマシェフたちが経験した、厨房でのトンでもないエピソードを集めたコラム集。客の立場ではうかがい知れない一流レストランの裏のドタバタぶりを知ると、レストランに行くのがもっと楽しくなるかも?!おいしいレシピも必見!

新刊 「サウンド・バイツ」

アレックス・カプラノス著
実川元子訳
"Take Me Out"で2004年に世界的にブレークしたスコットランドのロックバンド、フランツ・フェルディナンド(バンド名は、響きがよいから、という理由で、サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をつけたとかいう)のヴォーカル&ギターのアレックス・カプラノスが、ワールドツアーで食べたものをつづったエッセイ。

新刊 「巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情」

スーザン・セリグソン著
実川元子訳
早川書房
1470円(税込)

新刊 「受けてみたフィンランドの教育」

実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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