青黒を追いかけて

いつの日か引退したら、ガンバ大阪のホームスタジアム近くに住んで練習見学に通い、日本中はおろか世界中ガンバを追いかけて遠征するのが夢です。

 来週、成人式を祝う次女の髪型を決める、という用事があったので、第二試合、藤枝東VS高川学園から観戦。国立に到着したら、ちょうど第一試合の流通経済大柏VS津工業の試合で、流経柏が6点目(!)を入れたところでした。大前くんは乗せるとコワイ選手なんですが(高円宮杯のVS青森山田戦のときで確認済み)、今日はノリにノッてしまったらしい。まあ、実力差は歴然だったそうなので、納得の結果だったのかも。

 当然ながら藤枝東側で応援。実は準々決勝もわざわざ市川臨海競技場まで観戦にいって、すっかり藤枝東サポになっている私です。来週の決勝は藤色グッズをつけて行かなくては。

 試合は前半は藤枝東ペース。前半の15分ころからパスがまわりだして枠内シュートまでいくようになったところで、藤枝のリズムが生まれました。好きだなあ。こまかいパスをスピーディーにつなぎながら、ファンタスティックなプレイでゴールに迫る、という藤枝のサッカーが。5番石神くん→10番河井くん→11番松田くんという中心ラインの3人が、やりたい放題やっていました。

先制点は(藤枝の)左サイド、ゴールライン際で河井くんが高川学園のDF2人に囲まれながらボールをキープ。フォローに入った8番平井くんにいったん預け、すぐにペナルティエリアに走りこみ、平井くんからパスを受けた松田くんがヒールでちょんと戻したボールをダイレクトでシュート。美しいゴールでした。

試合後のコメントで、松田くんが「河井くんといつもアイデアを出し合ってシュートの練習していたのですが、練習通りにできてうれしかったです」と言っているのを読んで、やっぱりねぇ、と納得。あのゴールはカンとかひらめきで生まれたものじゃないと思いましたよ。でもそういうアイデアを練習のときにやっていて、準決勝の場でできるところがこのチームのすごいところ。

ところが、せっかく100点の前半だったというのに、藤枝東というチームは(たった3試合しか見ていないけれど)毎回後半の立ち上がりから20分までぐでぐでになります。

今日も高川学園に攻め込まれまくってました。高川のミスとディフェンス陣の踏ん張りに救われていたからいいようなものの、あれでは流通経済大柏には通用しないだろうな。信じられないパスミスも何回もやらかすし、パスはまったくつなげなくなってしまうし。1週間で5試合という厳しさで、たぶんへろへろだったんじゃないかと思いますが、それにしても前半と後半で豹変するってどうよ。

高川学園は10番齊藤くんというのが光っていました。ボールを持つと速い! 左サイド、右サイド、中央、縦横無尽に走りまくり、藤枝のDFを翻弄していました。ただ、彼にパスを出す人がいない。というか、彼しかパスが出せない。そこがつらいところ。

サッカーの名門(山田とか長谷部とかが出身)藤枝東が決勝に進出するのは34年ぶりだそうです。隣に座ったおじさんたち(藤枝東出身のOBたち)が大興奮。「バカうれしい!」とはしゃぎ、私は「決勝でも一緒に応援しよう!」と熱く握手を求められました(笑)。終了後に挨拶にきた選手たちと、大声で校歌を歌っていました。1番だけで終わったら不満そうでしたが、「そうか、決勝で3番まで歌うために今回は1番だけにしたんだな」と自らを納得させていたところがかわいい。

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 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

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 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
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