装う快楽

流行にもブランドにも詳しくないけれど、おしゃれは大好き。好みの服・靴・アクセサリーを見つけると幸せ。おしゃれのことをしゃべっているだけでも幸せ。

1週間近く更新の間があきました。

実は上の歯と歯茎から雑菌が入ってきて腫れていたのが、下のリンパにまで来てしまい、耳まで痛くなっていささかまいりました。歯医者さんに「もう救いようがないほどひどい歯槽膿漏」とまでいわれ、目の前が暗くなりましたが、薬で痛みがとれてくれるにつれて「ま、これからだもんね」と開き直り。そんなこといわれても、あとまだ何十年かはわからないけれど、この歯を使ってしっかり食べて健康に生きていかねばならないわけで、歯槽膿漏くらいでめげていてはなりません。

来週月曜から家の改装を始めます。この家に越してきた12年前、水周りの改装をしなかったのですが、当初から不満がいっぱいでした。まず洗面所があまりにも狭くて、タオルかけや正面の鏡が設置できず、着替えの服を置く場所にも困り、化粧道具は配管のある洗面台下の開きに入れておくしかない、といった状態で、しゃがんで文具入れに収納してある化粧道具を出すたびにゆううつでした。だってしゃがんでやるもんじゃないでしょ、化粧は! しかも脱衣所と洗面所を通らなくてはトイレに行けないので、誰かがお風呂に入っていたらトイレは出てくるまで我慢するしかない。朝、誰かがシャワーを浴びていると、顔が洗えずトイレもいけない。プラス、お風呂とシャワーとトイレの調子が悪くて、やれつまった、やれ水が止まらない、シャワーがおかしい、とそのたびにごまかしながら来ていたのですが、今年は度重なったので、もうやるしかない、と決めました。

お風呂場と隣接している部屋に洗面所の収納を広げることにしたので、その部屋も少し改装することにしました。なのでその部屋の押し入れと物置の荷物を片付けました。物置にあるもので一番多いのが本です。そこでブックオフに連絡。10箱分を送る手配をしました。600冊くらい。文庫や新書が多いので、たぶんそれくらい。

私はなかなか本が捨てられず、処分できず、そのわりに大事にせずに読んだ本をガレージに置いておいたりするのですが、その理由は「いつか役に立つ、かもしれない」から。

でも今回、歯痛で思い知らされました。私が突っ走って仕事ができるのはあと10年くらいではないか、と。無理をすれば身体に故障が出ます。気持ちははやっても、身体がついていかない。家事も仕事も、自分が思うとおりにできるのはしだいにむずかしくなっていくのが目に見えています。そろそろ介護も始ります。いつか役に立つ、と思ってためこんできた本ですが、徐々に減らしていくことが先を見据えて重要なことなのではないか。

できるだけモノを減らすこと。私が一番たくさんもっていて、一番ためこんでいる本を処分していくことがたいせつなのだと思いなおしましたといっても、たったの600冊なんですがね。

モノを減らして、家を機能的にして心地よく暮らすことがストレスを減らし、健康にもいいのではないか。

元気でいられれば、もっと仕事ができるだろうし、笑ってすごせる日も多くなるだろう。

それを期待しての改装です。

しばらくたいへんだけれどね。

コメント(1)

mariko :

頭周りに痛いところがあるのってつらいよね。元子さんはすごく健康的な生活をしているのに、歯にそれだけくるというのは、きっと、もともと弱いんじゃないかな。わたしの父なんてろくに歯も磨かなかったけれど、70代になって初めて虫歯が2本できて治療しただけだった。無理をすると弱いところに出るから、無理しすぎないようにね。

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 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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