装う快楽

流行にもブランドにも詳しくないけれど、おしゃれは大好き。好みの服・靴・アクセサリーを見つけると幸せ。おしゃれのことをしゃべっているだけでも幸せ。

めったにないのだが、1年に3回くらい「え???? それを私に頼むか?」という仕事のオファーがくる。

この場では具体的に書けないのがもどかしいが、とにかく「あの、私は翻訳とライティングをやっているものなんです」といいたくなるような仕事。知り合いの知り合いからの紹介だったり、昔の知っていた人からだったり。ときにはこのブログからだったりする。ちょっとだけ明かすと、ラジオに定期的に出ろとか、テレビの情報番組の監修をやれとか、なんかよくわからない会社の仕事をしろとか、はてはセールスをしろなんていうのもある。

こういってはなんだが、そういうオファーだかなんだかわからないものにかぎって、「まずはお会いしてから説明したい」といわれる。いずれも「うーんうーん、少し考えさせてください」といって、後日ていねいに電話でお断りするのだが、ていねいすぎてワケがわからないのか、すぐには引き下がってくださらない。

なので、しかたなく会う。交通費を払って、時間をとって、お会いする。会うとますます「これは私の仕事ではない」ことがはっきりするので、そう申し上げる。食いさがられても必死で、汗をかきながら、お断りする。

とにかく必死にお断りし、別れて帰ってくるとぐったりして、その日は仕事(本来の私の仕事)にならない。

基本的に声をかけていただいた仕事は全部やることにしている。声をかけてもらうことがそんなにないのだから、全部引き受けるといってもたいしたことではない。

だが、やっぱり人には向き不向きというのがあって、私にはぜったいに向かないし、できない仕事というのがあるのですよ。私はマルチプレーヤーでもポリバレントでもなく、どっちかといえばとても不器用で不細工な人間なのです。

でもって、そういうときに欲しくなるのがマネージャー。上手に断ってくれて、私にできる仕事だけを伝えてくれる人がほしい。

1年に3回しか出番はないとなれば、他人に頼るわけにはいかないだろうから、声音を変えてやるとかしかないのかなぁ。

ふだんは家事手伝いをしてくれて、そういうときにはマネージャーになる人っていうのはどうかなあ。

あ、自分でやれって? はいはい、一人3役、声音と人格をとっかえっこしながらやりますよ。

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 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

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 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
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