青黒を追いかけて

いつの日か引退したら、ガンバ大阪のホームスタジアム近くに住んで練習見学に通い、日本中はおろか世界中ガンバを追いかけて遠征するのが夢です。

............

???????

苛々苛々苛々

怒怒怒怒怒

???????

..................(寝よっ!)

 

 

 

おしまい。

 

 

 

としたいところだけれど、やっぱりひと言いっておきたい。

いったい岡田監督はなにをやりたいんだ? サッカーにかぎらず、代表(クラブもだが、代表はとくに)監督がやらねばならない第一は「ヴィジョンを描いて、それを示す」ことである。

ヴィジョンとは一戦ごとの戦術なんかじゃない。勝敗云々でもない。

日本代表というチームを、いったいどんなチームにしたいのか、ということである。

オシム前監督はそれをドシロートの私にまでわかる形で示そうとしていた。

選手たちも理解しようとしていた。

「日本化サッカー」と呼ばれたそれは、個の力に頼るのではなく、攻撃においても守備においても数的優位がつくれるように、90分間一瞬たりと頭も足も休めないサッカーではなかったのか?

きのうの選手たちは局面ごとにはたしかに走ってがんばっていたが、頭が働いていたのは半分くらいの選手だけで、しかも働いている時間も局面だけだった。つまり、自分の近くにボールがあるときしか頭も足も動いていなかった。

とくに阿部と山瀬と大久保はそれがひどかった。いったいどうしたのだろう? 山瀬と大久保は(オシムのサッカーをやってこなかったから)しかたないとしても、阿部の気の抜けようはただごとではなかった。フィードのよさ、ボールの読み、一番深いところから構築するサッカーの醍醐味を一番わかっているはずの阿部なのに、きのうやっていることといえばまったく意味のない蹴り出しばかり。浦和で頭を使わないことを覚えてしまったのか?

頭も足も使っていないことを端的に語っていたのが、パスコースの少なさだった。ケンゴウがボールをもって出しどころがないことが再三再四。ヤットが入ってなんとかパスコースが2つくらいはできるようになったが、それまでは危ないバックパスをすることしかできない。巻にポストプレーをさせるのは意味がない、ということをどうしてわかってあげないのだろう? スペースをつくろうと必死になって動く巻がせっかくつくったスペースを、無駄につぶしていく山瀬と大久保。途中で涙が出そうになってしまった。巻が不憫で。、

欧州組が入ったら変わる? けが人が復調したらきっともっとよくなる?

バカいってんじゃない。

監督にヴィジョンがないかぎり、誰が入ろうが、誰が復調しようが、サッカーはよくならない。

オシムさんが築こうとしていたあのサッカーが、砂の城のように洗いながされていくのを見た気分で、哀しく、むなしかった。

岡田さん。ヴィジョンをもってください。描いているヴィジョンが魅力的なものなら、結果はおのずとついてきます。

 

は~、うつ。

コメントする

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サッカーと独裁者」

アフリカ13か国の
「紛争地帯」を行く
スティーヴ・ブルー
ムフィールド著
実川元子訳
白水社
英国人の著者は
2006年より特派員と
してケニアに在住。ア
フリカ25カ国を取材し
た。多くの宗教、部族
が共存する複雑なア
フリカ事情を理解する
手段として、著者はサ
ッカーを通して取材し、
有力者や市民たちから
多様な本音を聞き出す
ことに成功した。グロー
バル化と民主化運動に
よって生まれ変わろうと
する新生アフリカの深部
に分け入ったルポ。

新刊 「MESH」

「メッシュ
すべてのビジネスは
<シェア>になる」
リサ・ガンスキー著
実川元子訳
モノがあふれて片づけら
れず、使いたいときにす
ぐに出てこない。
最近モノよりコトのほう
が重要になった。
ソーシャル・ネットワー
クもふくめコミュニティ
のつきあいをたいせつ
にしたいと思う。
そういう人にはぜひ読
んでいただきたいのが
この本。
「モノ」より「つながり」、
「使い捨て」より「借りて
まかなう」それが私たち
の生活だけでなく、地球
だって救う。
人間関係から環境問題ま
で、今問題になっているこ
との解決の糸口が見つけ
られ、未来に少しだけでも
希望が持てます。

新刊 「菊とポケモン」

アン・アリスン著
実川元子訳
世界中で人気を集める日本
のアニメやマンガなどのポッ
ップカルチャー。その人気は
どうやってつくられたのか?
米国民族学者が戦後から
現代にいたるまで、子ども
の想像世界を形づくるキャ
ラクターや玩具を歴史的に
追いかけ、グローバルな
人気を獲得した謎に迫る。
米国の大衆文化との比較
が興味深い。

新刊 「サッカーが勝ち取った自由」

チャック・コール著
マービン・クローズ著
実川元子訳
2010年サッカー・ワール
ドカップが開催される南アフ
リカ共和国は長く人種差別
政策、アパルトヘイトが敷か
れていた。圧政と闘い、投獄
された男たちは、生きるため
未来への希望をつなぐため
にサッカーリーグを結成する。
スポーツで自由を勝ち取った
男たちの知られざるノンフィク
ション。W杯のもう一つの真
実が見えてくる。

新刊 人はなぜSEXをするのか?

人はなぜSEXをするのか(小).jpg
「人はなぜSEXをするのか?」
シャロン・モアレム著
実川元子訳
アスペクト
なぜ浮気をしてしまうのか?
絶対不可欠のモテ要素とは?
「生涯の伴侶」を見つけるた
めに必要な感覚は?
私たちの何気ない選択に実
は自然の力が働いている。
気鋭の進化生理学者が遺
伝子、脳、身体、心理のあ
らゆる面から性の謎を解
き明かす。

新刊 英国のダービーマッチ

英国のダービーマッチ(mini).jpg

「英国のダービーマッチ」
ダグラス・ビーティ著
サイモン・クーパー序文
実川元子訳
白水社
英国8都市のライバル関係に
あるサッカークラブ同士で行
なわれるダービーの歴史を背
景に、クラブや市の関係者、
サポーター、ファンから一
般市民のダービーに寄せる
思いを描きだす。ナショナル
ではかれない「ローカル」
の発想を知るうえでも
好著。
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
カウンタ