読む快楽

活字中毒患者です。朝15分読まないと起き上がれない。最低1時間読まないと眠れない。夢中になって読んだ本を教えずにいられない。おもしろい本、 常時募集中!

いてて......目が疲れているので、目薬をさそうとしたら、うっかり目に突き刺した大バカ者です。ああ、目が痛い。

世間のGW気分に乗っかろうとしているのですが、そうは言ってられないのがフリーのつらさ。たまっていた洗濯ものを干して、さっきからくもってきた空を見上げては、雨降るなと祈っています。

家のなかに事務所(?)をもうけて働き始めてはや18年。

家事と仕事の両立、という点では会社勤めをしていたときのほうが断然両立度は高かったと思います。いまみたいに洗濯ものが気になってテキストに集中できないとか、夕方が近づくと(近づかなくても)夕飯のメニューをどこか頭の片隅で考えたりとか、集中度が落ちることも問題ですが、それ以上に「雨だ!」と物干し場まで階段をかけあがったり、「そうだ、ごはんだけでもたいておこう」とつい立ちあがって台所に行ってしまうのがいけない。

最近では「あと2ページ(翻訳が)終わるまではトイレにも立たない」など自分で決めて、椅子にへばりつくようにしていますが、それでも洗濯ものを干していて雨が降るとねぇ......。

家でできる仕事だから、翻訳は主婦には向いている、とよくいわれますが、本当にそうなのかな?

むしろ主婦だからこそ、家内で2つの仕事を同時進行させるしんどさがあるのではないでしょうか?

凡人には2つの仕事を同時進行させるのは無理じゃないか、と思います。家事をいっさい切り離したところで仕事するほうがずっと楽。

いきなり話が飛んで(でも実はつながりなのですが)最近読んだ本でとてもおもしろかった『中国の歴史――近・現代史』(陳舜臣著 講談社文庫)のなかで、李鴻章がいくつもの仕事を超人的な集中力でつぎつぎ片づけた、という逸話が出てくるのですが(『蒼穹の昴』by浅田次郎の描写はあながちフィクションではなかったらしい)、偉大な人はそれがきっと可能なのでしょう。でも、聖徳太子や李鴻章でも、家事との両立はむずかしかったと思いますよ。

陳先生の『中国の歴史』はハマります。正確にいうと、ハマる巻とハマらない巻とがあるのですが、『近・現代史』の一巻目はまちがいなくおもしろい!! 私はすっかり孫文と康有為のファンになってます。

コメント(2)

mariko :

うろ覚だが、康有為って蒼穹の昴では口舌の徒みたいな扱いを受けてませんでしたっけ。

motoko :

marikoさん、蒼穹はなんてったって西太后側に立った話ですから、康有為のような光緒帝側の人間はマイナスに書かれるわけですよ。でも、改革派を担って立った彼が何回となく奏上書を出して、優秀な在外の改革思想の持ち主を組織しなければ革命はありえなかったわけで。科挙を通った役人だから、権謀術策にたけていたのは確かだけれど。蒼穹と合わせて読むと、歴史観のちがいが興味深い。
ところでmarikoさん、映画『休暇』はごらんになりますか?死刑執行側に立った話のようです。

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 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

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 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
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