正月休みもあっという間に終わりですね。正月期間、絶賛おいしいもの食べまくりだったのに、なぜか体重は減ってしまい...少し鍛えようと思って、今日はヨガとプールに行ってきました。
年末はなんやかやと家事や雑事に追われてあまり仕事をしなかったので、昨日からひさびさに机に向かって仕事していても集中力がないことったらもう。事務的な仕事を片付けるのに、えらく時間がかかってしまいました。
正月期間中には、貸してもらった東直己『消えた少年』『悲鳴』、
いまときの人、湯浅誠『反貧困』(岩波新書)、
いしいしんじ『ポーの話』(新潮文庫)、
そのほか仕事関連で橋本治『あなたの苦手な彼女について』(ちくま新書)、湯山玲子『女装する女』を読みました。
どれもおもしろかったけれど、やはり『反貧困』は衝撃でした。昨年の話題をさらった理由がよくわかります。賞にふさわしい力作だったし、現場から出てくる声というのは強い。湯浅氏の口調は抑制しているのだけれど、耳元でじんじん響いて、貧困の実態と、貧困状態にいかにすべりおちやすくなっているかに気づいて背筋が寒くなります。
「努力する、がんばる、ということができる状態にまで生活レベルを引き上げないと、人間はつぶれていってしまうしかない。最低限のレベルにまで落とさないように手を差し伸べるのが社会の責任ではないか」という主張に「社会」はどう向き合うのでしょうか。自己責任という言葉で切り捨てるのは、強者のごうまんでしかない、というのが淡々とした文章の中から悲鳴のように響いてきます。
いしいしんじ氏は若者に人気がある、と聞きました。あっという間に読めてしまったのですが、この小説をどう自分のなかで位置づけていいのか、ちょっと迷うなあ。ファンタジー? 村上春樹的? うーん。よくわからないので、あと2冊ほど読んでから、いしいしんじ的なものをどうとらえるか考えます。
さて、明日から本格的に仕事だわ。




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