装う快楽

流行にもブランドにも詳しくないけれど、おしゃれは大好き。好みの服・靴・アクセサリーを見つけると幸せ。おしゃれのことをしゃべっているだけでも幸せ。

 

カラータイツ(2).JPG

(画像アップしてみました。タイツだけだとなんだかわからないので、靴もそえて。私には撮影スタイリストの才能はない、と痛感します。今年の個人的ヒットは茶色のチェックと緑。緑のは画像ではわかりにくいのですが、イレギュラーにストライプが入っています)

2007年の秋冬シーズンからカラータイツが流行し、色だけでなく、柄もの、プリントもの、網タイツ、厚手(マット)、薄手(透け感があったり、光沢があったり)、とバラエティが実に豊富になって、とてもうれしい。タイツだけでなく、冬物ソックス系も選択肢が増えた。ニーハイソックスをルーズにはいてブーツにかぶせたり、二枚色のちがうものを重ねるようにはくハイソックスがあったり、と見ているだけで楽しい。

以前から、「脚」を全身のプロポーションでどう位置づけるか、ファッションとしてどう「処理」するかがポイントだよね、と思っていた。

隠すのか、見せるのか。

見せるとしても、脚そのものを強調して主役にするのか(ミニスカートをナマ足ではくのは、まさに主役の座を与えるようなもの)

もしくは全身のなかに溶け込ませるのか。

で、カラータイツ(もしくはストッキング、ニーハイソックスなど)は、脚を全体のなかに組み入れてしまおう、という方向だと思う。

スカートにしろショートパンツにしろ、裾から靴までをどう結ぶか。スカート(パンツ)素材のテキスチャーと、靴のテキスチャーの間に、どんなテキスチャーをはさむのか。そのアイデアとして、カラータイツという答えが出されたのだと思う。

長かろうが短かろうが、脚は全身のなかでかなりインパクトのある部分だ。どれだけ美脚といわれても、扱い方をまちがえると脚はとってもみっともない部分になりやすい。もっといえば、全体のプロポーションのなかで一番気をつけなくてはならない部分でもある。それに性的なものがからんでくるから、とかく視線を集めやすい。だからこそ、東西を問わず女性たちは脚をおおっていた。

西洋とそのファッションの影響を受けた地域であっても、女性たちが堂々と脚をさらすようになって半世紀も歴史がない。どう「処理」するかについては、まだまだ試行錯誤だ。

ここ数年のカラータイツをはじめとする脚ものファッションの多様化は、女性たちの「脚観」が少し変化したのではないかと思わせるところがある。太い、細い、短い、長い、O脚、X脚──形や長さに対するコンプレックスを捨てて、全身のプロポーションのなかに脚を組みこんで楽しんで見せる、という勢いが感じられる。

はい、私もタイツ、ストッキングなど、いろいろ揃えましたです。また画像でもアップしますね。

 (アップしてみました。1月11日)

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読裏クラブ :

初めまして。「読裏クラブ」と申します。

「mimi-ga」さんの所紹介されていたのを見て、寄らせていただきました。

今日読んでmimi-gaさんの紹介通りのセクシーな文章に魅せられました。私も「言葉」というものには少なからず興味も持っておりますので、今後は時々寄らせていただきますね。

実は私もブログをやっておりまして「読裏クラブのワンツー通し」と申します。どこかで検索いただければ見つけていただけるかも。その時はまた寄ってみてください。(^^;)

motoko :

おお、スポナビからお越しいただいたのですね。「読裏クラブのワンツー通し」はいつも読んでいます。最近のでは「接近」「展開」「連続」のオチで笑いました。岡田さんの頭の中にあるサッカー日本代表はのは…何なんでしょうね。私はひそかに「つまみぐいサッカー」と名付けているんですが。
またぜひお越しください。頭の中は青黒ですが、書いていることは何でもあり、です。またスタジアムでお目にかかれるとうれしいです。

読裏クラブ :

さっそくのご返事、恐縮です。で、少し驚きも・・・。「おお!読んでいただいていた!?んですか?」と。で、そうやって「オチ」が気に入ってくれると、何故か無性に嬉しいのは、関西人の「性」なんでしょうか。実は私もここを知って「書籍紹介」を見させていただいたら、私の読書アーカイブにある本があってなんか不思議な気持ちでした。これからもちょくちょくお邪魔しますね。それでは。

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新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サッカーと独裁者」

アフリカ13か国の
「紛争地帯」を行く
スティーヴ・ブルー
ムフィールド著
実川元子訳
白水社
英国人の著者は
2006年より特派員と
してケニアに在住。ア
フリカ25カ国を取材し
た。多くの宗教、部族
が共存する複雑なア
フリカ事情を理解する
手段として、著者はサ
ッカーを通して取材し、
有力者や市民たちから
多様な本音を聞き出す
ことに成功した。グロー
バル化と民主化運動に
よって生まれ変わろうと
する新生アフリカの深部
に分け入ったルポ。

新刊 「MESH」

「メッシュ
すべてのビジネスは
<シェア>になる」
リサ・ガンスキー著
実川元子訳
モノがあふれて片づけら
れず、使いたいときにす
ぐに出てこない。
最近モノよりコトのほう
が重要になった。
ソーシャル・ネットワー
クもふくめコミュニティ
のつきあいをたいせつ
にしたいと思う。
そういう人にはぜひ読
んでいただきたいのが
この本。
「モノ」より「つながり」、
「使い捨て」より「借りて
まかなう」それが私たち
の生活だけでなく、地球
だって救う。
人間関係から環境問題ま
で、今問題になっているこ
との解決の糸口が見つけ
られ、未来に少しだけでも
希望が持てます。

新刊 「菊とポケモン」

アン・アリスン著
実川元子訳
世界中で人気を集める日本
のアニメやマンガなどのポッ
ップカルチャー。その人気は
どうやってつくられたのか?
米国民族学者が戦後から
現代にいたるまで、子ども
の想像世界を形づくるキャ
ラクターや玩具を歴史的に
追いかけ、グローバルな
人気を獲得した謎に迫る。
米国の大衆文化との比較
が興味深い。

新刊 「サッカーが勝ち取った自由」

チャック・コール著
マービン・クローズ著
実川元子訳
2010年サッカー・ワール
ドカップが開催される南アフ
リカ共和国は長く人種差別
政策、アパルトヘイトが敷か
れていた。圧政と闘い、投獄
された男たちは、生きるため
未来への希望をつなぐため
にサッカーリーグを結成する。
スポーツで自由を勝ち取った
男たちの知られざるノンフィク
ション。W杯のもう一つの真
実が見えてくる。

新刊 人はなぜSEXをするのか?

人はなぜSEXをするのか(小).jpg
「人はなぜSEXをするのか?」
シャロン・モアレム著
実川元子訳
アスペクト
なぜ浮気をしてしまうのか?
絶対不可欠のモテ要素とは?
「生涯の伴侶」を見つけるた
めに必要な感覚は?
私たちの何気ない選択に実
は自然の力が働いている。
気鋭の進化生理学者が遺
伝子、脳、身体、心理のあ
らゆる面から性の謎を解
き明かす。

新刊 英国のダービーマッチ

英国のダービーマッチ(mini).jpg

「英国のダービーマッチ」
ダグラス・ビーティ著
サイモン・クーパー序文
実川元子訳
白水社
英国8都市のライバル関係に
あるサッカークラブ同士で行
なわれるダービーの歴史を背
景に、クラブや市の関係者、
サポーター、ファンから一
般市民のダービーに寄せる
思いを描きだす。ナショナル
ではかれない「ローカル」
の発想を知るうえでも
好著。
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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