今日から大学の授業が始まりました。
今季のテーマは「日本人の身体観」......というとたいそうなものに聞こえますが、「なぜ日本でこんなにファッションが盛り上がってしまうのか?」を考えてみましょう、という話です。
世界の大都市でも、おしゃれに敏感で、おしゃれしたーいと思う人口がそれなりにいて、しかもそのおしゃれであることをプラスに評価する都市っていうのは、たぶんニューヨーク、パリ、ミラノ、東京(大阪や博多もあるかな?)くらいだと思います。しかも日本がすごいのは、西欧的な要素に、きわめて日本的な感覚を取り入れて、独自のファッションをつくりだすところ。あと、ファッションのコードがちがう、というのを最近よく考えます。
まあ、そういう私が大好きな分野のお話を学生さんたちと一緒に考えていきましょう、という数か月なのですが、資料にあたっていてかなり強烈に思うのが、日本の産業化・大衆化したファッションが始まったのが、1967年あたりではないか、ということです。
1967年 ミニスカート全盛 ツイッギー来日 総理夫人までミニスカートをはいてしまう。
昭和元禄と言われる好況でカラーテレビ、クーラー、車が大いに売れる。
ピーコック・レボリューションという男性が色ものを着るファッションが始まる。
資生堂イメージガールに前田美波里が登場し、ポスターが盗まれまくる(コスメの時代の始まり)
そういう年なんです。
私は中学生。もちろんミニスカートをはいていました。いまでも覚えています。ジャージー素材のローウェストのワンピースで、上が赤/白ボーダー、スカートが赤のプリーツ。なつかしいなあ。鈴屋で買いました。いや、マミーナだったかな? とにかく専門店で購入した、というのがポイントです。つまりデパートではなく、ファッション専門店というのが隆盛していったのがこの年前後だったのです。
ユース・クエイクと言われる若者パワーが世界中を席捲していました。若いということが、ファッションと結びつけられるようになったのも、この年からだと思われます。
とまあ、そういうことを調べたり、今どうなっているかを考えたりするのは楽しい。
ファッションがものすごく勢いがあったころ。あんな時代は少なくとも日本では二度とないような気がします。




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