今日は一日中辞書をひいていました。
訳し始める前に辞書をひくのは、いわば土台づくりではないか、と。絵を描くときの、下書きかな?
私は一章ずつ辞書をひくことにしています。なかには、翌日に訳す予定の分だけひく、という人もいますが、私は1章か2章、理解できるところまでひかないとなかなか訳し始めるところまでいきません。
「辞書をひく」と書きましたが、ひくのは英和辞書だけではありません。(私は英和ではランダムハウスとリーダースを併用しています)わりに多いのが、英語の本を訳しているはずなのに、イタリア語辞書やスペイン語辞書をひいたりすることがわりにあることです。法律、経済、ファッション、人名、医学関連の事典も必携です。
百科事典もよく読みます。地図を調べることも多いです。必要な資料にもこのときあたります。
あ、もちろん、ネットでも調べます。でも、ネットは「資料を探すための手がかりを得る」ために利用することが多いです。
今日はひっかかる単語がいくつかあって、フロイトの「精神分析入門」をしばし読んでメモをとったりしました。
ときどき(わりにひんぱんに)調べものをしてるはずが、あたっている資料に読み耽って、何を調べているのかを忘れることがあります。
それで訳し始めるわけですが、訳している最中もひんぱんに辞書をひきます。
最初にひいて書き留めた単語が役立たずで、言葉を探すためにひく、ということが多いです。英和辞書はもちろん、今度は国語辞典とか英英辞典とかもひきます。
このときは言葉を調べることが多いかな。
翻訳は辞書をひくことに始まり、辞書をひくことに終わる(辞書だけじゃないけれど)。
辞書をひくのは地味で地道な作業ですが、翻訳作業のなかでは、実はとてもクリエイティブなところなのではないか、と思います。っていうか、この作業に重きをおくように自分を盛り上げていかないと、ちょっとやってられない。
さ、明日からやっと楽しい(苦笑)「訳す」作業だ!




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