装う快楽

流行にもブランドにも詳しくないけれど、おしゃれは大好き。好みの服・靴・アクセサリーを見つけると幸せ。おしゃれのことをしゃべっているだけでも幸せ。

「成人」の年齢を18歳に引き下げる、ということが論議されているそうです。

新聞記事を読んでいて、毎回年齢に関して書かれている(論議されている)ことについて感じるいらいら、みたいなものを感じました。

そもそも「成人」の責任と自覚とは何を意味しているのか?

18歳と20歳のそのちがいは、いったい何?

18歳ならば十分に自立できる、といっているが、それなら自立の定義は?

そこが見えてきません。

18歳はいろいろです。20歳はもっといろいろです。大人への、そして自立した責任ある社会人への道筋は多様化しています。っていうか、55歳(私だ)でも「自立」した「責任ある大人」の自覚は本当にあるのだろうか?

それはともかく、年齢をあまりに後ろ向きにとらえすぎていないか? とそこが苛立たしい。

それは、「65歳以上の後期高齢者」とか、「40代以上の中高年の自覚」とか、「アラサー女のむなしい抵抗」とか、「20代の若者が元気がない」とか十把一絡げにし、しかも否定的かつ自虐的にとらえる書き方と共通しています。

つまり、年齢がとても否定的にとらえられている。

どの年齢においても、いいことがないみたいです。

せっかく選挙権がもらえるというのに、18歳が「ああ、もう18歳だ。やだー、成人だ。自立しろとかうざい。ああ、年とっちゃったよ」とか平気で言ってしまいそうです。

ええ、ええ、超ポジティブな私はですね、いまの自分の年齢がとても気に入っています。

50代は以前にとらわれていたいろいろなものから自由になれて、なんというか、人生の盛り、というのを実感しています。いま70代の終わりと80代のはじめの両親にも言われます。「50代は背負う責任の重さが楽しめる時期」ってね。

さて、暑さにめげず、今日もがんばろー!

コメントする

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サッカーと独裁者」

アフリカ13か国の
「紛争地帯」を行く
スティーヴ・ブルー
ムフィールド著
実川元子訳
白水社
英国人の著者は
2006年より特派員と
してケニアに在住。ア
フリカ25カ国を取材し
た。多くの宗教、部族
が共存する複雑なア
フリカ事情を理解する
手段として、著者はサ
ッカーを通して取材し、
有力者や市民たちから
多様な本音を聞き出す
ことに成功した。グロー
バル化と民主化運動に
よって生まれ変わろうと
する新生アフリカの深部
に分け入ったルポ。

新刊 「MESH」

「メッシュ
すべてのビジネスは
<シェア>になる」
リサ・ガンスキー著
実川元子訳
モノがあふれて片づけら
れず、使いたいときにす
ぐに出てこない。
最近モノよりコトのほう
が重要になった。
ソーシャル・ネットワー
クもふくめコミュニティ
のつきあいをたいせつ
にしたいと思う。
そういう人にはぜひ読
んでいただきたいのが
この本。
「モノ」より「つながり」、
「使い捨て」より「借りて
まかなう」それが私たち
の生活だけでなく、地球
だって救う。
人間関係から環境問題ま
で、今問題になっているこ
との解決の糸口が見つけ
られ、未来に少しだけでも
希望が持てます。

新刊 「菊とポケモン」

アン・アリスン著
実川元子訳
世界中で人気を集める日本
のアニメやマンガなどのポッ
ップカルチャー。その人気は
どうやってつくられたのか?
米国民族学者が戦後から
現代にいたるまで、子ども
の想像世界を形づくるキャ
ラクターや玩具を歴史的に
追いかけ、グローバルな
人気を獲得した謎に迫る。
米国の大衆文化との比較
が興味深い。

新刊 「サッカーが勝ち取った自由」

チャック・コール著
マービン・クローズ著
実川元子訳
2010年サッカー・ワール
ドカップが開催される南アフ
リカ共和国は長く人種差別
政策、アパルトヘイトが敷か
れていた。圧政と闘い、投獄
された男たちは、生きるため
未来への希望をつなぐため
にサッカーリーグを結成する。
スポーツで自由を勝ち取った
男たちの知られざるノンフィク
ション。W杯のもう一つの真
実が見えてくる。

新刊 人はなぜSEXをするのか?

人はなぜSEXをするのか(小).jpg
「人はなぜSEXをするのか?」
シャロン・モアレム著
実川元子訳
アスペクト
なぜ浮気をしてしまうのか?
絶対不可欠のモテ要素とは?
「生涯の伴侶」を見つけるた
めに必要な感覚は?
私たちの何気ない選択に実
は自然の力が働いている。
気鋭の進化生理学者が遺
伝子、脳、身体、心理のあ
らゆる面から性の謎を解
き明かす。

新刊 英国のダービーマッチ

英国のダービーマッチ(mini).jpg

「英国のダービーマッチ」
ダグラス・ビーティ著
サイモン・クーパー序文
実川元子訳
白水社
英国8都市のライバル関係に
あるサッカークラブ同士で行
なわれるダービーの歴史を背
景に、クラブや市の関係者、
サポーター、ファンから一
般市民のダービーに寄せる
思いを描きだす。ナショナル
ではかれない「ローカル」
の発想を知るうえでも
好著。
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
カウンタ