青黒を追いかけて

いつの日か引退したら、ガンバ大阪のホームスタジアム近くに住んで練習見学に通い、日本中はおろか世界中ガンバを追いかけて遠征するのが夢です。

ガンバ大阪 1-0 浦和レッズ

得点者:播戸@ごめんなさい×2万

 

 ちょうど2年前。同じ万博で、同じ浦和に、0-1で敗れたガンバ。目の前で永井のゴールが決まったときには、がっかりとか、くやしいとか、なんかもうそういう感情がすべて抜き取られて呆然でした。

 そして今年。同じ万博で、同じ浦和に、ロスタイムゴールで1-0。バンちゃんのゴールが決まった瞬間、万博にいた7割(浦和レッズサポをのぞく)が立ちあがって大歓声! 

 浦和に押されっぱなしで、けっしてほめられた内容ではなかったけれど、5月の埼玉の試合よりははるかにマシでした。

 ひそかな私のMOMは中澤。理由は、完封できたことと、ラインを下げてマンツーマンディフェンスで、エジミウソンを自由にしなかったこと、それと梅崎と原口のシュートを防いだこと。

 そう、まずは守備からなんですよ、いまのガンバは。

 以下、おまたせしました。zaburouさんの寄稿です。 

今週のひとこと

『来たぁ!バンと盆と正月』

松代◎ 開始早々、クロスへの飛び出しが空振りに終った時は、この先どうなるのかと正直心配でした。でもビクビクする私をよそに、それ以降は噛み締めるような手堅いプレーで宿敵レッズを完封した。2007年正月の天皇杯決勝とは、真逆の展開を万博で演じて魅せた。試合前、今日は木村敦史の先発でも構わないと思って、ゴメン。

加地○ 怪我明けで細かいプレーでは本物の加地ではなかったが、いわゆる加地の存在感は発揮していた。やっぱり君が入ると守備が締まります。レッズ若手原口の切れ込み、挑む姿に、私は感慨深いものがありました。ガンバの若手と比べていかがでしょうか?お願いがあります、佐々木にふんわりクロスを合わせるのは止めてください、チョジェジンが居る時に。

中澤◎ 無闇にラインを上げずに、わざとポゼッションを譲りました。オフサイドの数を調べれば明らか(なはず)です。その結果ガンバのカウンターが、何度も飛び出したという因果関係を頭にしっかり染みこませておいてくださいね。これも俺達ガンバのサッカーです。そしてたまたま播戸のゴールが決まって勝点3を奪ったことも。後半、やられた!と思った梅崎からの折り返しからのシュートに反応した君に幸あり。

山口○ まるでうわごとのように聞こえていた前回アジア王者の『俺達のサッカー』。相手が浦和だったから、捨てることが出来たのかもしれません。やっと、監督とキャプテンが弱いガンバを認識されました。

下平◎ 前回狙い打ちにされた左サイドでしたが、今日の浦和の誤算は3ヶ月間の君の急激な成長でしたね。以前のようにフラフラ上がることもなく、機を見て効率的に攻撃にも絡んでいた。次は是非ともミドルを枠に飛ばせてくださいね。

明神○ 今日は君が目立つような攻守の展開ではありませんでしたね。中盤でダイレクトパスにこだわって、カウンターを食らっていた。でも守備の予測はさすがです、スタンドまでヒシヒシと狙いが伝わって来ました。

橋本○ 最後、君のなりふりかまわない一目散のクリアーをとってもすがすがしい気分で見ていました。こういう試合には、HMダブルボランチは最適です。今日の勝因のひとつは、ヤット前と君後ろの配置を保ち続けたこと。

遠藤△ 前半の下平→橋本→ヤット左足シュートしか良かった事は覚えていません。後半頭の佐々木投入の交替相手は、まさしく君でしたね。今日の試合で衰えを感じた選手がピッチに二人おられました。そう、君とポンテ。空(から)の大きな財布を持っていただけでした。自分でミスを多発して、気の効かない守備に奔走していました。

二川◎ 後半頭から君が居なくなって、呆れました。試合開始前にGマガジン8月号(二川・ルーカス・レアンドロ夢の対談)を読んで爆笑したことも災いして、西野トンチンカン采配に怒りが込み上げました。前半のガンバ攻撃は、裏狙いまくりの『この3人組』でしたから。

ルーカス○ 坪井の代わりに闘莉王が先発していたら、前半にゴールしていたと思います。

レアンドロ△ フタのラストパスを身体に覚えこませるように、何度も何度もスペースに抜けて『みた』。きっと、あとひとつ何かが足りないのだろう(スポナビ:下薗氏)。私にはそれが何か解らないけれど。レアンドロ交替のカードを切ったように、遠藤・橋本の交替カードを事もなげに切れる西野監督が見たいとふと思った。同じく坪井がいなかったら、前半にゴールしていたと思います。

佐々木◎ 前半を見ていて、君を喉から手が出るほどピッチに欲しかったです。シュートを幾度となく放ったが、残念ながらコースが100%読まれています。一度絶好機にヤットにパスを選択しましたね。あの場面は『石にかじりついてもシュート』でした。ガンバ得意のパス攻撃が出た数少ない場面でしたが。

チョジェジン△ 試合前Gビジョンに映ったCMのスーツ姿が男前でした(motokoさんの感想より)。

播戸◎ サンキュー播戸。何故かあの一発目のシュートは入らない、二発目のシュートは打つ前から入ると確信していました。浦和が勝ちに来た事がバンの劇的な決勝ゴールを生みました。ポゼッションと播戸ゴールは共有されないことが炎天下?に示されました。文句なしに西野を救って、超満員(2万超え)万博にハイタッチの群れを呼んだ今日のMOMです。普段の日もゴールお願いします。

............

以下、ジツカワの最近の感想です。

実を言うと、今年はガンバがふるわない、というだけでなく、Jリーグがあまりおもしろくありません。ほかのチームの試合もチェックしているのですが、う~ん、興奮して見られる試合が少ないんだわ、これが。

理由を考えてみました。

①スーパーな選手がいない。このプレイがずばぬけている! この選手だけは(たとえ敵でも)特別! という魅力ある選手がいません。

②「負けないサッカー」が主流になっている。手堅く得点し、しぶごく守って、チャンスがあればカウンター、というチームが一番強くて成績もよい、というのがJです。かといって、守りの美学があるわけでもない。世界の潮流から日本はどんどんはずれていっている予感。

③試合数が多すぎる。チーム数も多すぎる。ああ、また試合か、と見る方もつかれちゃいます。もっとチーム数を減らしてもいいんじゃないでしょうか。

今日、校正していた本(「英国のダービーマッチ」byダグラス・ビーティ、from白水社。9月刊行です!)に「サッカーはときどき、人生にはサッカー以上にたいせつなことがあることを思い出させてくれる」というフレーズがあって、うまいこというなあ、と思いました。

いまのJは、私にとってちょっとそういう感じになっています。

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motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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