青黒を追いかけて

いつの日か引退したら、ガンバ大阪のホームスタジアム近くに住んで練習見学に通い、日本中はおろか世界中ガンバを追いかけて遠征するのが夢です。

サンフレッチェ広島 2-2 ガンバ大阪

得点者:青山 槙野(広島)

     橋本 佐々木(ガンバ)

楽しい試合でした。

お金を払って見るのにふさわしい内容だったな。サッカーはおもしろい! と思いました。プラス、サッカーってやっぱり技術とメンタルなんだ、とも思いました。まるでよくできたドラマみたい。見どころが随所随所で展開されていました。選手一人一人が何を感じ、どう攻撃し、守備をしようとしたか、それが手に取るようにわかって楽しかった!

主審が家本さんと聞いて、広島とガンバの両方のサポがいきなりブーイングしたのには笑ったけれど、今日のイエモッツは無駄に止めることがなく、何よりも両チームとも汚いプレイもなく、イエローも1枚だけで、すごく納得のいく審判だったと思います。その意味でもいい試合でした。

前半、なぜ終了間際に2失点したのか? 

その前から左右にサイドチェンジされてあたふたしていたガンバですが(前線のプレスがまるでかかりませんでした)それ以上にペドロジュニオールが機能していなくて、ボールをとられてカウンター、もしくは攻撃が中途半端になって相手に脅威を与えられないで終わる、という中途半端さ、それが問題でした。とにかく後半にペドロが播戸と交代するまで、ガンバの攻撃は相手にとってまったく「怖くなかった」。怖くないから、好きにやらせてしまう。リスクをとらせてしまう。それがどうもね。

で、60分でやっとペドロが交代。そのあといきなりリズムが変わります。播戸って私は盆と正月にしか点をとらないし、1対1をはずすのでいらついていたのだけれど、ここのところ彼のよさ、すごさがわかってきました。今日はとくにその動きに感謝しました。ま、1対1をはずすのはいつものバンだったけれど。

そして私のMOMはヤットです。体調悪いという報道があったときにかぎって、ヤットはすごい! 神の域。すてきすぎる。試合の流れをつくる、というのか、ドラマの筋書きを書いているのはあなたですか?(あなたです)

ここ2試合、「ガンバにはフタがいる」と思っていたけれど、今日は思った。

「ガンバには演出家ヤットと、そのアイデアを実現できる役者がいる」ってね。

そしてもう一人、陰のMOMは高木さんです。

下平だったら、確実にあと1点とられて、試合は終わっていたはず。

高木さん、すばらしい。きっともう少しでガンバの攻め上がりまくりSBになれますよ。

私の予定として、今日は引き分け(もしくは負けも覚悟だった)だったので、とにかく内容が問題でした。春に対戦したときみたいに、同じ引き分けでもぼろぼろの内容だったらどうしようと思っていたら、かなりよかったので、まずは安心。

ああ、楽しみだなあ。あと5試合。みんな〇〇とかすぐ言うけれど、私はそれはどちらでもいい。ハッシーではないけれど、先につながる「これがガンバのサッカー」っていう試合ができればそれでいいじゃないですか。そしたらきっと「勝手に優勝する」から(笑)

今年5月くらいのぼろぼろのサッカーに比べたら、そりゃもうなんていうか、隔世の感ありですよ。

いたしかゆしだけれど、やっぱりレアンドロがいなくなったのが大きかったかもしれません。

みんなでゴールするサッカーをめざしていってほしいな。

でもって、私は広島のサッカーがとても好きで、いいなあ、といつも思っていたのですが、今日、見ていて思いました。

ああ、この人たちすごく楽しそうにサッカーしてるってね。

たぶん、そこが好き。

ガンバも楽しそうにサッカーをやってほしいなあ。

コメント(2)

ゆうみパパ :

その広島の青山に、「後半は手も足も出なかった。広島もあんなサッカーをやりたい。」と言わしめたガンバ。なんか誇らしい気持ちになりました。

motoko :

青山、いいやつやなあ。
きのう、ほんとにうらやましかったのは、ピッチで若い選手たちが躍動していたことで(だからもろいとも言えますが)、柏木に代わって出てきた高柳が肝を冷やすようなシュートをはなったとき、広島、すごい!と思いました。きのうの広島のMOMは(いいやつだから、というのではなく)青山で、横竹(ユースのころから見ていますが、視野が広い!)槙野をうまくあやつって、バランスをとろうとしていました。
広島、いいチームです。

コメントする

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サッカーと独裁者」

アフリカ13か国の
「紛争地帯」を行く
スティーヴ・ブルー
ムフィールド著
実川元子訳
白水社
英国人の著者は
2006年より特派員と
してケニアに在住。ア
フリカ25カ国を取材し
た。多くの宗教、部族
が共存する複雑なア
フリカ事情を理解する
手段として、著者はサ
ッカーを通して取材し、
有力者や市民たちから
多様な本音を聞き出す
ことに成功した。グロー
バル化と民主化運動に
よって生まれ変わろうと
する新生アフリカの深部
に分け入ったルポ。

新刊 「MESH」

「メッシュ
すべてのビジネスは
<シェア>になる」
リサ・ガンスキー著
実川元子訳
モノがあふれて片づけら
れず、使いたいときにす
ぐに出てこない。
最近モノよりコトのほう
が重要になった。
ソーシャル・ネットワー
クもふくめコミュニティ
のつきあいをたいせつ
にしたいと思う。
そういう人にはぜひ読
んでいただきたいのが
この本。
「モノ」より「つながり」、
「使い捨て」より「借りて
まかなう」それが私たち
の生活だけでなく、地球
だって救う。
人間関係から環境問題ま
で、今問題になっているこ
との解決の糸口が見つけ
られ、未来に少しだけでも
希望が持てます。

新刊 「菊とポケモン」

アン・アリスン著
実川元子訳
世界中で人気を集める日本
のアニメやマンガなどのポッ
ップカルチャー。その人気は
どうやってつくられたのか?
米国民族学者が戦後から
現代にいたるまで、子ども
の想像世界を形づくるキャ
ラクターや玩具を歴史的に
追いかけ、グローバルな
人気を獲得した謎に迫る。
米国の大衆文化との比較
が興味深い。

新刊 「サッカーが勝ち取った自由」

チャック・コール著
マービン・クローズ著
実川元子訳
2010年サッカー・ワール
ドカップが開催される南アフ
リカ共和国は長く人種差別
政策、アパルトヘイトが敷か
れていた。圧政と闘い、投獄
された男たちは、生きるため
未来への希望をつなぐため
にサッカーリーグを結成する。
スポーツで自由を勝ち取った
男たちの知られざるノンフィク
ション。W杯のもう一つの真
実が見えてくる。

新刊 人はなぜSEXをするのか?

人はなぜSEXをするのか(小).jpg
「人はなぜSEXをするのか?」
シャロン・モアレム著
実川元子訳
アスペクト
なぜ浮気をしてしまうのか?
絶対不可欠のモテ要素とは?
「生涯の伴侶」を見つけるた
めに必要な感覚は?
私たちの何気ない選択に実
は自然の力が働いている。
気鋭の進化生理学者が遺
伝子、脳、身体、心理のあ
らゆる面から性の謎を解
き明かす。

新刊 英国のダービーマッチ

英国のダービーマッチ(mini).jpg

「英国のダービーマッチ」
ダグラス・ビーティ著
サイモン・クーパー序文
実川元子訳
白水社
英国8都市のライバル関係に
あるサッカークラブ同士で行
なわれるダービーの歴史を背
景に、クラブや市の関係者、
サポーター、ファンから一
般市民のダービーに寄せる
思いを描きだす。ナショナル
ではかれない「ローカル」
の発想を知るうえでも
好著。
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
カウンタ