観る極楽

映画はぴんときた作品だけ見ます。傑作でも大作でもなく、佳品と思える作品だけ。だからか、いつも人がまばらな映画館で、作品の世界にすっぽり包まれて過ごします。

『ウェブはバカと暇人のもの』(中川淳一郎著 光文社新書)という本が今年ヒットした。

私も目を通しましたよ。同感! とうなずくところが8割だったかな。(ちょっと乱暴な言い方にひいてしまうところが2割くらい)

こうやって自分もHP(ブログ)を10年近く前から延々とやっているのだから、私もバカで暇人なんだと自覚している。ケータイも結構いろいろ使っているしね。

でも、先日(というのは1か月前)、iPhoneを購入しようかと見ていて、ふと思った。

ばかばかしい。これ以上ネットやモバイル機器に振り回されるヒマと時間があったら、ほかにやることは山のようにあるだろうって。だからやめた。電車のなかでiPhoneやモバイル機器をいじっている人って、なんかマヌケに見えるし。(ケータイをいじっている姿はもっとマヌケなんだ、ということに最近気づいた)

昨日、忘年会で会った方が「よくわからないのは、ケータイ代金に何万円も払って、カネがないからファストフードを食うってやつ、優先順位がなんかまちがってないか?」と言っていて、まったくそのとおりだと思った。

ネットを眺め、不要不急でないメールを書き、ツイッターをチェックするのにまで時間を使い、挙句の果てに締切に追い詰められて仕事で徹夜する私も、まったく優先順位をまちがっている。

「バカにも暇人にもなりたくない」からってわけではなく、本当は仕事に追い詰められているからなのだが、ネットとケータイに使う時間を最近減らしている。ケータイの電源を入れるのが一日一時間くらいしかなく、外出時に携帯を忘れること一回や二回ではなく、いったいどこがケータイなんだ、という状態。ウェブもやむをえない以外は見ないようにしている。意図的にネットにつなげないところにPC持って行って仕事をすることも多い。

生きていくのにたいせつなことは、ウェブのなかにも、ケータイのなかにも、ない。

むしろそれに時間とお金をかければかけるほど、人生は貧しくなっていく気がする。

と、そういうことをブログで書いている私は、おおいに矛盾しているのだけれど。

さささ、仕事に戻りましょう。

 

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motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。

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