観る極楽

映画はぴんときた作品だけ見ます。傑作でも大作でもなく、佳品と思える作品だけ。だからか、いつも人がまばらな映画館で、作品の世界にすっぽり包まれて過ごします。

全仏オープンが始まると、どうしても寝不足になります。このセットが終わるまで、いや、このゲームが終わるまで見てから寝よう、と思うのにずるずる。とくにナダルの試合は「ついに最後まで見てしまった」ということが多い。昨年はそんなことがなかったのに、と振り返ってみれば、ナダルが早々と敗退してしまったために(ソダーリングめ!)決勝だけを見たからでした。

なので、今年は録画して情報シャットアウトで翌日の夕飯時に見ることにしました。今度は食べるのを忘れて見入ってしまうために、皿のうえのものがぱりぱりに乾いてしまう。ああ、ナダル。あなたは私の食欲も睡眠欲も奪っちゃうのね。

今朝、朝食の時に娘にせつせつと「ナダルへの愛」を語っていたら(つまり、こないだの準々決勝で見せたジャンプショットのすごさとか、試合前の強迫神経症的な儀式についてとか)、娘が苦笑しながら「ナダルはいい人らしいよ。フェデラーは性格悪いけれど」と言ってました。いやいや、ナダルも決していい人じゃないでしょう、あのプレイは。でも、そこが好き! 今夜は準決勝。メルツァーとの対戦です。加油、ナダル! ちなみにナダルの鉢巻きの色にちなんで、ライトグリーンのシュシュをつくってもらいました(娘に)。それをつけて応援するぞ!

 

それと......なんかついでみたいに書いてしまうトピックスではないのだけれど......(照れているのでじらす)

毎日書道展という書道の展覧会に応募させてもらったところ、なんと漢字Ⅱ類で入選しました。六本木にある新国立美術館で7月に展示されるそうです。書いたのは大好きな王昌齢Wang Chang Lingの唐詩「閨怨」Gui Yuanの一節。春日凝粧上翠楼。お手本を書いてくださった先生に何回も「これはむずかしい」と言われて、実際書いたものを見せたほかの先生からは「なんで(むずかしいのに)これを書こうと思ったわけ?」とまで言われ、まったく自信がなかったのですが、なぜか入選。なんでも挑戦してみるものですね。と同時に、やっぱり書きたいと思うものを書いていこう、という、(たぶん困った)決意も固めたのでありました。

 

コメント(5)

oliva :

おめでとうございます。我太高兴了。
(→とりいそぎお祝いを中国語で!と思ってインターネットで探してみたのですが「ご入選おめでとうございます」がわからなくて「とてもうれしい」(賞賛するときの感嘆文)というのにしてみました…自分のことのように嬉しい、というつもりで。おかしかったらすみません。)
あ、本題の方については…すみません、スポーツは…ほとんど異常なくらい無知なもので何もコメントできません。

Conny :

入選おめでとうございます。ガ~~っとのめり込んで、パッと賞をさらっちゃいましたね。その間の努力には本当に敬服いたします。

そして入賞者の直筆、本当に楽しみにしています。来年でも再来年でも、元子さんが今だ!と思えるときに書いてください。

ところで、ロジャーは性格悪くないですよ。トップにいても腰が低く、家族を大切にし、多くの人の力になろうとがんばってる。国内ではぜんぜん悪口ききません。ってお嬢さんにお伝えください。

リエ :

元子さん、入選おめでとう。もっと言いふらせばいいのに(^_^)
テニスのトップクラスは見ているとひきこまれますね。
私はナブラチロワは大好きでその時期はよく見ていましたが最近は見る
機会がありません。

motoko :

olivaさん、ありがとうございます。いまだに自分でも信じられません。「今後とも益々精進してまいります所存です」という人の心境がよくわかりました。おかげでde jian ke shi jian gaoxing shi(受賞は喜ばしいことだ)という言い回しを覚えました。
Connyさん、ほんと記念作品の完成が遅くなっていて申し訳ないです。いまだにできあがりません。どうしよう……。がんばります。ロジャーはいい人らしい、と娘に伝えておきました。いい人っぽいですよね、顔からして。

motoko :

リエさん、きのうの決勝前にはナブラチロワがインタビューされていて、当時の毅然とした雰囲気がそのままでした。やっぱり一時代を築いた人はちがいますね。
入選に関しては……ちょっと恥ずかしいと思っているから言い難いのかも。

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motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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