読む快楽

活字中毒患者です。朝15分読まないと起き上がれない。最低1時間読まないと眠れない。夢中になって読んだ本を教えずにいられない。おもしろい本、 常時募集中!

新刊が出ます。

今日、見本が送られてきたので、たぶん今週末あたりから本屋さんに並ぶでしょうか。

 

菊とポケモン表紙.jpg『菊とポケモン――グローバル化する日本の文化力』

アン・アリスン著

実川元子訳

新潮社 2300円(税別)

(以下、帯に書かれていることを引用します)

クール・ジャパンはディズニーを超えた。

ゴジラからポケモンまでのキャラクターたちは、日本を旅立ち、米国を通過して、グローバル市場という大海に漕ぎだした。

『菊と刀』を凌駕する、21世紀に日本論。

 

翻訳に......というよりも、どうやったら日本の学者ではない方々にも読んでいただける本になるだろうかとまさに苦闘した本です。長くかかったけれど、やっと本になりました。ふ~。

せめて書店で手にとってください! どうぞよろしくお願いいたします。

 

コメント(9)

oliva :

とてもカッコいい表紙なので思わず手に取る人が多いと思います。早く読みたくてうずうずしています。

motoko :

olivaさん、おひさしぶりです。お引っ越しは終わられましたか? 暑いですから、どうぞお疲れが出ませんように。
ちょっと学術的なんですけれどね。できるだけわかりやすく訳したつもりですが、それでもやや難解かなあ。日本はちぢこまっていてはいけんよ、というメッセージを受け止めてやってください。

oliva :

この本の著者のインタビュー記事などもネットで斜め読みし、ますます興味がわいているところです。
引越のことまで覚えてくださっていて恐縮です。しばらくヘロヘロでしたが、体調回復してまいりました。実は先日隠れて(?)4月の「オートロックの悲劇」記事にコメントをさせていただきましたが、新居にはだいぶ慣れ、段ボール出しっぱなし&ゴミ箱代わりの紙袋放置状態、にも目が慣れてきました…よくないことですが。

oliva :

近所に1つしかない書店で予約しようとしたら「普通の書籍は配本がないことが多いので発売日以降の取り寄せになる」と言われ、Amazonで予約注文したら、「入荷日未定」という連絡メールが…。新潮社のサイトでは8月31日発売となっているので、31日に都会の大きな書店で直接購入が一番早いのでしょうか??
しばらくの間、とりあえず本屋を通りかかるたびに「菊とポケモンありますか」とわざと大きな声で尋ねて周囲の注意を喚起しましょうか?!

motoko :

olivaさん、わー、もうなんてありがたいことでしょうか! 大手書店には並んでいると思うのですが、場所が限られるのかなあ。刷り部数が少ないためか、それとも敬遠しているためか、Amazonにはたしかにないですね。どうしてなんだ?>新潮社さん。
もう少し経てばきっと配本されると思うので、どうぞよろしくお願いします。

oliva :

三省堂書店で、本日ゲットしました!31日より前だけど一応聞いてみるか…と店に入ったものの、レジの前には列が。せめて検索機の「検索記録」(そんなものあるのか知りませんが)に残していこうとタイトルを入力したところ、なんと「在庫あり」と画面に表示が!喜び勇んで2階に上がると「新刊コーナー」に平積みにされていました!他の新刊より山が低くなっていたのは…売れたということでしょうか?でも低くては目立たないので、念のためちょっと山を動かして目につきやすくしてみました。帰りの電車の中から読んでます。数ページ読んだだけで、この内容をお訳しになるのはさぞ大変だったことだろうと感じました。読み応えありそうです。

motoko :

olivaさん、ありがとうございます。なんてありがたいんでしょ! あの、訳者が言うのもなんですが、まず序文と第一章は飛ばしてください。これは著者が読者をゲンナリさせるために書いたのではないか、と訳しているときに思いました。(言い過ぎ)最初に訳者あとがきを読み(笑)、つぎに第4、5、7、8章を読んで、最後に余力があれば通して……というのがおすすめです。訳していて楽しかったのは5,7,8章かな。あとはひたすら苦しかったです。

oliva :

お行儀よく最初から読み始めたのですがちょいと頭がクラっとしてきて(あくまで暑さのせい、です)「内緒ね」と心でつぶやきながら(誰に?)、訳者あとがきに飛んでしまいました。「そう、盛夏でした」となぜか過去形で思い、「暑い中お疲れさまでした」と訳者様に合掌しながら本文に戻り、第1章の終りに「方法論はさておき、…」とあるのを見て「あれ、これから本題か。」
決してすらすらとは読めないものの噛みしめるように読み進めています。ときどき頭の中でモスラの歌(by ザ・ピーナッツ)とか歌いながら…。

motoko :

olivaさん、モスラの歌、なつかしすぎます! 私も頭のなかでその歌がぐるぐるまわりはじめました(苦笑)

コメントする

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サッカーと独裁者」

アフリカ13か国の
「紛争地帯」を行く
スティーヴ・ブルー
ムフィールド著
実川元子訳
白水社
英国人の著者は
2006年より特派員と
してケニアに在住。ア
フリカ25カ国を取材し
た。多くの宗教、部族
が共存する複雑なア
フリカ事情を理解する
手段として、著者はサ
ッカーを通して取材し、
有力者や市民たちから
多様な本音を聞き出す
ことに成功した。グロー
バル化と民主化運動に
よって生まれ変わろうと
する新生アフリカの深部
に分け入ったルポ。

新刊 「MESH」

「メッシュ
すべてのビジネスは
<シェア>になる」
リサ・ガンスキー著
実川元子訳
モノがあふれて片づけら
れず、使いたいときにす
ぐに出てこない。
最近モノよりコトのほう
が重要になった。
ソーシャル・ネットワー
クもふくめコミュニティ
のつきあいをたいせつ
にしたいと思う。
そういう人にはぜひ読
んでいただきたいのが
この本。
「モノ」より「つながり」、
「使い捨て」より「借りて
まかなう」それが私たち
の生活だけでなく、地球
だって救う。
人間関係から環境問題ま
で、今問題になっているこ
との解決の糸口が見つけ
られ、未来に少しだけでも
希望が持てます。

新刊 「菊とポケモン」

アン・アリスン著
実川元子訳
世界中で人気を集める日本
のアニメやマンガなどのポッ
ップカルチャー。その人気は
どうやってつくられたのか?
米国民族学者が戦後から
現代にいたるまで、子ども
の想像世界を形づくるキャ
ラクターや玩具を歴史的に
追いかけ、グローバルな
人気を獲得した謎に迫る。
米国の大衆文化との比較
が興味深い。

新刊 「サッカーが勝ち取った自由」

チャック・コール著
マービン・クローズ著
実川元子訳
2010年サッカー・ワール
ドカップが開催される南アフ
リカ共和国は長く人種差別
政策、アパルトヘイトが敷か
れていた。圧政と闘い、投獄
された男たちは、生きるため
未来への希望をつなぐため
にサッカーリーグを結成する。
スポーツで自由を勝ち取った
男たちの知られざるノンフィク
ション。W杯のもう一つの真
実が見えてくる。

新刊 人はなぜSEXをするのか?

人はなぜSEXをするのか(小).jpg
「人はなぜSEXをするのか?」
シャロン・モアレム著
実川元子訳
アスペクト
なぜ浮気をしてしまうのか?
絶対不可欠のモテ要素とは?
「生涯の伴侶」を見つけるた
めに必要な感覚は?
私たちの何気ない選択に実
は自然の力が働いている。
気鋭の進化生理学者が遺
伝子、脳、身体、心理のあ
らゆる面から性の謎を解
き明かす。

新刊 英国のダービーマッチ

英国のダービーマッチ(mini).jpg

「英国のダービーマッチ」
ダグラス・ビーティ著
サイモン・クーパー序文
実川元子訳
白水社
英国8都市のライバル関係に
あるサッカークラブ同士で行
なわれるダービーの歴史を背
景に、クラブや市の関係者、
サポーター、ファンから一
般市民のダービーに寄せる
思いを描きだす。ナショナル
ではかれない「ローカル」
の発想を知るうえでも
好著。
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
カウンタ