Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

髪がのびて、寝返りを打つと髪が引っ張られて目が覚める、という不思議な現象が起きるようになったので、思い切ってまた切りました。

今度はボブ。私にとってあこがれのボブ。でもいまはやりのショートボブにする勇気はなく、ミディアムボブにしました。

そう、ちょっと宮崎あおいちゃんの影響があるかも。

10センチも切り、前髪もパッツンにしたのだけれど、気づいたのは長女のみ。

ミディアムボブじゃだめなのかもね。

 今年は正月からずっと気が抜けない毎日が続いています。朝目が覚めたときに「今日は何と何をしなくちゃいけないんだっけ?」と考え、優先事項に番号をふっ順位を決め、一日のスケジュールを組むのがここ10年ほどの習慣です。「今日はとくに急ぎの仕事もやらなくてはならないこともない。のんびりしようっと」とるんるん気分で起きだすことが、今年は1回もない。記憶をたどり、予定表をめくっても、ない。

 というと、仕事が満杯なのだろう、と思われるでしょうが、ちがうのです。いや、仕事も忙しいのですが、家のこと、家族(親もふくむ)のこと、趣味のこと、友だちのこと、そういうことの優先順位を決めることがたいへんなのです。掃除、洗濯、炊事といった日々の家事は、順位を下げて後回しにできないことが多いし、さぼればさぼるほどあとになってたいへんなことになってしまうので、やはり優先しなければならない。家族のことも何か問題があれば最優先事項になってしまう。趣味や友だちは、家族と仕事に比べるとやや優先順位が下がりますが、それでも「あまった時間にやろう」と言っていたらたぶん一生やらないままで、趣味もなく友だちもいないさびしい老後が待っていることになりそうで、それがこわい。

 少し前には自分の家族、とくに子どものことが優先順位のトップでした。子どもが成人した今となっては、順位はだいぶ下がったけれど、かといって何か問題が起こっているのに「趣味のほうを優先しちゃおう」ってわけにはいきません。

 そのつぎに順位が高かった「仕事」ですが、これは気持ちのうえですこーし下がっているかもしれません。明日できることは明日にまわそうか、と思うようになったのは、「明日できること」がわかってきた余裕なのかもしれません。それに今、出版業界は恐ろしい勢いで変化しているので、今までのやり方でがむしゃらにやっていてはダメかもしれない、という危機感があり、営業をちょっとためらう気持ちがあるのも原因です。今、私に求められているのは何なんだろう? と最近よく考えますね。ま、それは別の話。

 代わって優先順位が上昇してきたのが趣味と友だちかな。好きなことはやっぱり優先順位が高くなってしまう。というか、ほかのことに優先してしまいがち。勝手な言い草ですが、好きなことができたり、友だちと遊べたりする時間的、経済的余裕が持てて、かつそれが楽しめるだけ健康でいられるのは、人生のなかでほんのちょっとしかない、と思います。いまはその限られたちょっとの時期なのだ、と思って、ついいそしんじゃうんですね。優先順位をつけるまでもなく優先してしまうので、どちらかというと意識して下げなければなりません。

 まあそれやこれやで相変わらず気が抜けないばたばたした日を過ごしています。ブログを書いていない1週間に、上高地と乗鞍に友だちと旅行し(お天気に恵まれて最高でした!)、仕事に追われ(2冊同時進行でなかなかつらい)、ごはんをつくりながらiPodに入れた中国語のテープを聴き、娘たちの愚痴(本人は愚痴だと思っていないが)に相槌を打ち、夏の間にこわれた冷蔵庫の修理を頼み、夏物を洗濯・整理して冬ものを出し、冬用のふとんと毛布を日干しする、というようなことを日々やっていたわけです。さてこのなかで優先順位の1位はなんだったでしょう?

 

山形 2-1 ガンバ大阪

得点者:平井(ガンバ) すみません、山形側得点者はわかりません。

 

 負けました、終わりっ、とこれでやめておきたいところですが、一晩眠って腹立ちがおさまったので一応書いておきます。

 今回のあまりにもひどい試合内容と情けない敗戦の原因は、8割は監督にあります。あと2割はU30の選手たちだな。平井も酷かったが、今年初めて試合に出場するようになり、下手だってわかっているのにポストをやらせること自体がすでに監督の責任を問いたいところ。

 まず最初の3分ですでにミスの連発。10分までたったところで身体がまったく動いていないガンバさんに「こりゃ今日は危ないかも」といういやーな予感がして同志にメールしました。(終了後に「この試合はワーストから2番目です。ワーストは春の対磐田戦、と同志にメールしたら「私のワーストは新潟戦」と返事あり。ならば磐田、新潟、この山形を3大ワースト試合に認定したいです。もうこれ以上ワーストを増やさないでね)

 トラップできない、コントロールできないのはピッチのせいはあったにせよ、往時のガンバならば一発でトラップできないなら受けるときの身体の向きを変えて敵のいない安全な方向にボールを出してから処理するはず。ヤットでさえもそれがまったくできていなかったし(というか、きのうのヤットはやる気がまったく見えないヤットで、ボールを蹴るのも恐る恐る。CKやFKのときも足があがっていませんでした)、フタとハッシーと来た日には「あなたたち、それでもガンバユースあがりですか?」と問い詰めたいところでした。ピッチ以外での原因はあきらかで、ボールが来る方向に身体がまったく運べないからです。だから足を伸ばしてトラップしようとして失敗する。失敗しなくてもつぎのパスのコントロールがぶれる。後半になるともっとひどくなって、トラップミスをかっさらわれる。いやはや。

 選手も酷かったが、その責任を負うべきはなんといっても監督です。きのうの遠藤選手の状態は、プロとして人様にお金をはらって見せるプレイができる選手のそれではありませんでした。はっきり言っちゃうと、川崎戦もひどかった。あのときも昨日も失点は彼のミスからでしたし。しかもそういう選手に頼らざるをえないほど選手層が薄いチームですか? ヤットがいないならいないなりにやれるだけのチームをつくっていないんですか?

 怪我で別メニューだったという橋本選手と二川選手はいい加減なプレイの連発。そのずさんさは目を覆わんばかりで、私は途中でお茶を飲んで気持ちをしずめなければなりませんでした。私は二川選手のユニを2枚も持っている(橋本選手のも持ってます。あと山口選手と明神選手)ほどフタファンなんだけれど、今年はほんとフタは......です。そしてあきらかにコンディションが悪いルーカス選手、プラス、前回の試合までで観客の失笑と苛立ちしか買っていない平井選手をなぜ先発させたのか。まだ西野監督の頭のなかには「頼りになるのはU30のベテランたち」という銘文が刻み込まれていて、それに引きずられるのでしょう。ブラジル依存症、韓国依存症はやっと脱したらしいけれど、U30依存症はますます悪化中。(ま、平井は別ですけれどね)

「コンディションが悪い選手は出さない」今度はこれを銘文として頭に刻んでください>監督。

 何度も書いているように、今年は世代交代の年のはずです。いつ中東に行ってしまうかわからない外国人プレイヤーに頼らないチーム作りをするんじゃなかったでしたっけ?(でも外国人(含:闘莉王、三都主)主体チームで快進撃を続けている名古屋を見ていると、それはまちがいなのかもしれませんが)いまさら「たられば」を言っている時期じゃないでしょう?>監督。

 西野監督の頭のなかで渦巻いているたられば。①決定力のある(外国人)ストライカーがいれば。②対人に強いスピードのあるCBがいれば。③山口、遠藤、二川、橋本、明神、ルーカス、加地のコンディションがよければ。でもってその「たられば」はあまりにもないものねだりです。③にいたっては、全員のコンディションが絶好調でも今のガンバでは鹿島に勝てないと思いますよ。

 昨日こそ、横谷、ドド、イグノ、佐々木選手を誰かを先発させてほしかった。もうちょっとやる気のある選手を見たかったです。

 ま、悔やんでも仕方ない。来年だ来年! あ、ちがった来週だ、来週!

川崎フロンターレ 1-2 ガンバ大阪

中澤、ルーカス(ガンバ) 黒津(川崎)

 

2005年12月3日、優勝した日に勝って以来、一度も勝っていない(引き分けすらない。しかもこの2年、ゴールさえあげていない)魔境、等々力スタジアム。

アラ様、シジクレイ、フェルがいたあのときとは打って変わって、なんとも......なメンツのガンバ。試合前に同行者みんなに「今日は勝てる気がしない」とほざいていた私を許して。(といいながら、お赤飯のおにぎりを全員分にぎっていったのはなぜ? それでも勝つ気だったのか?>自分)

今年、勝てた要因は2つ。

1)2006年~2009年まで等々力での対戦はずっと夏の試合で、ガンバは脚がとまっていたが、今年は秋で涼しくなってガンバの選手の脚が最後までよく動いた。(相手チームの脚もよく動いていましたが)

2)みんなで(except Hirai)守備をがんばった。

 中澤選手の得点はアウェイゴール裏からはどうなっているのかさっぱり見えず。ゴール? ゴールしたの? 誰? 誰? と3テンポくらい遅れて飛び上がるゴル裏。(川崎サポのみなさんは「あれはキーパーチャージだ。誤審だ」と厳しいお言葉です。私は遠すぎて見えませんでした。でも認められた以上ゴールってことでお願いします)

 ルーカスのゴールは見事でした。相手DFにあたってコースが変わったそうですが、私にはルーカスがシュートを打ったところから、ネットの上方に突き刺さるところまでがまるでスローモーションのようにくっきり見えて、ほんと飛び上がりました。

 今日勝てたのはほんの少しガンバに運があったからだと思います。でも、運を引き寄せることもとてもたいせつ。運っていうのは、引き寄せる力が強いほうに転がってくるものだから。

 明日からしばらく更新ができないので、がんばって更新してみました。

 ほんと幸せな一週間が送れそうです。

 

 

松樹(小).jpg

有縁(小).jpg
え~、もうみなさまの記憶のかなたにあるであろう10周年記念プレゼントですが、HirokoさんとConnyさんにお約束した分がようやっとできあがりました。

自分でやってみようとしたのだけれどすごく変で 先生にお願いしてお手本を書いていただき、でもぜーんぜんうまくいかなくて結局書体を変えたり書く文字を変えたりして何枚も書かせてしまうことになり(汗......ありがとうございました)、それでもなかなかOKが出ず、最後には「これが限界ですか?」と言われたにもかかわらず、いやもう限界ですと無理やり表装にこぎつけ、やっと昨日あがってきました。表装されるとなんか立派に見えるけれど、やっぱりドヘタです。先生が「人に差し上げるものとしていいのか?」と念を押された意味がようやくわかった......。でも公開しちゃいます。

「松樹千年翠」は禅の言葉で、「新しいもの、つぎつぎ移り変わるものについ目がいって飛びついてしまいがちだけれど、松のようにしっかり根を下ろし、青々と茂っているように変わらないものにも目を向けて」という意味だそうです。

「有縁千里来」は、本当はそのあとに「相会」と続き「ご縁があれば千里離れていても人は相会う」という意味の中国の故事にちなんだ言葉です。Hirokoさんとはこのブログがご縁で知り合い、トルコ在住のひろこさんに「どうぞいつでも遊びにいらして」と言われたのを真に受けて本当に行ってしまい、わざわざイスタンブールまでご主人と出てきてくださっていろいろなところを案内していただき、一緒にチャンピオンズリーグ決勝リバプールVSミランまで観戦した、という「ご縁」があるのです。ひろこさんに送る言葉としてほんとぴったりだな、と思っています。

たいへんだ、と言いながらも制作過程がえらく楽しかったので、また挑戦したいと思いました。で、お二人にお送りするまで、ちょっとの間居間に飾ってます。差し上げるのが惜しくなった......ということはないのですが、今度は自分で自分にプレゼントしてみよう。へへへ。

↑このページのトップヘ