Glamorous Life

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pearl.jpg真珠--その永遠の魅力
発行:PHP研究所
カイ・ハックニー ダイアナ・エドキンズ著
実川元子訳

太古の昔から真珠は美男美女を飾り、神話では月の雫と称えられ、ときには不老長寿 の薬として珍重されてきました。クレオパトラが美容のために、ぜいたくにも酒の杯 に真珠を入れて飲んだというのは有名な逸話。画家フェルメールは、「真珠の耳飾の 女」で少女の肌に反射する真珠の内側から発光してくるほのかな白い光沢を描き出し ました。 御木本幸吉が真珠の養殖に成功してから今年で110年。それを記念して本書が刊行 されました。古今東西、真珠に魅せられた人々を美しい写真とともにたどった内容で す。ページをくるごとに、真珠が女性のみならず、男性も美しく、そしてエロティッ クに輝かせることがよくわかります。 大手書店のみでの発売となりますが、見かけたらぜひお手に取ってごらんください。 うっとりする写真が満載です。

 
PEOPLE&PEARLS―真珠 その永遠の魅力
カイ ハックニー
PHPエディターズグループ
2003-01

book_empire.gifエンパイア
発行:文藝春秋
ミッチェル・パーセル著
実川 元子訳

 登場人物は横井英樹、ドナルド・トランプ、NYの不動産王ヘルムズリー夫妻とピーター・マルキン、横井の庶子中原キイ子、その夫ジャンポール・ルノアール。 舞台はニューヨーク、マンハッタンの中心、エンパイア・ステート・ビルディング。
謎1:エンパイア・ステート・ビルディングはいったい誰のものなのか?
謎2:横井英樹は本当に娘キイ子にビルをプレゼントしたのか?
謎3:バブル時に日本人が買いあさったアメリカの有名不動産物件はどうなったのか?
 役者も舞台も揃ったところで、謎はどう解かれていくのか。ノンフィクションですが、これまであかされることがなかった横井とNYの摩天楼とのかかわりを 通 して、日 本とアメリカの不動産業界がつぶさに描かれています。著者ミッチェル・パーセルはウォール・ストリート・ジャーナルの記者。アメリカの経済記者の目から見 た日本のビジネスマン像という点でも興味深いです。解説は道路関係四公団民営化委員でがんばっていらっしゃる猪瀬直樹さんです。

エンパイア
ミッチェル パーセル
文藝春秋
2002-11

 

book_raffa.jpg「愛ってめんどくさい」
ラファエラ・アンダーソン著
ヴィレッジブックス
実川元子訳

ラファエラ・アンダーソンは18歳のとき、処女でハードコアの世界に飛び込んだ。 理由? 自立したかったから。父親や兄たちに意味もなく殴られる生活におさらばし たかったから。デビュー後たちまちポルノ界のトップスターになったラファエラだ が、4年後につらくなって「隠退」した。本書はその4年間を逐一つづった手記であ る。現場で働いた女性から見たヨーロッパのハードコア・ポルノの世界は明暗二つの 面を持っている。暗い面では、お金をめぐるいざこざ、人種差別、男女差別 、プロ デューサーと寝なくては仕事にならない性の奴隷制度、どんどんハードになる内 容......等など人間の醜いところがむきだしだ。だがラファはいやなことばかりじゃな かった、と言う。いい仲間もたくさんできたし、人から認められる喜びも味わった し、いろいろな国に旅行できていいこともたくさんあった。何よりも、自分で稼いだ お金で自由に生活できることはすばらしい。そんなラファのたくましく、でも少し悲 しいポルノ女優生活を味わってみてください。

book_akachan.jpg赤ちゃんは殺されたのか
発行:文藝春秋
リチャード・ファーストマン&ジェイミー・タラン著
実川元子訳 文春文庫

615ページの大著ではありますが、長さを感じさせないおもしろさです。
 内容は乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome。略称SIDS) をめぐる四半世紀にわたるドラマです。1960年代の終わりごろ、NY州北部の貧しい農村地帯で、一家庭で5人もの赤ちゃんが生まれるとまもなくつぎつぎとなくなる「奇病」が発生・・・。
MWA賞の犯罪実話部門優秀賞を獲得した作品は、本格ミステリーと呼んでもいい迫力です。いま日本でも話題になっている「代理型ミュンヒハウゼン症候群」(健康な子どもを無理やり病気にして、医師の関心を引こうとする親の精神的な 病)もこの本の大きなテーマです。私が恐ろしいと思ったのは、医学の「定説」というのがこんなにも簡単に作られ、精査されることなく受け入れられて広まっていくのかということでした。
ぜひ一度お手にとって読んでみてください。

tabemono.gif 食べものやさんで成功する!!
発行:TAKARA酒生活文化研究所
発売:世界文化社
実川 元子著

個人オーナーが語る飲食店ビジネスの極意。不況も資金力もふっとばして、自分にし かできない店を開くまでのプロセスと必要なものを追いかけたルポ。食べものやさん を作っていく魅力、そのおもしろさ、苦労話などがなまなましく聞ける本です。あと がきの「私がだすならこんな店」は半ば冗談半ば本気で読んでやってください。

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