Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

「お受験」 片山かおる 文藝春秋
はじめてのルポもの。片山かおるのペンネームを使った。長女の小学校受験体験をもとに、子どもを私立・国立小学校受験させたお母さんたちやお父さん、本人た ちに話を聞いた。結構なまなましい話で、取材するのも書くのもなかなか疲れた。おかげさまでというのかどうか、ただいま3刷。1999年11月に文京区で 起きた「お受験殺人事件」のときには、この本のおかげで何件もの取材を受けた。

「男たらし論」 平凡社 1400円
ネッ トで知り合った5人の女性の共著である。男を誑しこめるくらいの気概がないと、女もダメよね、というひと言がきっかけだ。映画、広告、セックスにみる男の 誑し方、男を誑した女たちの系譜、男を誑す服装など多岐にわたっている。私は男誑しになるためのお金の稼ぎ方、使い方の話を書いた。翻訳家の野中邦子さん が発起人となり、中心になってまとめて完成し、盛大な出版記念パーティーもした。余談だが、私はこれ以外に出版記念パーティーをしたことがない。恥ずかし いけれど、楽しいものだった。

「完全なるお見合い」
KKベストセラーズ


「お見合いは結婚願望者の強い味方」。それを旗印にお見合いのノウハウから実話を並べた本である。日本全国のお見合い模様やら、お見合いのマナー、お見合い向 けのファッションまでを取材して書いた。編集者が大いに乗って作り、彼女はこれをきっかけに「絶対に結婚する!」と宣言していたが、まだ一人らしい。

「まんがの服ぶくろ」
モード学園出版局

はじめての本です。「マンガは世相を映す鏡だと言われるが、それならばマンガの中のファッションは、時代をきらきらと反射させている万華鏡だ」とまえがきに書いているとおり、人気漫画の登場人物のファッションを、あれこれ分析して好き勝手なことを書いています。いま読み返すと赤面しそうにヘタクソで欠点だらけですが、私にはとてもかわいい。ただ、1992年刊でもう絶版かも。

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「涙が流れるままに──ローリング・ストーンズと60年代の死」 
川本三郎氏との共訳 角川書店 2500円
1991 年に出たはじめての訳書。なつかしい。訳している間ずっとストーンズのアルバムを聞いていた。
訳しているうちに、ヤク中になったようなすさんだ気持ちに なった。
いまでもストーンズの曲が聞こえてくると、訳していたときのことが思い出されて、ヤク中になった気がする。
「迷宮都市」 デヴィッド・ブルックス 福武書店
幻想小説。実ははじめて訳したのはこの本。
たーいへんに苦労して、頭がウニになりそうだった。むずかしい小説でした。
「スナッパー」 1500円
「ヴァン」   1800円
「パディ・クラークハハハ」 1700円
「ポーラ?ドアを開けた女」 2200円
以上4冊いずれもロディ・ドイル著(キネマ旬報社)
ロ ディ・ドイルはアイルランドの人気・実力ともにNO1の作家。
魅力的な人物。かなりシリアスなテーマを扱っているのだが、
文体は軽くアイリッシュ・ユーモ アに満ちている。
私はこの4冊の中で、失業した中年のお父さんが主人公の「ヴァン」と、
夫から暴力を受け続けてアル中になった女性の「ポーラ」が好き。
「パディ・クラークハハハ」は10歳の少年が主人公で、
世界的ベストセラーとなり、ブッカー賞を受賞している。
たぶん私の代表訳書。自分でいうのもなんだけれど、どれもいい本です。
「あなたがいて、よかった」シピオーラ/シュルゴールド著 
古屋美登里氏と共訳 文藝春秋 2000円
不妊に悩み、ようやくあきらめて養子をとることにした2人の女性の書簡集。
一度も会わないまま、子どもを持つことの辛さと苦しさを分かち合い、
励まし合った2人の熱い気持ちが文面 から伝わってくる。
NYタイムズコラム集「女にしかわからない」(文藝春秋)
井上一馬氏と共訳

残念ながら絶版になってしまった。
私はこの中の「50歳にして妊娠してしまったかもしれない」とあわてる女性の話と、
「夫が死ぬ ことを夢見る幸せな妻」の話が気に入っている。
「レッド・ホット・ママ」 コレット・ダウリング著 徳間書店 1500円
「シンデレラ・コンプレックス」の著者による、50歳の乗り越え方。
更年期、空の巣症候群、老親の介護、夫との危うい関係......女の50歳はまさに厄年。
それを 前向きな転機とするためのノウハウがぎっしりと詰まっている本。
私はこの本を訳したおかげで、50歳が怖くなくなった。
「性体験」 ナオミ・ウルフ著 文藝春秋 2400円
10代の少女たちが出会う性の問題を、30代気鋭のフェミニストが
自らの体験をまじえて語った本。
セックス情報と危ないセックスにさらされながらも、
無防備に放り出されている少女たちへの危機感から書かれている。
大人の女になるために、何が必要なのかを考えさせられる。
「ヴォーグで見たヴォーグ」 グレース・ミラベラ著 文春文庫 560円
ヴォーグの名編集長で、のちにミラベラというファッション誌を創刊した女性の自叙伝。
1950年代からのアメリカのファッション雑誌と
ファッション・ビジネスの世界を知りたい人には絶好の書。
ファッションについての新たなヒントをたくさんもらった。
「永遠のバービー」M.J.ロード著 キネマ旬報社 
野中邦子氏と共訳 3000円
バービーの誕生秘話からその成長を、作る人(マテル社)と、
遊ぶ女の子/男の子たちの両者の分析から描き出している。
「わたしは生まれかわる」 アンナ・ミッチナー著 白水社 2400円
両親と祖母から虐待を受けてきた16歳の少女が、自らの体験をなまなましい言葉で語った自伝。
これを読んで、精神科の思春期病棟のあり方を考えさせられた。
何を正常とし、何を異常とするのか。
とくに思春期の少年少女たちの「健全なる精神」とはいったい何を指すのか、については
いまもっともホットに語られなく てはならないのではないか? 
バスのハイジャック事件の犯人の「境界性人格障害」という病を知る上での、
一つの手がかりにしてもらいたいと願う。
「顔をなくして私を見つけた」ルーシー・グレアリー著 徳間書店 1800円
全然売れなかったけれど、私の好きな本の一つ。
大きな病気によって顔がゆがんでしまった女性が、
学校で激しくいじめられたり、恋人とうまく関係が築けなかっ たりして、
これではいけないと整形手術を思い立ち、
30回以上整形を繰り返した挙げ句に、
ある日「これが私の顔かもしれない」と思えるものを、
友人の男性 の視線の中に見つけるという実話。顔ってなんだろうと考えさせられる。
[禁断のリング」 
アマンダ・クイック著
WAVE出版 1900円
わくわくするストーリー展開でおもしろくて一気に読みおえてしまいました。
アメリカの人気作家の日本初の訳書です。(byYuka)

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