Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

さあ、今日はずっと楽しみで、GWの個人的メインイヴェントであるJリーグ VS鹿島戦。

昼食と夕食の両方のお弁当つくったし(なにせ万博より時間がかかるからなぁ。もはや外国)、サングラスと日焼け止めをもったし、あとはもうわくわくどきどきの気持ちとともに乗り込みますよ。

いってきます!

友だちが2名、今年還暦を迎えた(迎える)ので我が家で宴会を開きました。

60年間生きてきた彼女たちと、数えてみたら30年以上つきあっています。すごいよね。私は人生の半分以上をともにしているわけです。長女や次女のことは、私のおなかにいるときから彼女たちは知っていて、次女が生まれたときには生後2日目に会いに来てくれて、たぶん親のつぎくらいに子どもたちとの付き合いも長い。

友だちはたいせつだな、と年をとるとよけいに強く思います。

家族とはちがう距離だけれど、とても密接で相互に助け合う関係。大事にしたいです。

知り合ったころから一緒に飲んで、遊んで、わいわいがやがやにぎやかな御一行様は、昨日も6時間にわたって派手に笑ってしゃべりまくり、食べまくり、飲みまくりました。持ってきてもらったCAMUSのブランデーが極上! ひと瓶開けちゃいましたよ。

一緒に古希も喜寿も卒寿も祝おうね! 楽しみだなあ。

おめでたい気持ちをこめて準備したお料理をちょっとだけご紹介。(ちゃんとした写真はとらなかったので、散漫ですが)

春は桜鯛の季節。いつも行く魚屋さんに、天然ものの鯛を注文したらかなり大きく、オーヴンにぎりぎりでした。むかって左側はひな鳥一羽まるごとを香味野菜とともにゆでるポトフ。とれたスープで蕪のポタージュをつくりました。

桜鯛.jpg

前菜は春の野菜を使った6品。ふきのあっさり煮、トマトとみょうがの甘酢漬け、うどと新人参のきんぴら、ゆで空豆、プチトマトとモッツァレッラチーズのブルスケッタ、新人参と新玉ねぎとひじき入り豆腐ハンバーグ。

前菜.jpg

ほかにパプリカとエリンギとズッキーニのマリネ、お赤飯、デザートは苺のババロア。

料理は楽しいです。

ちなみにタイトルの「華甲」は中国語で還暦の意味なんですって。華という字に十が6つあり、一が一本入って、61歳で数え年で還暦になる、そうです。書道の先生から訂正をいただきました。もう、ほんとかさねがさねありがとうございます、先生。

最近(というのはここ数年)「これを使うと(摂取すると)きれいになる」という言葉に弱いです。

「だまされているな、私」と思いながら、つい美容の記事に食いついてしまいます。

でもって、だまされているとわかりながら購入し、使ってしまっているのがこれら(↓)

 

美容器具.jpg
台湾で購入した「燕の巣入りドリンク」と、美容院の人に勧められたプラチナ電子ローラー。

燕の巣はなんでもコラーゲンたっぷりでつやつやになるんだそうです。1瓶300円ほどで、ケチって(それと重いので)5瓶しか買ってきませんでした。「いざ、きれいにならなくちゃ」という前に飲もうと思って放置していたのですが、先日、寒くなって風邪をひきそうになり、「いまかぜっぴきになるとたいへんに困る」と思った瞬間にぐいぐい飲んでしまいました。......まずい。あまったるくて、のどにひっかかります。しかも5瓶ではきれいになるまえに終わりそうです。

プラチナ電子ローラーは、軽-く電気が流れていて、ごろごろ転がすとたるみがとれるんだそうです。「肩こりにもききますよ」という一言にころりとだまされ、毎日お風呂で肩をごろごろ。......腕が疲れてかえって肩こりになりそうです。たるんだおなかを引き上げる、ともいわれましたが、毎日10分間同じ場所をごろごろしなくちゃいけないそうで、聞いただけで疲れたのでまだやっていません。ちょっと効き目があったかな、と思ったのが足のむくみです。ふくらはぎと太もも裏をごろごろやると、たしかに足はすっきりします。

美容の神様は信じて実行する人にだけほほえんでくれる。

そう思って、今日もぐいぐい、明日もごろごろ。

『普通の家族が一番怖い――徹底調査、破滅する日本の食卓』

岩村暢子著 新潮社

という本を読みました。

マーケティング調査会社につとめている方が、8年にわたってアンケート、グループ面接で調査をした日本の食卓を読み込んで書かれた本で、ま、タイトル通り扇情的な内容です。

18歳になった息子にもサンタクロースの存在を信じさせて、クリスマスになると窓に靴下をぶら下げている、とか。(「子供には夢を持ってもらいたいから」なんですってw)

正月のおせちをつくらない家庭が43%もいて、元旦の朝には起きてきた順番に菓子パンとペットボトルの飲み物を飲んですます、とか。

結論は「日本の食卓(そして家族)は破滅にむかっている」というような話です。

料理が苦手で子供にひたすらスナック菓子を食べさせていた、とか、子供の弁当に毎日オレオをつめてきた、とか、幼稚園の遠足のときにお弁当を食べる場所まで寿司屋に出前させた、とか、遊びにいったら家にまな板がなかった(包丁は果物ナイフが1丁だけ)、とか、そういうお母さんたちが私が子育て真っ最中のときに知り合ったなかにいました。仲良くはなれなかったけれど、でもそんなに異常な人たちだとは思わなかったな。そういう意味でこの本は思い当るところがあってうなずきながら読みはしたけれど、だからって日本の家族は崩壊している、もしくは破滅への道をたどっている、とは私は思わない。

自分で言うのもなんだけれど、私は食べることにはかなりマメで、せっせとつくるし、着実に腕をあげていると思う。料理をするのは、おいしいものを食べたいという生理的欲求があるからで、たとえ一人でも結構ちゃんとしたものをつくる。(→自慢させて)でも、料理がほんとに苦手で嫌いで、キッチンに立っただけで頭痛がする、という人のことを軽蔑する気にはまったくならない。私が裁縫が苦手なように、料理が苦手な人がいて当然だと思いますよ。ボタンつけとすそ上げのときしか裁縫箱開けないもん、私。

家事はやらないほうが苦痛です。ちらかった汚い部屋にいると精神がささくれだつし、くさい湿った布団には寝たくない。それは私の生理的欲求です。私の目から見て散らかり放題の家のほうが居心地がいい、という人の生理的感覚もよくわかるし、そういう人の家で私はゆったりくつろいじゃったりするのですね。

人それぞれ生理的欲求の在り方はちがう。たとえ家族でもちがう。私の清潔・整理整頓の許容レベルは、夫や子供たちとちがう。私の「おいしいものをきちんと食べたい」という欲求も、ほかの家族から必ずしも賛同を得られているとは言えません(たとえば、私は加工食品が苦手で自分ではつくって食べないが、娘たちは私がいないときにいそいそラーメンをつくっている)。だから自分の許容できる範囲で、家事は各自がやったらいいのだと私は思いますね。

そもそも家族のなかで家事を担うのが妻や母親であって、彼女たちが苦手としていることをやらないからといって「怠慢だ」とか「日本の家族は崩壊する」っていうのはどんなものなのだろうか。シュフ=女性とは言っていない、と著者は何回も強調しているけれど、読んでいるとそれが大前提になっているみたいで、そこも気になるところです。

家事は誰か(家族)のためにやることじゃなくて、自分が生きていくためにやることだ、と私は思っています。ここまではやっておかないと気持ち悪い、という程度までを、家族一人ひとりがやるべきじゃないでしょうか、ほんとは。シュフ一人がやるべきことじゃないんですよね。

ふだんの家事以上のこと、たとえばおせちをつくったり、年末の大掃除をしないといけない、というのなら、「いけない」と考える人がやればいい。お父さんがおせちが食べたいというのあら、お父さんがつくったらいい。(うちではここ数年は長女が中心になっておせちをつくっています)。なんなら買ってきたものをお重に詰める(か皿に並べるのだっていい)のだって十分。大掃除をアウトソーシングしたってまったく問題ない。それで崩壊する家族なら、別の理由でとっくに崩壊しているでしょ。

もうひとつ、家事は毎日のことです。今日やって明日やらない、とか、そういうことはできない。やらなかった家事は、いずれしっぺ返しがきてしまう。どんな形でくるかはわかりませんが(それこそ人それぞれ)。いま、仕事部屋の掃除という「家事」をやらなかったしっぺ返しを受けている私。モノ(とくにすぐに読みたい資料)がつねにブラックホールのなかに吸い込まれて消えていき、二度と出てこない、というしっぺ返しですね。いやはや家事の神様はこわい。

 

河南建業 1-1 ガンバ大阪

得点者:宇佐美

     河南の人は知らない

今週の一言 『ガンバ大阪、ACLアウェイで13試合連続負けなし!』

藤ヶ谷◎ 好調が続いています。今は監督とサポの信頼が絶大ですね。的確なポジションに立って危機を難なく救う姿が、ガンバの板についてきました。今日は後ろからも、守備がダブついてないように見えたんじゃないかな、やっぱり量より質です。

安田理○ 効果はともかく、積極的な攻撃姿勢をみせてくれました。バックパスばっかりじゃぁ、電車の吊り広告のスポンサーが泣きますしね(名古屋では見かけませんが)。加地入り5バックから、この先発4バックを選択できる勇猛(やけくそ?)な監督に敬意を評したい。それはそれとして、君はまだまだ期待に応えているとは言えません。

中澤○ オフサイドを取ることにあくせくしなかったのが、結果的によかったかもしれません。5バックで忘れていた「カバーをあてにしない守備」が戻ってきました。高木にお礼を言わないといけないシーンはあったけどね。

高木◎ 最後に同点ゴールを見上げましたが、今日のMOMに指名させていただきます。今日ほど『効いた高木』を拝見したことがありません。攻撃を疎かにしないディフェンス陣の軸は、やっぱり今や君ですね。次の王者鹿島戦が心の底から楽しみです。GW名古屋→大阪の帰省のついでに、ちょっと寄らせてもらいます。冷や冷やしながら観るサッカーって、大好きですから。

下平○ 一度決定機を外しました。まだ一対一で当たり負けするシーンはありますが、守備の粘り強さは伝わってきました。心配にも程がある安田と君の両サイドバックをアウェイで使えるガンバが、変に頼もしく感じましたです、ハイ。

武井○ 今日は人にボール預けるシーンがあまり目につきませんでした。中盤ダイヤモンド型のワンボランチを何とかこなしてくれました(試合前は不安で、不安で.....)。明神ワンボランチもほとんど観た事ないし。目立つシーンがないのは、きっと君の進歩だと思うことにします。今日は「何してんねん!タケイ」はありませんでした。

佐々木◎ 開始早々のバーに当てたミドルが、チームとサポの心の奥に仕舞い込んだ口には出せない不安(・・・・ボコボコにされるかもしれへん)忘れさせてくれました。ちぃちゃな君がドリブルで進む姿は、君が考えている以上に我々を熱くさせてくれます。出番のなかった口惜しいFC東京戦、ベンチで学んだ石川的クロスを何度も試しておられました。

宇佐美◎ (今日は子だくさんのお父さんのような)ルーカスからもらったボールに、イメージ通り技ありの一発でした。他にもゴールチャンスを決めるられなかったことが、最後に追い付かれた原因だなどと申し上げるつもりはありません。偉そうに見えてもつい7年前は、ヤットもフタも橋本も山口(当時22~23歳)も西野もロスタイムにもっと派手に逆転されてましたから。嘘だと思ったら、ガンバサポのお父さんに尋ねてみてくださいね。

ルーカス◎ 惜しいシュートを2本放ちましたが、それよりも何よりも今日の若い攻撃陣には適任のトップ下でした。優しいパスに気持ちがこもっていましたね。不甲斐ない助っ人外国人の中で、一人気を吐いていますね。フロントに「へたな助っ人補強はやめときなはれ」と片言の大阪弁でご進言ください。確変ガンバには、からのタンスにゴン みたいな無駄な行為ですからネ。

大塚○ 試合開始30分前、あの先発メンバーを知って、君がボランチに入るという妄想にとりつかれました(汗)。告白しますが、慌てて同志に送るメールを打つ手が小刻みに震えました。すいません!試合のことはよく覚えていません。とにかく、翔平オレ!

星原◎ 誰が何と言おうと立派でした。後半ゴールを背にボールを受けて、180度回転でシュートした予想だにしなかったプレイに、すっかりイカれてしまいました。あの腰のキレはいつかどこかで観たような......そう!大黒です(←元子さん、ありがとう)。フル出場だったんですね。君のスピードをもっともっと肌に感じる日が、もうすぐ来ると思いました。これから星原と平井のツートップを『ガンバ・エクスプレスカードを切る』と呼ぶことにします。ホント楽しみだな。

二川○ ルーカスと君が交替するなんて、金持ちになったような錯覚に陥りました。ドリブルからあのミドルシュートがネットに突き刺さって、今日のドラマがハッピーエンドになる予定だったのに、惜しかったです。24番星原はきっと君のタイプだと思います。

明神△ 残念ながら明神お父さんは期待外れでした。君が入ってダブルボランチになってからは、ガンバの腰が引けたかな?旅行疲れのないよう睡眠を充分取ってくださいね。

横谷○ ロスタイムの何処からともなく放った(高木の後ろから)あのヘディングが入っていたら、きっと泣き崩れたサポは数知れないと思います。最後逃げ切りに投入されて、失点を食らったことに責任を感じているというコメントで、好感度がアップしました。で、監督の集中力が切れたって、都合のいい言葉ですね。今度、会社でドジを踏んだら使ってみよう。

以上、zaburouさん、さっそくにありがとうございます。

私の「今週の一言」は、「ぜいたくは敵、ではなく未来の布石」です。明神、二川、加地をベンチにおく「ぜいたく采配」。この意図は順当に考えれば「主力を休ませる」ことだったでしょうが、私の見方はちがいますよ。いや、西野さんの頭のなかとはまったく別でしょうが、私は「若手に自立を促せるため」だったと思っています。

いつまでも明神さんの顔色をうかがって甘えている武井。

二川大先生からのパスをあてにするだけの大塚と宇佐美。

高木と山口の指示待ちで、しかも指示どおりに動かずにピンチを招く安田と下平。

加地のあがりを期待して前線からの守備を忘れる佐々木。

それを断ち切って自分の頭でゲームを読め、という意図だったのではないか、と。

残念ながら引き分けで2位通過となってしまったけれど、許す(昨晩はくやしくてあまり眠れず、朝5時に起きて韓国行きの飛行機を調べたのはナイショ)。

いつかきっと、この悔しさが生きてくる若手たちだと信じています。


 

↑このページのトップヘ