Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

540_1.jpgシネロマン
イヴ・アーノルド著 愛育社
訳:実川元子

  著者のイヴ・アーノルドは写真家で、数々のすばらしい作品を残しているが、とくにこの本に所蔵された映画のスチール写真はハリウッドが華やかだった 1950?60年代をうかがわせる秀作である。彼女の遠慮のない、ときには辛らつな文章は、写真以上の迫力でスターの素顔を映し出す。取り上げられている のは、ジョーン・クロフォード、マレーネ・ディートリッヒ、マリリン・モンロー、クラーク・ゲーブル、ジョン・ヒューストン、アンソニー・クインなどなど 名だたるスターや監督たち。撮影カメラがまわっていない場所で繰り広げあっれていたもう一つのドラマを、彼女の文章と写真がみごとに再現している。

contemporary.jpgContemporary Japanese Restaurant Design
文:実川 元子
写真:Nacasa & Partners Inc.(仲佐猛)

  世界の大都市、どこへ行っても日本料理店があります。スシ、ヤキトリ、スキヤキ、トウフはすでに世界共通言語として定着中。でも食べ物はともかくとして、 そのレストラン・デザインはどこか奇妙。外国人がキモノを着ているのとはまたちがった居心地の悪さを感じます。日本的なるものは、必ずしも畳と障子だけに 限らない。私たちの生活がアジア的、西欧的、アフリカ的、そしてモダン、ポストモダンとつぎつぎいろいろな要素、様式を取り入れて、和的なものを解釈しな おし、美的かつ合理的な様式を発展させていったように、日本のレストランのデザインも数々の要素・様式を融合させ、いま世界に向けてあらたな「日本的なも の」を発信していますす。日本ほどいろいろなタイプのレストランがある国は世界にもめったにありません。それだけにデザインも技術も洗練されて最先端を 行っている。日本全国28のすてきなレストランを取材し、それを強く感じました。
無謀にも英語で本を書くという試みに挑戦し、いろいろな意味でとても勉強になった1冊です。でも私のテキストはあくまで刺身のツマで、メインはNacasa & Partners Inc.(仲佐猛さん)の写真。すばらしいです。
Contemporary Japanese Restaurant Design
Motoko Jitsukawa
Periplus Editions (HK) ltd.
2003-11-15






Contemporary Japanese Restaurant Design
Motoko Jitsukawa
Periplus Editions
2012-06-26


Interior-Japan.jpg
「Interior Design//Japan」
  photo:Nacasa&Partners
  text:Motoko Jitsukawa

 建築・インテリア写真では有名な仲佐猛氏率いるナカサ・アンド・パートナーズによる店舗デザインの写真集。本書におさめられた物件は、オフィス、レストラン、料亭、クラブ、バー、カフェ、ブティック、ショッピングセンター、結婚式場、ホテル、旅館、美容院、クリニックと多岐にわたり、かつ場所も日本だけでなく、ニューヨーク、上海と広い。日本のインテリア・デザイナーがいかに世界的に注目されているかがよくわかります。35人のデザイナーや建築家にインタビューし、できるかぎり見にいきました。店舗のインテリアは時代とともに、いや消費者の嗜好を先取りする形で変わっていかねばなりません。そのうつろいやすさが魅力で、貴重な記録になっていると思います。

 

100.jpg100歳まで生きてしまった
発行:新潮社
ニーナ・エリス著
実川 元子訳

 「きっと私は長生きする」と思った著者(ラジオ番組プロデューサー&リポーター)が全米の100歳以 上生きた人たちにインタビューした。ほぼ1世紀を生きてきた人たちにアメリカの歴史を語ってもらう、という企画だったのだが、彼らが話したがったのは過去 ではなく、充実した現在の生活と、未来への希望だった......。
老いることでたしかに肉体は衰え弱くなるかもしれないけれど、精神は豊かに強くなるのだ、ということをあらためて感じさせてくれる本。人生70年で充分と 思っていた私ですが、100年生きるなら登場する方々のように「明日への希望」を語れるセンテナリアンでいたいな、と思いました。日野原重明先生のあたた かい解説もついています。

100歳まで生きてしまった
ニーナ・エリス
新潮社
2003-08-28

 

pearl.jpg真珠--その永遠の魅力
発行:PHP研究所
カイ・ハックニー ダイアナ・エドキンズ著
実川元子訳

太古の昔から真珠は美男美女を飾り、神話では月の雫と称えられ、ときには不老長寿 の薬として珍重されてきました。クレオパトラが美容のために、ぜいたくにも酒の杯 に真珠を入れて飲んだというのは有名な逸話。画家フェルメールは、「真珠の耳飾の 女」で少女の肌に反射する真珠の内側から発光してくるほのかな白い光沢を描き出し ました。 御木本幸吉が真珠の養殖に成功してから今年で110年。それを記念して本書が刊行 されました。古今東西、真珠に魅せられた人々を美しい写真とともにたどった内容で す。ページをくるごとに、真珠が女性のみならず、男性も美しく、そしてエロティッ クに輝かせることがよくわかります。 大手書店のみでの発売となりますが、見かけたらぜひお手に取ってごらんください。 うっとりする写真が満載です。

 
PEOPLE&PEARLS―真珠 その永遠の魅力
カイ ハックニー
PHPエディターズグループ
2003-01

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