ACL 決勝
ガンバ大阪 3 VS 0 アデレード・ユナイテッド(南オーストラリア)
得点者:ルーカス
遠藤
安田
いやね、後出しジャンケンなんだけれどね、この試合の前夜、興奮でなかなか寝付けないときにいろいろな試合状況を想定していたわけですよ。
それで、私の頭のなかを何回もよぎって、そのたびに必死に打ち消した予想が「4-0でガンババカ勝ち」というの......最後のヤットのFKが決まった、と思ったとき、いやー正夢やったんか、とほっぺたつねりたくなりました。いや、幻だったので、つねりませんでしたけれど。
シミュレーションのなかで、一回も浮かばなかったのは「0-0」。たぶんアデレードはそれを狙ってきたんでしょうが、今のガンバに0点はありえない。ポカミスで1点とられて、ガチで守られても必ず1点は返す。そういうチームになってきています。バレーがいたら0-0もありえたでしょうがね。バレーがいなくなって苦しんだ分、さい銭クロス((R)ざぶろうさん)ぶちこみ作戦がなくなりました。今はそれが効を奏している。
そして、点差こそちがったけれど、内容としては私の超楽観のシミュレーションをはるかに上回る「圧勝」で2ndlegを迎えられることになりました。
試合は後半の立ち上がり10分をのぞいて、どれもガンバの「オシャレサッカー爆裂」。とくにフタのおしゃれヒールとか、おしゃれトラップとか、おしゃれパスとかが炸裂しておりました。フタがおしゃれを連発するときは、ガンバは勝つんです。
ですが、なんといっても特筆すべきは遠藤ヤットのアナザ・ディメンションなサッカーでした。もう何、あのプレイ??!!
そりゃヤットはすごいとはわかっていたけれど、10月に入ってコンディションがあがってきてから「この人、次元が違う」とうならせるサッカーをやります。すごすぎます。今のヤットは、2500円(万博SB席)の倍を払っても見る価値あり。
バレー移籍後、地獄の10試合勝利なしの時期をのたうちまわったあげくに、にしのんが確変したのも大きい。J2から移籍してきた「ちっさい!」佐々木(フェル並みサイズ&ボール扱い技術巧みさだけれど、フェルよりはるかに速く、はるかに献身的)投入で攻撃のアクセントをつけたり、たとえ大明神先生でもボール奪取ができなくてラインが下がると思えばすっぱり切る潔さを見せたり、危機に陥ると固まってしまう「氷結にしのん」がウソのようです。
一番の心配は、この圧勝で気が緩まないか、ということ。
でも、今のヤットとにしのんがいれば、それも杞憂かな。
来週の2ndlegが楽しみです。
絶対、優勝する! 絶対、アジアの頂点に立つ!