ビョーキと言われれば、そう、そのとおりです、とうなだれるしかないのだが、年末の多忙ななか、高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会準決勝に行ってきました。

ガンバ大阪ジュニアユース VS 京都サンガFCU-15

結果は3-2でガンバ大阪ジュニアユースの勝利。

その前に、先週行なわれたクラブユースの大会、サハラカップの準決勝 ガンバ大阪ユースVS柏レイソルユースの試合も行っていて、そのときも、どのユースチームもトップチームとあまり変わらないスタイルのサッカーをする、という発見がありました。

サイドをうまく使ってスピードのあるパスをつあにで攻撃を展開するレイソルのスタイルはユースでも見られたし、サハラカップで同じく決勝に駒を進めたFC東京は球際の粘り強さとすばやく縦につないで効率よく得点する、というスタイルで勝負していました。

で、ジュニアユース、つまり中学生たちもそれぞれスタイルは明確に出ていました。

ガンバは足技がうまく、ボールを持てば簡単にとられず、狭いところでもパスをつなごうとし(成功するかどうかはともかく)高い位置でボールを奪ったときに一番得点のにおいがする、というところが同じ。しかも、ディフェンスがゆるゆるで、ペナルティエリアのなかに簡単に侵入を許してシュートを打たれ、セットプレーではキーマンをドフリーにするところまで同じ。WOWです。

際立って印象に残ったのは7番大森くん。ガンバユースにはいま7番をつけている大塚くんというFWがいるのですが、ポジションは違っても同じにおいがして、しかもパワフルな中学3年生でした。

この選手と、10番をつけているい望月くん(名前がなんと聖矢、せいや、という)、9番のキャプテンをしている原口くんというのが中心でしょうか。3人とも日本代表に選ばれています。

つぎのアポまで時間があったので、第二試合のFC東京VSヴェルディ(どちらもジュニアユース)の試合も前半の終わりぐらいまで観戦しました。

こちらもまた、ユースと同じスタイルのサッカーをしていました。前半終わった時点で、これはFC東京が勝つかな、と思っていたのに、終わってみればヴェルディが2-1と逆転。わからないものです。

印象に残ったのは、FC東京17番の東くん。ボール扱いがうまいというより正確で、ポジショニングがとてもいい。ボールにちゃんとからむ動きをしていました。頭のいい子なのかな。

ヴェルディでは14番の小林くん。中盤をパワフルに動き回り、こちらも大事なところには14番という働きっぷりでした。