今年成人式だった次女のために、私が結婚式のときに着た振袖(妹が成人式の時にも着た)を用意した。そのとき母や祖母の着物も風通しをしたり、洗い張りをしておこうということになり、あれこれ出し入れしているうちに「やっぱり着なくちゃもったいない」ということになった。たんすのこやしとはよくいったもんだ。でも着なくちゃこやしにもならない。
来月、結婚式に出席するので、いい機会だと母の付下を洗い張りに出して私が着れるように仕立て直してもらった。
私は着物のことを本当に知らないので、色だけで判断して「銀色の帯を締める」と母にいうと「とんでもない。全然合わないでしょ」という。「私がもっているピンクの帯にしなさい」というのだけれど、色だけで判断すると断然銀色のほうがいい。結婚式なんだし、華やかなほうがいいんじゃないの? といいたかったけれど、いかんせん、知識がないから反論できない。
着物にはまる人は私のまわりにも大勢いるのだけれど、私はたぶんはまらないだろうと思う。もったいないから、機会があればまた着たいと思うけれど、知識を増やして着こなすところまでとてもいきそうにない。次女が「私は着物を着たい! ゆずってね」というので、ちゃんと手入れはしていくつもりだけれど、日常的に着るようにはならないだろうなあ。
自分でいうのもなんだけれど、私が着物を着ると、ちょっと色気が出ます。ははは、いうたった。髪をアップにして、しとやかに歩くからだね、きっと。
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付け下げなんて何年も着ていないな。何色なの?
付下は淡い水色の地に、朱、山吹、白の全長15センチくらいのノの字の柄が、シルバーとゴールドの縁取りで散っているというものです。私が締めようと思った帯は、シルバーに朱の大胆な刺繍の花が入っているもので、母にいわせると「50を過ぎた女がそんな派手な帯をみっともない」。そう? そうなの?