ヴィッセル神戸 2-1 ガンバ大阪

得点者:大久保 2 (ヴィッセル)

     バレー 1(ガンバ)

 

試合始まったとたんに不機嫌になり、敵に点を決められるたびに落ち込み、バレーが取り返しても不安と不機嫌は改善されず、そのままアウト。

まずいな~。

メルボルン戦で効果的だった「危ういほど高いDFライン」が仇になったが、それはもう覚悟の上だったから仕方ない。(それでもオフサイドを取りまくりだったが)

あの、明神大先生でさえも足が動かなかった隠しきれない疲労も仕方ない。(メルボルンへの「時空を超えた」(byにしのん)旅以降、疲労がどんどん溜まりまくっている気がする)

何がマズイかというと、それを打開するために打っている手がJリーグで効かないことだ。

DFラインを高く敷いて、中盤をコンパクトにして、前線からプレスをかけまくって相手のパスの出所を押さえ、2人、ときには3人がかりでボールを奪ってから一気に前線にボールを運んで得点する、というのがガンバの強み。

中盤をコンパクトにしておけば、長い距離を走ることなく運動量が軽減されるだろう、という「疲労ごまかしのための一策」だが、相手が即座に深いところからロングボールを投げ込んでくるリスクが高くなる。きのうのヴィッセルはまさにそれで、コンパクトにした裏のスペースを狙って一発で抜けていく作戦を何回となくやりまくっていた。

それならパスの出所を抑えるために前線からプレスがかけようとしても、疲労が極度に溜まっているいまのような状態ではボールが奪えない。競り合えない。セカンドボールを拾われる。つまりは強みであるボールポゼッションがとれない。

そんなことがみーんな読まれちゃってる、ということである。

でもってターンオーバーという「戦力落としてなんとかする」という作戦も、あまり有効でないことがきのうは露呈してしまった。明神、遠藤、二川という3人は、あまりにもうますぎてしまって、ほかでは替えがきかない、というのでは本当は困るのだ。二川を休ませるために入れた倉田があれでは......。

それでも、あきらかに劣勢であり、そこが問題とわかっても倉田を先発フル出場させたこと。負けていても平井を投入したこと。負傷明けの加地とミスやりまくりの中澤を交代させたこと。この3つに私はかすかな希望の光を見る(ことにする)

本当はチーム力があきらかに落ちているこういうときに、彗星のごとくあらわれて大活躍する選手が出現するチームが本当に強いチームなのだろうけれど、そんな夢のような話は、ない。

がまん、がまんだよな、とひたすら言い聞かせる私である。優勝した2005年も新しい選手、システムがフィットせずに前半負けがこんで、10節で11位まで落ちた。がまん、がまんだ。