フランツ・フェルディナンドの世界グルメツアー
アレックス・カプラノス著
実川元子訳
"Take Me Out"で2004年に世界的にブレークしたスコットランドのロックバンド、フランツ・フェルディナンド(バンド名は、響きがよいから、という理由で、サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をつけたとかいう)のヴォーカル&ギターのアレックス・カプラノスが、ワールドツアーで食べたものをつづったエッセイ。
ニューヨーク一うまいドーナツ、イングランド北部サウスシールズでサビロイ・ディップ、スペインのサンセヴァスティアンではピンチョス、シドニーでは淡水ザリガニ、オランダ、ユトレヒトではパンケーキ、ロンドン一うまいカレー、そして大阪でフグ、新幹線内で幕の内弁当(「日本では汗(ポカリスウェットのこと)を飲むんだぜ!」と驚くスコットランド人)、メルボルンではお菓子通り(そんなものがある! しかもスイーツ列車が走っているそうだ)、シンガポールでナシ・レマ、リスボンでアゼタゥン・チーズ......食べまくること51品。うまいものもあれば、すぐ吐き出したくなるものもあり。ミシュラン二ツ星レストランから香港の屋台まで、網羅する味と料理は「ワールドクラス!」音楽の話やバンドのツアーのエピソードも楽しい!巻末のレストランガイドは旅先できっとお役に立つはず。

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