今週は始まったと思ったら終わってました。

毎朝、めざましがわりにクラシック音楽番組がかかるようになっているのですが、朝とはとても思えないほど重かったり、激しかったりする選曲でびっくり一気に目が覚めます。今朝なんか、ヴェルディのレクイエムでしたよ。朝から葬式の合唱かよ~。せめてアイーダにしてくれ。いや、レクイエムは好きなんですよ。ふだんでもCD聴きますよ。でも、朝からはなあ。

そんなことが言いたいわけではなく、レクイエムを聴きながら「で、今日は水曜日くらいかな」とずるずると起き上ったんですよ。「水曜日......資源ゴミの日だな。あと生協の日か......ん? 生協はつい一昨日きたような......むむむ、今日は金曜日じゃないか!」

なんだかガックリきました。

今週は何もしないうちに終わってしまった......ような気がします。

少なくとも、ノルマは終わっていない。締切は片付けたが。

明日から出張です。会議の資料もまだできていない。

なんていうかね、時が過ぎゆくのを手をこまねいて見ている自分なような。

とりあえず、今週読んだ本を書いておこう。

「書の歴史」上下巻(講談社 魚住和晃編著 マンガと文章と写真で構成された本。マンガの絵はひどいんだけれど、中身はちゃんとしていて、あまり知らなかった宋、元の時代の書がわかった)

「一茶」藤沢周平(文春文庫)読み終わってから、一度読んでいたことに気づいた。やれやれ。句集がよかったからつい手にとってしまったのだが、俳句とちがう一茶像で、ちょっとイメージが崩れた。

「現代アート、超入門」藤田令伊著(集英社新書)

「京都美術鑑賞入門」布施英利著(ちくまプリマー新書)

「非モテ」三浦展著(文春新書)

「新平等社会」山田昌弘著

「江戸モードの誕生」丸山伸彦著 角川選書

あー、仕事関連の本ばっかだなあ。