朝、出かける準備をしているときから汗だくで、愛野駅に到着したときには玉のような汗が噴き出ていて「スタジアム、まだぁ。遠いよ、エコパ」の文句たらたら。
でも、帰りは足取りが軽やか♪♪♪
きのうはロスタイムの失点さえなければ、ガンバ今季のベストゲームでした。
その理由。
1)移籍でゴタゴタしたことで、かえって結束が固まったのか、ちゃんとしたチームプレーができていた。(解説の山野さんがなんといおうと、ガンバはミスが少なかったですよ)
私は「〇〇頼み」のサッカーが好きではないので、たとえ勝っても、これまで心のどこかで「レアンドロ頼みは好かん」なんて思っていたのですが、昨日はパスを回せるときは回し、チャンスと見たらルーカスやジェジンにくさびを入れるというのが、全員のコンセンサスでできていたように見えました。西野さんは「前半は動きが重かった」とコメントしていましたが、あれはね、賢い選手たちが(少なくともだれかよりははるかに考えている選手たちが)省エネ戦術を自ら実行していたんですよ。名古屋戦の反省から。前半、タッチライン際でジュビロの選手と「どちらが線にぴったり長いこと貼りついていられるか」の競争に励んでいたヤットが、後半に入ってトップ下に入ったとたん、重しがとれたみたいにいきなり走りだしたところにも、「もう名古屋戦(そしてACL川崎戦)のテツは踏むまい」の心意気を見ました。
2)山口、ジェジン、そして山崎という久しぶりのGOALが3つも見られたこと。あのね、これはね、すごいことなんですよ>西野さん。「誰がゴールしようと関係ない」なんてよく言うなあ。この3人が得点できたことが、どれほどすばらしいことなのか! ガンバがもう一度、苦しいところから這い上がれるきっかけのGOALは、いつだってキャプテンから生まれてきたんです! 去年、10戦勝ちなしで苦しんだあと、アウェイVSアルカラマ戦で山口と山崎のGOALで勝ったあの喜びを忘れたのですか?(私は泣きましたからね、あの試合終了の笛が鳴ったとき) チームがこわれてしまいそうな(もしかしたらこわれていたかもしれない)とき、キャプテンと山崎に何回いったい救われたのですか? そしてチョ・ジェジンのあの喜びよう。ゴール裏に走ってきてくれたとき、もうジェジン、結婚してぇ! と叫びそうでしたよ(→ま、むこうが願い下げだし、自分でも引きそうなので踏みとどまりましたが)
3)ジツカワのひそかな「敗戦ジンクス」が、きのうは全部裏切られました。もう迷信を祓えるぞ!
①湿度65%以上だと、
②NHKで放送されると、
③ハーフタイムに花火があがると、
ガンバは負ける、というジンクスがね。
お待たせしました。それではzaburouさんの今週の一言です。
今週の一言:『そやねん!みんなでゴール!』
松代○ ゴール前にフンワリ上がったボールで、君がバックステップを踏むたびに胸がキュンとしました。短く散髪した君の頭に、今日の心意気を感じた。名古屋戦以外は先発しても大丈夫なことを蒸し暑いエコパで確認しました。次は角刈り?で先発!
加地◎ 君の元気な姿が見れて嬉しかった。前半の磐田の攻撃が君のサイドに集中したのに首をかしげながらも、しっかり守りきりましたね(普通のチームは下平を狙うのに)。後半チョジェジンに出した今まで見たこともない鋭いゴロ・クロスに、ガンバゴール裏がまとめて大きくのけぞりました。得点にはなりませんでしたが、明るい希望を抱かせてくれました。レアンドロがいなくても加地がいれば、ガンバは戦える事を勘違いフロントと監督に示した。
中澤○ 前線へのフィードは山口よりセンスを持っています。遠くでよく見えませんでしたが、炎のヘディングクリアーを見せたのは、君だと信じています。必要以上にボランチに負担を掛けないボール繋ぎコンセプトをしっかり実践した。
山口◎ そろそろ来ると予測していましたが、ついに来たぁ!と言う割りに、現場ではゴールした瞬間『やっぱり、チョが来たぁ!』と信じて疑わず(motokoさんも)ハイタッチしていました。Japanに漏れたことは残念な事ですが、阿部>智の岡田監督ではゆっくり日本で休養するのが賢いと思います。このところ恐怖の2-0リードの状態にもかかわらず、味方CKで前線に上がっていった君達CBに敬意を表したい。2点目ルーカスへの頭フィードは見事でしたね。
下平◎ 名古屋から愛野まで、新快速と各停を乗り継いで節約した甲斐がありました。道中、君のサイドでJapan駒野が暴れ回る夢を見たのが、返って良かったと思います。君のスライディング・タックルに心の底から湧き出るように拍手する時が来るなんて!とても感慨深い愛野の夜でした。そうそう、攻撃でもキラリと光るクロスをちりばめていた。レフティの真価を攻守に発揮していた。
橋本○ 名古屋戦のガス欠逆転負けを鑑み、中盤追い回しを控えたロスナイ作戦が効を奏しました。一見、ヤット・駒野Japan組のヨーロッパ遠征前の手抜き計画かと錯覚しそうでした。絶好のシュートチャンスを2本外しましたが、あまりがっかりしないでくださいね。我々には折り込み済みです。山崎への実質的なアシストを決めていた。
明神◎ ロスナイ作戦でも、一人運動量は落ちませんでした。磐田がサイドをボールが割るミスを繰り返した原因は、君が中央にいるからですよ、きっと。イナをJapanに選ぶなら、明神さんじゃないかな?
遠藤○ 後半フタが交替するまで、ピッチの短い芝にひっそりと隠れていた。でも山口への先取ゴールのCKアシストを決めるところが、ヤット自然体の所以ですね。山崎ワントップのトップ下に入ってからは、生き生きとしていました。やっぱり遠藤はサイドラインを背にするプレーヤーじゃないですね。
二川◎ まるでマラソンの先頭ペースメーカーのように、最初から一人飛ばしに飛ばした。いや、ボールがみんなフタに集まって来て、飛ばさざるをえなかったのかも。チョとのコンビは、まだまだ始まったばかりですし、期待してやみません。
ルーカス◎ 全員一致の今日のMOMです。素晴らしい!レアンドロとの知性と教養の差が、私の中で浮き彫りになった。チョに出した2点目のアシストは、世界を救うような心を持ったパスでした。チョジェジンより先に、思わず深く手を合わせました。目の付け所が違う前線での追い込みは、今日のガンバの無くてはならない活力となった。比例代表にルーカス党があったら、明日投票します。
チョジェジン◎ 担架で退場、怪我がとても心配です(交替後ベンチに座っていたので大丈夫かも)。今日ほど君のゴールを望んだ試合はありませんでした。そして待望のゴールが生まれました!ゴール裏で牧師ルーカスと抱き合うシーンに、私もできれば乱入したかったです。ルーカスと加地からの二度の速~いクロス(珍しい)を合わせられなかったのが、惜しまれます。次こそ、君にしか奪えないゴールを見せて下さいね。惜しい2本の頭シュートもありました。
武井△ 君の交替出場は単なる監督の惚けたメッセージだけらしい。武井がサイドに固定してプレーしている事が分からない。あれなら引退した入江でもいいのかもしれない。
山崎◎ 今期2ゴール目です。全部ナマで見ました♪君のゴールは、何故かいつもすがすがしい。あのパスをシュートに結ぶ動きは、私のイメージ通りでした。サヨナラ!レアンドロのトドメの一発をありがとう。この調子で頑張って下さい。来年、ペドロはもうガンバには居ないはずです。
安田理? 下平との交替は怪我が理由なんでしょうか?現地ではよく分かりませんでした。ルーカスかヤットとのミチ交替を思いつく監督になってほしいと思いました。零封していたDF選手の集中力を削いだ采配でした(山野氏の惚けた解説はさておいて)。
コメント
コメント一覧 (7)
エコパ観戦お疲れ様でした!!行った甲斐がありましたね。
私は、テレビ観戦でしたが、もうすでに2回試合を見返しました。あと2~3回はリピートで見れます(笑)。
ガンバの選手一人ひとりの頭の良さと学習能力の高さに関心してしまいました。ほんと、みんな賢いっ!!
フタの前半からのぶっ飛ばし具合も、ヤットの前半の省エネ具合も、すべては計算の内。監督に言われなくても、チームの為に自分がどのようなプレーをするべきか、理解していて頼もしかった。
あと、下平よかったです。途中から入ってきた安田とのコントラストが鮮明にでるくらい。ミッチーやばいぞっ~。
ミチも寺田も倉田もやばそうで、ほんとどうしたらいいのだろう>ガンバユース若手、です。
笑えたのは、インタビューで桑原氏が西野監督にスタメンの平均年齢の高さをズバリ指摘していたこと。28.9歳!高っ!
選挙特番に飽きて2007シーズンのDVDを久しぶりに見たところ、基本スタメンが、FWはともかくシジがソータに変わっただけでMFもDFもまったく変わっていない。こりゃある意味恐ろしいことです。監督に勇気がないのか、若手がふがいないのか、スタメンを続けている選手が凄過ぎるのか・・。
遠藤も髪の毛さっぱりしてましたな。オランダ戦で怪我しないことを祈ります。
あのゴールが入るまで、これっぽっちも勝てるなんて思いませんでした。
金沢後遺症、1週間で完治しました(笑)。
入れてほしい選手→大塚、宇佐美、倉田、武井、菅沼。
外せない選手→加地、明神、遠藤、二川。
とりあえず、来年GKはどうにかしてほしいです。補強のNO1は正GKで!
四的→指摘
です。
ついでに若返りをはかるための希望スタメン
GK(セーブだけでなく、試合が組みたてられるベテラン30歳)
DF 加地 中澤 菅沼 下平
ボランチ 明神 倉田
攻撃的MF 遠藤 二川
FW 宇佐美 ルーカス
これで平均25.7歳です。
いかがでしょうか?
来年度のスタメンということで言えば、ほとんど同意見です。
ゲームキャプテンは、明神ですかね。
キャリアのピークという感じの明神をおびやかす選手は、ガンバはおろか国内にもいない感じです。岡ちゃんがオランダ戦でボコボコにやられたら、あわてて召集するかも。
はっしーは、あのポジションでインステップのミドルシュートがまったく枠に行かないときびしい。宇佐美とルーカスはまるで親子ツートップって感じでいいっすね。
菅沼は上背が4バックのストッパーとしてはきびしいかも。
宇佐美にはとにかく家長の二の舞にならないよう、切に祈っておりまする・・。