元旦は天皇杯でしょう、ガンバでしょう、と言える幸せ。

実は2000年から毎年正月は国立競技場で迎えているのですが、やはり自分が応援するチームが出ていると力の入り方がちがいます。でもって、2007年、2009年、2010年とここのところガンバは天皇杯の常連っぽくなってきました。選手の体力やコンディションを考えるといいかどうかわかりませんが。

2009年とはちがって、ACL出場権ではなく、ひたすらタイトルが欲しくて勝ちあがってきた今回。

拮抗したとてもいいゲームでした。

1点目も見事でしたが、2点目のヤットのゴールはたぶん2009年度のベストゴールじゃないでしょうか? あ、ピクシーのVS横浜戦で革靴でピッチサイドから蹴りこんだゴールについでw

3点目のフタのGOALで涙ぐんでしまったのはナイショです。3点目がとれなくて負けた夏のVS名古屋戦を思い出したからかもしれません。それ以上に、ミョウさん→フタ→ヤット→フタのつなぎの正確さと美しさに感動したせいでしょう、きっと。きれいでした。

試合前、三都主とブルサノヴィッチが交代で出てきたら勝つ、とひそかに思っていました。しかもよりにもよって苦しめられていた小川との交代だったので、ヤッター、ありがとう、ピクシーと手を合わせました。

表彰式でめずらしくフタが真ん中で表彰状を振り回して喜んでいたり、ヤットが満面の笑みではしゃいでいる姿を見て、うれしかったんだなあ、とまた涙ぐみました。ヤットもフタも普段は勝っても淡々としているのに、きのうははしゃぎまくりだったな。

サッカーは「感情のゲーム」だと思っているのですが、きのうはそれがとても見事に表現されていました。よろこび、楽しさ、苦しさ、くやしさ、怒り、いらだち......プラスの感情もマイナスの感情も表現されていて、ドラマのようでした。

サッカーっていいなあ。

今年もスタジアムで「感情」を味わいたいと思っています。