最近、仕事ももちろん忙しいのだけれど、家族のことでも忙しいです。

ずっと前に訳した『レッド・ホット・ママ』(コレット・ダウリング著 徳間書店)に、女の50代は自分が家族のゴッドマザーになっていることを知る時期、とあって、そのときは30代だったのでよくわからなかったけれど、いまになると「あ~こういうことだったのか」と思い当たる日々です。

子どもたちは就職や結婚など人生の節目を迎えようとしていて、いい大人なんだからもう放っておけばいいか、というとそういうわけにはいかず、やはり先輩としてアドバイスは必要で、アドバイスだけでなく(私の性格としてつい)奔走したりします。

親についてもそう。親の老いとも向き合わねばならない時期で、いつまでも目をそむけてはいられない。

私が動かなくては始まらないことがたくさんあり、背負わねばならない責任も重い。

家族のことは、仕事とはまったくちがう頭や気持ちの使い方が必要です。忍耐もいるしね。

でも、今日思ったのですが、私が支えているようでいて、実は支えられてもいるわけです。

元気に、ゴッドマザーをやれることを感謝したい、と思った一日でした(会社が休みだった娘に夕ごはんをつくってもらい、掃除と洗濯をしてもらったことで、いきなりこんな結論w)