横浜Fマリノス 1-0 ガンバ大阪

得点者:横浜Fマリノスの誰か(たしか天野という選手。記憶がおぼろ)

 

 暑かったです。終わり。

 いや、終わってはいけませんね。なんというか、ガンバのいまの力(のなさ)と、将来(たぶん来年か再来年)への希望の両方を感じて、悔しさとほのかな期待感とが入り混じってスタジアムをあとにしました。

 外国人FW頼みでやってきたことのツケがまわっていること。黄金の中盤(笑)が実はもう勤続疲労によりかなり錆びついていること。若手に経験不足と力不足で最後のひと押しの力が出ないこと。そして何よりも、DFの足と頭が後半にいきなり回転不足になってしまうこと。

 ほら、シロートの私でさえも問題点ははっきりあげられますよ。私でさえもあげられるのだから、相手チームは全員思っていることでしょう。「ガンバ、たいしことない」「後半にカウンターをかければ一発だ」ははは(力なく笑う)

 それでもオプティミスティックに私は考えましたよ。

 もう立て直しではなく、もう一度あらたにチームを作り変える、という意識が持てれば、大丈夫、新生ガンバが見られるってね。でもって、監督以外はたぶん「これまでのスタイルに固執していてはだめなんだ」と考えていると思います。それがわかっていながら身体がついていっていない筆頭が約2名ほどいて、それがいまの大きな問題なのですが、たぶん、今季いっぱいはしかたないだろうなあ。

 昨日、スタジアムから駅に歩いていく途中、10番と33番と13番ユニを着た青黒い若者たち数人が話していました。予想外に明るい声で。

「これまでの試合に比べたらなんぼかよかったで。負けたけれどな」

「京都戦見せられたあとやったから、今日の試合内容やったら負けても希望がつなげるわ。負けたらあかんねんけどな」

「やっと攻撃の形が見えてきたな。期待できる。やっぱり宇佐美はなんかちがう(もちろん33番ユニ着用)」

 後ろから声をかけたくなりました。

「来年に期待しよう!」

 そうやって自分を励まして、さあ、今週もがんばろう!