ガンバ大阪 3-2 セレッソ大阪

得点者:宇佐美、中澤、安田(ガンバ)、乾、アマラウ(セレッソ)

 

 今季最多の20900人以上が来場(すみません、正確な人数を把握せず)

 クラブ側が用意した映像が試合前に流れたのだけれど、4年前のダービーの得点シーンが続々。久しぶりにアラウージョ、フェルナンジーニョ、マグノを見ました。で気づいたのが、そうか、バレーがいた間にはダービーがなかったんだなってこと。4年って結構長い歳月です。その間にガンバはリーグ優勝、ナビスコ優勝、ACL優勝、天皇杯2回優勝(パンパシ優勝も入れてあげてよ)しましたよっていう内容。いやいやダービー前に流す映像として、かなーり盛り上がるではないですか!

 試合は開始2分で宇佐美選手のビューティフルーティフルなGOAL! そして中澤選手の豪快ヘッド! 実は試合前に「今日のGOALは宇佐美、中澤、橋本」って予言していました。(その後、思いついてルーカスかな、と変更したんだけれどそれはナシで)まさか2人までさっさとあたってしまうとは、自分でも驚き。

 2点とってしまうとそのあとグデグデする悪い癖を発揮するガンバさん。明神さんがいればああいうおさぼりプレイは許さなかったでしょうが、やさしいヤットさんと顔は怖いがたぶん日本語があやしいルーカスだとにらみがきかないのか。前半ロスタイムのCKでなんかもめている。むこうのほうだからよくわからない。私たちの後ろにいるセレッソサポのおじさん(声がいちいちデカっ!)が「PKやろ、PKやー!」と怒鳴る。PKになるようなことはなかったと思うんだけれどなぁ......と思っていたら、セレッソのアドリアーノにレッドカード。中澤が顔を押さえて倒れていて、どうもそれが原因らしい。

 まあそれはともあれ、ハーフタイムに隣で見ていたかたに「後半、どうなるでしょう?」と聞いたら、「最初の10分が肝心ですね。2点と10人相手の有利な状況を生かそうと守りに入るのか、それとももう1点攻めるのか。それをはっきりしないで受けにまわるとまずい」。そしたらその通りの展開に! ったく、ヌルイよ、ガンバ!(怒)

 そして私の予言、3点目の得点者は見事に外れ、予想だにしなかった安田選手が蹴りこみました! その前に安田のいつもの宇宙開発シュートがなぜかクロスバーにあたったとき「あとちょっとや、ミチ!」と叫んでいたんですが、まさかほんとに入るとは! リーグ出場101試合目で初得点。いつ決まるんだろうと思っていたら、ダービーで決勝点。すごいわ。

 試合後のインタビューで、得点を決めてまっすぐ西野監督のところに走って行ったのはなぜ、と聞かれた宇佐美くんが「試合に出られなかったりすることがあるだろうけれど、そういうことがあっても逃げないでずっとガンバでやっていく、という決意を示したかったから」と言っていました。ううう、泣かせるぞ、18歳。

 一方、その「ガンバから逃げた約一選手」にかんしてですが、私はブーイングもしませんでした(もちろん拍手もしませんけれど)。大分で観戦したときにはもうちょっとあたたかい気持ちがあって、ブーイングしながらも拍手もしちゃったりしたのですが、今回は関心がなくなっている自分を発見。ドリブルは脅威だし、視野が広くてパス出しもうまい。潜在能力が高いのはよくわかる。でも、たぶん彼にはガンバには帰ってくるつもりがないのだろうな、とはっきりわかりましたね。あのプレイでは帰ってきても居場所はない。本人もよくわかっているでしょう。そのうえであえてそういうプレイ(まわりを生かすのではなく、まわりに自分を生かさせる)を選択している、という感じがしました。ああ、そうか、彼自身はもうとっくの昔にガンバと訣別していて、そして私ももうフラットに一サッカー選手としてしか見ていなかったんだ、とわかったダービーでした。

 MOMは文句なしに安田ミチですが、私は影のMOMとしてヤットをあげたい。両チームを通じてヤット一人だけ別次元でした。やっぱりすごいわ。それとルーカスがひいてからキャプテンマークをつけているヤットにちょっと惚れました。だんだんキャプテンが似合うようになってきています。マスター・オブ・ガンバの看板以上。

 さて、つぎの試合は(恐怖の......ぶるぶる)川崎戦です。藤ヶ谷選手、今週はジェルソン・コーチに1000本ノックを受けてください。ジュニーニョを今度こそとめてよね。