両親が2人とも9月生まれで、しかも敬老の日と重なっている、というので週末は、実家に帰ってプレゼントのつもりでディナーを提供してきました。外食すると胃が悪い母は半分も食べられないし、父はよろよろして外出に危険が伴うので、誕生日には家で私がシェフになってディナーをつくることにしているのです。

でもってメニューは......

アミューズとして「冷たいトマトとみょうがのマリネ」「いちじくのプロシュート添え(クリームチーズをちょこっとはさむとおいしい)」

前菜「まぐろとひらめの紅白カルパッチョ グリーンサラダあえ」

メイン「牛ひれ肉のステーキ、レンコンソテー、赤黄パプリカ、バルサミコソースかけ」

スープ「合鴨ひき肉団子ところころ根菜のスープ」

ごはん

デザート「マロンクリーム入りコーヒーロールケーキ」

量を少しずつにして、味も薄め(私はいつも味つけが薄いのだが)にしたおかげか、両親とも完食してくれました。よかったよかった。

母が「あんたは料理の手際がいい。ていねいで仕事が速い」とほめてくれました。うふふ、うれしいなあ。大ベテラン主婦からの賛辞は何よりの励み。

この年になってしみじみ「若いころから身につけておいてよかった」と思うのが、料理と語学です。両方とも何歳からでも始められるし、それなりに上達もするけれど、やはり長年にわたって毎日やり続けたおかげでついた力っていうのはあなどれません。とくに料理ができれば節約になるし、自分が食べたいものを食べたい味でつくることで満足感が得られるし、それを家族や友人たちに提供して喜んでもらうこともできるし、何よりも頭も心も体も健康になれます。

どうやってモノを処分しようかと日々悩んでいる(らしい)年取った両親にとって、プレゼントにモノを送るのは論外。だからディナーをつくるっていうのは我ながらいいアイデアだと思っています。まだ3年しかやっていないけれど、ずっと続けていきたいな、と2人の笑顔を見ながら思いました。