清水エスパルス 0-3 ガンバ大阪

得点者:ルーカス、武井、佐々木

 

 試合前にぶーたれていてすみません(汗) なんせ横浜Fマリノス戦のトラウマがあるので、今日勝てるとは思いませんでした。みっともない試合だけは勘弁、帰りの新幹線でふて寝勘弁、とかマイナスなことばっかり言って大きなため息をつき、同行者に「そのため息は不幸を招きます」と注意されました。

 試合が始まってみると、ヤットの鬼スイッチが入っていて、アクセル踏みっぱなし、みたいな感じ。スライディングタックルしまくりのヤットさん。危ないんですけれど(冷や汗)しかもFWにはひさびさのスタメンでルーカス。チェイシングといい、ボールのおさまり具合といい、宇佐美や平井とは格がちがいます。ソウタとミチが3段くらいギアあがっていて、それに引きずられてなのかどうかハッシーが宇宙開発シュートを3本くらい撃っていやテンションあがるあがるwww

 そんなところでルーカスGOAL。ガンバのゴル裏もう優勝したかのような大騒ぎ。

 武井のGOALはうれしかった。後半にもすごくいいミドルを撃っていて、やればできる子を証明していました。ごめん、パフォーマンスを見逃したよ。ぜひ天皇杯でやってくれ!

 佐々木のGOALが決まったときにはちょっと泣きました。すばらしいGOALだったし、あのGOALで来季のいろんなことが決まったな、と思って。佐々木選手、それまで空回りして西野さんに怒られているのがこっちまで見えていたし、がーっと西野さんのところに走って行って、抱きついていたときには、ああ、宇佐美がはやらしちゃったね、このパフォーマンスって思いました(違)それにしても西野さん、マッチコミッショナーに何回も「前に出過ぎです」」「後ろさがってさがって」と注意されていたにもかかわらず、佐々木が走ってくるのをみたらいきなりピッチに走りこんだのには驚いた。あれ、ありなんですか?

 最後は選手全員、監督、スタッフ、社長まで並んでみんなで万歳三唱。社長が満面の笑みで三唱どころか一人で四唱、五唱、と万歳しているのがおかしかった。いや金森社長、いい人です。

 帰りの新幹線に乗る前にスタバでコーヒーで「今季お疲れさまでした」の乾杯。そしたらなーんとガンバの選手がみんなぞろぞろ入ってきてスタバに並びだしたではないですか? さっそく売店にいたルーカス選手に話にいきました。「ほんとにありがとう! 来年いないなんて、とってもさびしいです」と言ったら「アリガト。ワタシモサビシイヨ」って。一緒に写真を撮ってもらいました。ルーカス、顔が小さく、細くって並んで撮ったはずなのになぜか私が三歩前くらいに出ているかのような遠近感あり。

 今年も私の予想をくつがえすいろんなことがありました。

 正直、シーズン前にはガンバ5位と予想していました。すまん。名古屋優勝は夢にも考えませんでした。あたってんのは湘南の最下位降格くらいだよ。

 獲得した外国人選手がまったく使えず(ほんとひどかったね)、ゼカルロス太り過ぎで失笑事件や、PJユニ投げつけ帰国事件や、チョジェジンはチームメイトと食事にしか行ってないのではないか疑惑、おまけにUpper30(案の定)つぎつぎ故障で稼働率がはげしく低下など、私を落ち込ませる事件がいろいろありました。

 でも、いいこともたくさんあったな、とようやく振り返ることができます。若手の台頭、は何よりうれしかった。あと、振り返ると今年は何回か連勝もしています。橋本大先生の覚醒連続ゴールもチームを救ったしね。

 しかし、いまだに私は狐につままれたような感じです。なぜ、このチームが2位なのか? 名古屋と同じく8敗しているのですが、なぜ名古屋はずーっと勝ち続けたような感じで、ガンバはずーっと負け続けたような感じがするのか?(開幕から5試合勝ちなしの印象があるのかも)  

 そしてナビスコ杯優勝したチームは翌年降格する、というジンクスができつつあるとっても不思議なJリーグ。ジュビロは戦々恐々だろうなあ。

 いろいろあって2010年のJリーグは終了。消化不良な感じは否めませんが、2位のチームがそんなこといったらバチがあたりますね。

 とにかく、お疲れさまでした。