あと3時間半足らずで2010年が終わります。今年もたくさんのかたがたにお世話になりました。一年の終わりにいつも思います。私はほんとに大勢のかたに助けていただいているってね。それがどれだけありがたいことか。私ははたして他の人をどれだけ助けているだろうか。私がしてもらっているくらいを、せめてほかの人にやっているだろうか......。この年齢ならばもっともっと自分以外の人の役に立つ人間でいなくてはならないのに、いまだにまわりに助けてしまっているって......(ため息)
それはともあれ、今年も本当にありがとうございました。ただ、ただ、感謝です。
「あー、今年もいろいろなことがあった」と書きたいところですが、私の場合、取り立てて書くほどのことは何もない、つまりは平凡な一年でした。
今年を一文字で表すと「飛」です。
飛躍した、とかいうんじゃないですよ。飛ぶように過ぎていってしまった、という意味です。さっきおせちを作りながら「えーっと私って今年何歳になったんだっけ?」と計算しちゃいましたよ。年を忘れたいという以上に、この1年があまりにも、あまりにーーーも早く過ぎてしまったので、自分の現在年齢がわからなくなってしまったのでした。
仕事はときどき苦しかったけれど、浅田真央さんじゃないけれど「いま自分ができることは100%やった」というところでしょうか。それがいいことかどうかはともかく、「やります」と言ったことはできるかぎりやりました。ほんとはそれじゃいけないんでしょうけれど、ほら、何せ「飛」の一年だったから。ありがたい話だ、ということにしておきます。
年賀状にも書きましたが、趣味のほうでも充実していました。書道も中国語も楽しかった! いい先生に恵まれて、いい仲間に出会えて、ほんとうれしかったです。どうぞ来年もよろしく!
ガンバはさえない1年ではありましたし、来季もあまり大きな期待はできそうにありませんが、とりあえず若手にほのかーーーーな光が見えてきた、ってことにしておきます。ワールドカップは楽しませてもらったし、ま、いっか。
今年よかったことは、家族も私も大きな病気をしなかったことです。私は寝込むような病気をしないですんだし、とにかく身体がよく動いた。夏のあまりの暑さに「ちょっともう無理かな」と思うこともあったけれど、危なそうな予兆があるとさっさと眠り、無理をしなかったのがよかったようです。1年を通して、ほんとに自分でもびっくりするくらいよく働けました。この年齢になってなんだよって突っ込まれそうですが、今年、家事能力は10%はアップしたな。
今年、私は後半になって一つ自分なりの悟りを開きました(苦笑って書くのがぴったり)。
それは「いま自分がやっていることは(誰かに強制されてしかたなくやっているのではなく)好きでやっていることだ」って自分に言い聞かせるようにしたことです。ごはんをつくるのも、掃除をするのも、もちろん仕事をするのも、好きでやっていることなんだから、誰かに文句を言っちゃいけない、と自分に言い聞かせています。本気でやりたくないのだったら、やらなきゃいいことなんです。
大みそかの今日も、ついついおせちをつくり、大みそかディナーをふるまうのも(しかもなぜか外国人がまたまたホームステイしているのだ!)好きでやっていることなんです。そう思えば不満は90%消えます。(10%くらいくすぶってはいるが)
好きでつくっているおせちとディナーの画像をアップしておきます。今年は一人で大奮闘でした(娘が風邪ひきで手伝ってくれなかった......という不満を言ってはいけない)
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