ぜひ観たいと思っていた美術展2つに行ってきました。
1つは根津美術館で開催されている「墨宝展――常盤山文庫名品」。日中の禅僧がしるした書画を紹介した展覧会です。なんといっても「捨得図」がみどころかな。
改装されてから初めて行ったのですが、根津美術館は建物もお庭もすばらしい。カフェのそばでは梅が咲いていました。
京都では京都国立博物館で開催されている「筆墨精神――中国書画の世界」を見てきました。ふだん臨書用の法帖でしか見ていなかった王羲之一族や欧陽詢、褚遂良といった書聖たちの書が展示されていて、なかには私が臨書したことがあるものもあり、2時間くらいかけてじっくり眺めてきました。唐から清までの書の流れがなんとなくつかめたのが一番の収穫かな。
博物館を出てきたら、もうたそがれ。冬の暮れどきって雰囲気ありますね。
まあそんな感じで中身がつまった週末でした。
コメント