タイトルから「きっと宇佐美選手の移籍のことやろな」と思われたでしょうが、その前に宣伝。

今日発売の週刊朝日 「親子のカタチ}(P55~P59)に娘と一緒に登場しています。親子対談。気恥かしい......。でも、書店やコンビニで雑誌を見かけたら、ちょろっと見てやってください。

この企画に出させていただいたおかげで、娘が考えていること、将来への希望がいまさらながらですがちょっとわかりました。

娘は小さいころから「日本以外の場所」「日本語以外の言葉」にすごく関心がある子どもで、テレビで外国人とわかる人がしゃべっていると「いまの何語?」「この人、ナニジン?」とよく聞いてたし、その言葉をすぐ真似したりしていました。親ばかですが、耳がいいので、たとえば外国語の歌(英語に限らず)を聴くと、意味がわからなくてもそのまま歌えてしまう、という特技(?)があり、K-POPにはまったときにはハングルができないのにラップまで歌っていたという。でも、さぞかし英語の成績がいいだろうと期待していたら、なぜかヤバイ点数をもらってくるのでのけぞるという。

ま、そういう幼児からの「志向」っていうのは抜けないんですね。昔も今も彼女は海外志向。異言語と異文化に興味津津。世界にはばたきたいていきたいんですね。はばたいていってほしい、と私も応援しています。

と、天才宇佐美くんと、凡才の娘を比較するなんてあんまりですが、はばたいていくチャンスを得たならば、(誰でも、何歳だろうが)ぜひとも飛び出していくべきだ、と私は思います。

いつか海外に行くだろうけれど、もっともっとガンバでプレイを見たい、と移籍の話題が具体化する前には思っていました。でも、いざビッグクラブからオファーが来たと聞いたときには、なんていうか、まるで親になったみたいな心境でなんだかとっても誇らしく(勘違いも甚だしいけれどね)「それはすごい! 行くべきでしょ! このチャンスを逃すのはアホや。ぜひ行け!」と背中を押しだしたくなる気持ちになりましたよ。

中学生の時かな? なんかの大会で優勝したときのインタビューで、宇佐美くんが「世界一の選手になりたいです」と宣言したことがありました。

私はそのときから思っていましたよ。

この人はきっとその夢を実現するって。そして実現するための努力をするだろうって。

子どものころからの志向は変わらないんです。大人ができることは、その「志向」をたいせつに見守ってあげることだけ。

宇佐美貴史選手、どこに行っても、何があっても、ずっと応援するからね!