早めに記録を残しておかないと、どこに行って何を見たのかをきれいさっぱり忘れてしまうので画像とともにアップしておきます。

ナポリに到着後、2日目にラヴェッロという街にレンタカーで出発。アマルフィ海岸地域一帯はイタリア屈指のリゾート地です。アマルフィ、ソレント、ポジターノ......と海岸沿いの街に滞在することも考えたのですが、海のそばだと湿気が多くて暑そう、という理由で標高350メートルのラヴェッロに決定。正解でした。

宿泊したのはヴィッラ・ルフォーロという、かつてのお金持ちの別荘のすぐ隣にあるホテル・ルフォーロ。気持ちのいいホテルで、何よりよかったのは日本人スタッフがいて、とても感じよくいろいろな情報をくださったことです。タケザワさん、ありがとうございました!

ラヴェッロ自体が全部歩いて回っても30分かからない小さな街(というか村?)で、ホテルから歩いて3分のところが中心地の広場があり、銀行、土産物屋、カフェなどすべてがそろっています。父が歩ける街であることが最重要だったので、事前チェックしておきました。

画像はホテルの部屋から見た虹。

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歩いて3分のところにある街の中心となるドゥオモと広場。夜の8時ようやく日が落ち、長い夜が始まります。深夜に通りかかったら、まだ少年たちが元気に遊んでいました。

ラヴェッロ広場.jpg

アマルフィ周辺はレモン畑がいっぱい。レモンにも大小、形状、味さまざまな種類があることを知りました。レモンを使ったお酒レモンチェッロや、レモンのソースがいたるところで出てきます。タラを蒸して、レモンソースをかけた料理はシンプルながら日本人の口にあいました。

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アマルフィとポジターノに車で行ったのですが、道がうねうねと蛇行し、しかも狭く、崖っぷちを走るのでひやひやしました。結論:もうレンタカーはやめよう。崖っぷちに咲く八重のハイビスカスの背後に見えるのが崖にへばりつくようにあるポジターノの街。ハイビスカスに蜜蜂がとまっているところを撮ってみました。

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ナポリに帰る途中にポンペイ遺跡を見学しました。これは必見! ガイドさんの説明つきで見るとおもしろさ倍増でした。なんてったって娼館の壁画が......w15歳以下禁止の画像なのでこれは割愛。

ラヴェッロに4日滞在。ナポリに帰ってきてレンタカーを返却。だってナポリっておそろしく道が狭くて複雑で、駐車はまずできない。タクシーを1日借り切って回ったのですが、正解でした。ただ問題はタクシーの運転手がYes,OKしか英語がしゃべれないこと。まるでイタリア語特訓講座を受けているようでしたが、なかなかいい運転手さんではありました。

そこで彼が切り返しなしで通った路地をご紹介。まわったところで全員で拍手しましたよ。

ナポリの路地1.jpg

ナポリの旧市街と新市街を真っ二つに分けるスパッカナポリ。その中心にあるのがジェズ教会とサンタキアラ修道院があるジェズ広場です。土曜日に通りかかったら、結婚式が行われていました。参列者らしいご婦人と並んでパチリ。ナポリの女性たちは10代はすごくスリムでかわいいのに、なぜか30近くなるとふくよかになってしまう見たい。股下がすごく浅いジーンズをはいて、ぴちぴちのTシャツを着て、5段腹を見せつけるっていうのがナポリ風ファッションらしいです。

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ナポリの街を一望できるヴォメロの丘に登って、サン・マルティーノのカルトジオ会修道院に行ってみました。中庭には「メメント・モリ」(死を忘れるなかれ)を象徴するガイコツの彫刻が飾られています。

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ナポリの眺望はすばらしい! 汚いとかうるさいとかいろいろ言われていますが、そんなことはまったく感じられませんでした。

ナポリ遠景(マリーナ修道院から).jpg

最後にキアイアというおしゃれショッピング街で見かけた花屋さん。花束の中心がトウガラシってところがナポリらしい? おしゃれと言うものの、実はあんまりおしゃれなファッションは見かけませんでした。探せばあるのかもしれないけれど、ミラノやローマとは段違いです。でも、だからこそ味があっていいのかも。観光客もあまりいなかったし、ついに最後まで日本人は見かけませんでした。

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