ガンバ大阪 1−0 鹿島アントラーズ  ラウンド16町田戦はシチリアに行っていたので不参加、準々決勝セレッソ大阪戦の大阪ダービーは書道合宿に行っていたので不参加、というので、ぜひとも行きたかった準決勝@エコパ。でも、娘夫婦が「もうこの日しかないから新婚旅行のおみやげを渡しに行く」というので、悩んだ挙げ句、不参加を決意。そうメールしたら、娘が「私たちのことは気にせず試合に行ってきて。試合は1回しかないんだよ」とやさしい言葉をかけてくれたので、前日に参加に切り替えました。たぶん、勝てたのは彼女のおかげ。(娘は長年アントラーズサポだったんだけれどね)  さて、試合。隣で観戦していた方が、「前半も後半もアントラーズ側で試合しているから、いっこうに盛り上がれない」とぼやいていましたが、その通り。得点はもちろん、後半はほとんどアントラーズ側にはりついて試合が進んだので、よくわかりませんでした。 でも、CKからショートコーナーでフタがヤットに返し、ふんわりしたボールが曲線を描いて、曽ヶ端の手をすり抜けてネットを揺らしたところまでは、まるでスローモーションのようにくっきりと見えました。そのわけは、その時間帯だけ、まるではかったように太陽が雲間から顔を出して、ピッチの上にくっきり影が出るくらい明るく照らしていたからです。その後のガンバの速いパス回しにも、まるで舞台の上で躍っているダンサーたちみたいに、選手たちには太陽光線のスポットライトがあたり(アントラーズ側だったけれどね)、15分間くらいは心が弾みました。危ういシーンはトイレに行っていてみないですんだし。 ところが後半、やっとこれからガンバの攻撃が見られるかな、と思ったら、アントラーズに攻められる攻められる。GK武田と岩下を中心に、みんなで跳ね返す跳ね返す。何度か、もうアカンと思ったシーンがあったけれど、遠方から見ていると、アントラーズの白いユニが点在するものの、真ん中はガンバの青いユニががっちり固まっていてゴールに付け入る隙がない......ように思えました。アントラーズが攻め疲れして、同じパターンでボールを動かしてくれたのも助かった。 主審のム★★ミって、前もなんかひどいジャッジを連発しているように思えたのだけれど、なに? ガンバに恨みでもあるの? とくにCKと線審がコーナーを指し、ヤットがボールをセッティングしたのにゴールキックのジャッジ。あれはない! 勝ったからいいものの、あれは問題っすよ。 さて、3年ぶりの元旦国立。私は今年のお正月以外は20年ほど国立通いをしていたので、久しぶりの感じはありませんが、それでもガンバがお正月に国立に立つのは感無量です。チケットチケット、と帰りにファミマで買おうとしたら、「空席あり」なのに「売り切れました」。がーんとローソンに走ったのですが、そこでも「空席あり」なのに「チケットの用意ができません」。家からネットでようやくチケットぴあで購入。やれやれ。やっぱりね、勝ち上がると信じて購入しておかないとダメですね。 では、ガンバサポの皆様、元旦に国立競技場でお目にかかりましょう!