もはや誰からも聞くことがなくなった「バイオリズム」。私はいまだにとらわれています。
エネルギーが盛り上がって、やる気が打ち寄せる波のように私を持ち上げて身体がどんどん動いてくれるときと、気持ちがぐーっと沈滞し、身体が重くてぐずぐずしているうちに1日が過ぎてしまうとき。
もちろん、バイオリズムとしては盛り上がっているときのほうが「いい」とされるのでしょうが、私はぐーっと下がっているときも嫌いではない。上がったままだと、私はもたない。できれば波の振幅を小さくしておければいいのでしょうが、それだと人生つまらない。やっぱり盛り上がって盛り下がって、バイオリズムの振幅に合わせるように気持ちも(心も)身体も動かしていくほうが面白いのではないか、と。
私は昨年が1年間盛り上がりっ放しで、それはそれですごく楽しかったのですが、年末から疲れが出てきて「このままだとちょっとヤバいかも」と思っていました。ちょうどその頃、Kindleを入手した、ということがあって、バイオリズムが下がったところで読書三昧。それも仕事とはまったく関係のない本を読みまくっています。今日なんか浅田次郎の「壬生義士伝」なんか読んじゃいましたよ。
あと伊井直行「会社員とは何者か」どちらもたいへんおもしろかったのですが、みんなが泣いたという「壬生義士伝」ではまーったく泣けなかったし、うーん、武士武士義義ってうるさいんだよ、なんて下巻はちょっとげんなりでした。しかも映画で主演が中井貴一と知ってwww「会社員とは何者か」は、明治以降の文学作品に登場する会社員像から、会社員の真髄に迫った一冊。文学評論というよりも、「会社員」という言葉に貼り付いているものをいちまいいちまいはがしていう社会評論でした。
バイオリズムが下がり目の今、顎関節症なるものになってしまいました。噛み合せがうまくいっていないためらしい。森高千里もかかったという顎関節症、私はてっきりやわらかいものばかり食べている顎の小さな若者がなるのだと思ったら、♪私がおばさんであっても、かかってしまうのね♫
口が開かなくなって、ごはんがあまり食べられなくなったのですが、ぜーんぜんやせないよ(非自慢)顎関節症を言い訳にせず、そろそろあげていかないとね。
というところで、正月に見た見事な富士山と、寒い中でけなげに咲いている水仙です。
コメント
コメント一覧 (3)
って喜んじゃいけませんね。私のはもう年季が入っていて、個性だと思うようになりました。大好きな玄米をお茶碗1杯食べると、顎の開きが悪くなるのが辛いところ。
それからガムもダメ!
どうやら(3歳の時に離別した)父親譲りのようです。懐かしむしかないのかも。
今、ネットで調べたら、生年月日で「バイオリズム診断」というのができるんですね。私は今日、感情と知性が要注意日でした(……万年、要注意ですが)。
Olivaさん、バイオリズムは死語だとばかり思っていました。ある意味トンでも学説でしたよね。