前週の福岡戦が倒れそうなほど暑かった、と聞いていたので覚悟をしていましたが、風があったせいでバックスタンドでもそれほどにも感じませんでした。でも、やっぱり暑いよね。1000年に一回の酷暑って、ほんとなんでしょうね? 来年もまたこんな暑さだったら、私はもう秋冬制を指示(支持ではなく、もっと厳しく指図しだからね)してしまうかもしれません。  コンサドーレは前線に197センチのフェホ選手が張り、全員が運動量をあげてがんがん攻め、ガンバがボールを持つとフェホ選手以外全員が引いてがっちりブロックをつくる、という前半。攻められましたなあ。まるでガンバDFとGKが試験される守備練習のようでした。カウンターで、フェホ→荒野とつながれたときには、もうやられた! と悲鳴をあげました。が、このときは藤春選手とガヤさんががっつり守って事なきを得ました。  そのほかにも、かなーりヤバいシーンが散見された前半。DFラインをあげて攻めているとき、サイドチェンジされてガンバの左サイドにふられ、守備の人数が足りなくてひえーっとなったときに、ぴゅーっと駆け戻ってくる正義(じゃないね)の戦士、藤春! 藤春コールが起こるたびに、ありがたやありがたや、と拝んじゃいましたよ。試合に出続ける、というのは、それだけでもう大きな財産ですね。もちろん出場しているだけじゃないけれど。藤春のがんばりには、胸を熱くさせられます。  ハーフタイムに「シャキッとせんね。点のにおいがしない。今日はロチャが当たっていない」とかぶつぶつ言っていたら、後半に入ると次第にガンバ攻撃陣が活性化。ロチャが倒されて得たFKにドンピシャで合わせたのは、西野!! めちゃくちゃ喜ぶその様子が初々しい19歳の初ゴールでした。  その初ゴールに刺激されたのか、3分後には宇佐美のスーパーなゴール! あれはね、なんといったらいいの、ああいうゴールを目の前で見せられると、ほんとガンバサポでよかった、と思うよね。  そして3点目は、フタさんのきれいなクロスからロチャのヘディング。クロスもヘディングも、どちらもスーパー。ええもん見たわー、という気持ちにしてくれました。  あらためて思うのだけれど、二川選手ほどガンバサポに愛されている選手はいないんじゃないでしょうか。最近は出場機会も減ってきたんだけれど、フタが出るとスタジアムの雰囲気がぱーっと変わる。ワンタッチ、ワントラップ、ワンパスごとに、フタコールをしたくなる。そういう選手って、なかなかいない。遠藤とはまたちがった意味で、サッカーの楽しさ、すごさ、おもしろさを伝えてくれるプレイができる選手だなあ、と思います。  3つのゴールだけでなく、守備にもパスにも楽しめた後半でした。  予想外に、ほかの上位チームがみんな負けて、がっつり首位固め。  慢心せず、油断せず、このまま走っていってもらいたいです。  と書いたところで、もう今日はVS鳥取戦。健太監督曰く、前に万博で対戦したときの試合は「これまでで最悪」だったんだから、今度こそリベンジしてくださいね。