えーっとどこまで書いたんだっけ? あれ? もう帰国してそろそろ1ヵ月なんですけれど......と凹みそうではありますが、おうちに帰るまでが旅行記録ですからね、がんばりますよ。 さて、タンジェからフェリーでスペインに戻ろうとした私たちですが、まず「フェリーの出港時間がわからない」という大きな問題にぶつかりました。 8時、10時、と2時間おきに出ている。だが、12時発はない。というところまでガイドのオマルさんから教えてもらい、かつホテルのフロントで確認しました。 「それじゃ14時発に乗ろう」ということになり、タクシーを頼んだら「ここはモロッコだからね、何時に船が出るかなんて、ほんとわかんないよ。早めに行って港で聞いたほうがいい」というので、2時間前の12時にホテルを出発することに。ホテルからフェリーの発着所までわずか10分なんですけれどね。まあ、こんなところを通っていくので10分かかる、とも言えます。歩いてもたぶん15分だな。 th_DSC05186.jpg というわけで、12時15分にはもう港に到着し、チケット売場で「タンジェ行きは何時発ですか?」と聞いたら、えーっとたぶん14時、もしかすると13時、とか言うのですよ。どっちなんだよっ! ちなみにチケットに時間は書かれていません。 あっちゃこっちゃで聞きまくって、どうも14時らしいというビミョーな結論に達し、時間があるからお昼を食べようとカフェに入りました。 そしたら、後ろに座ったスペイン人の船関係っぽい人たちが「13時に出るのがある」とか言うのですよ。 慌てて大荷物を抱えてカフェを出たら、係員が「こっちこっち! 早く早く、13時に出るよ」と言うので、パスポートとチケットを振りかざし(出国手続きがいる)、小走りで大荷物を抱えてフェリーに乗り込みました。 座ってふーと一息ついたら、まー、乗ってくる乗ってくる、たぶん1泊観光でやってきた団体客がぞろぞろ乗ってくるではありませんか。出発予定の13時を過ぎても、13時30分を過ぎても、その人並みは途切れることがありません。 そして14時が過ぎても出港の気配なし! 14時30分にようやくアナウンスがありました。 「当船は技術的な問題により出港を見合わせております」 ええええー! 私たちもう1時間40分待ってるんですけれど。 脳裏をよぎるのは、ホテルのフランス人たちの「ここはモロッコだ。時間だけでなく、あらゆる常識が通じないと思え」という忠告です。 結局、15時30分くらいにやっと出港。すでにあきらめモードで日本の家族や友人に絵はがきを書いて時間をつぶす私。 スペインでの入国手続きにも手間取り、結局アルヘシラスでレンタカーを借りて出発できたのは18時30分ごろ。アルヘシラスからはわりにすんなり高速道路に乗れたのですが、マラガに到着したのは20時。当然ながらすっかり日は落ちて、「どうもマラガは大都会らしい」ということしかわからないまま、街の中心にあるホテルにチェックインしたのでした。 マラガという標識が出てきたときにはほっとしましたよ。 th_DSC05203.jpg とにかく、飯だ、飯! 今日こそはパエリアを食べるぞ、という声とともに夜9時にディナーに繰り出しました。もうこの頃には、「夜8時から夕飯」というスペイン時間にすっかり慣らされてしまっていた私たち。 マラガは何にも(見るべきもの、つまり世界遺産とか)がないところだ、とか聞いていたのですが、さすが大都会で、おしゃれ! 思えばアンダルシアに来て初めて高級ブランド店とかおしゃれなブティックとか見ましたよ。タンジェのメディナ帰りの私たちには、何もかもが高級、ヨーロッパ、モダンに見えてしまう。残念ながら、夜で店は閉まっていましたが。 th_DSC05206.jpg th_DSC05205.jpg 道行く人をつかまえて、「このへんでパエリアが食べられる店、知ってる?」とへったくそなスペイン語で聞きまくり、なんとか滑り込み。私はパエリアは食べられない(海老が入っているから)のですが、いかにもスペイン〜という料理と、マラガ近郊産のワインをがっつり飲んで、満足満足のディナーでした。 th_DSC05222.jpg そして翌日はマラガの目玉であるピカソ美術館を見たあと、いよいよグラナダへ。憧れのアルハンブラ宮殿を訪れたのでした。 マラガって、なかなかの大都会だ、ということを実感した翌朝。ホテルのテラスからです。 th_DSC05229.jpg