「ペルシャ料理と音楽の夕べ〜食と音の源流を訪ねて」
関西在住のペルシャの母娘、プーリー&ダリア・アナビアンさんを東京にお招きして、ペルシャ料理のディナーと、ペルシャの古典楽器サントゥールのライブ演奏を楽しんでいただくイベントを開催いたします。
日時:12月5日(木)午後7時〜9時
場所:原宿のキッチンスタジオ Cook&Co.
http://www.cook-and-co.jp/access/
会費:8000円
アナビアンさん母娘とは、2年前に紹介されて以来仲良くしていただいて、毎回ご自宅ですばらしい料理をとちそうになりながら、ペルシャの文化や歴史についてとても興味深いお話を聞かせていただいています。一人でこれを味わい、楽しんでいるのはもったいない、もっと大勢の人にペルシャ文化について知っていただきたいと会を企画しました。
プーリー・アナビアンさんのお父さんラヒム・アナビアン氏は、パーレビ王朝時代、王室の美術顧問をしていた古美術商で、日本の考古学者がイランで発掘を行なう事業に協力し、作家の井上靖氏や歴史家の江上波夫氏とも親交が篤かったなど、日本と深い結びつきがあった方でした。その縁で娘のプーリー・アナビアンさん一家は40年前から関西に住んでおられます。
プーリーさんはピアノの原型と言われるサントゥールという楽器の演奏者で、関西を中心にライブ活動を活発になさるかたわら、大阪音楽大学でも教えておられました。
ダリアさんはペルシャ料理研究家で、先日「千夜一夜のおもてなし」という本を出版なさり、料理講習会を開くなどペルシャの食文化の紹介をなさっています。
以下のURLで二人のホームページを開かれると、サントゥールの調べとともに、ペルシャ文化の奥深さと、どこかなつかしい響きのサントゥールの音や、日本の食への影響を感じて驚かれるはず。
http://www.anavian.jp/main.html
今回はキッチンスタジオで、ダリアさんにペルシャの伝統的なおもてなし料理を目の前でつくってもらいながら、その食の歴史をレクチャーしてもらい、プーリーさんのサントゥールのライブ演奏をお楽しみいただきます。その後、ペルシャ料理のフルコースを召し上がりながら、ご歓談いただく、というプログラムです。
少人数でアットホームな会ですので、ペルシャ文化に少しでも興味がある方、ペルシャ料理を味わって見たい方はどうぞお気兼ねなくお越しください。
参加希望の方は、このホームページの「お問い合わせ」からメールを送信ください。折り返しこちらからご案内を差し上げます。
(★定員になり次第締め切ります。どうぞお早めにお申し込みください)


コメント
コメント一覧 (2)
旧サイトコンテンツから「イラン:ふしぎの国」拝読しました。
サントゥールというのは初めて聞きました。私は先日、マリンバの原形というバラフォンというアフリカの楽器の演奏を聴いてきましたが、聴くというより、一緒に身体が喜んで振るえました。打楽器っていいですね。