なんと、得点の勢いをつけるためにまずは失点する珍しい戦術をとることで定評があるあのガンバ様が、開幕2試合で1失点しかしてません。今日はしかも、無失点で2点もとって勝ちましたよ。勢いのある、私がちょっと好きな川又選手のいる新潟に。 初戦の浦和戦のあまりのお寒い内容に、私は打ちひしがれて1週間悶々ともだえながら過ごしました。逃避につぐ逃避で、青い服を着ないところまで行きました。 しかも2試合目はガンバのときだけ黒鳥が羽ばたくというスワンスタジアム。ええ、ええ、私はもう5回くらい行っちゃいましたけれど、1回も勝ち試合を見たことがありません。毎回、気温でも試合内容でも寒くてふるえて、涙目で帰ってきましたよ。新幹線の駅構内にはロクな食いもんがねぇ〜とかクダ巻きながらね。 勝てそうなイメージがまーったく湧かなかったので、今日は机の下にもぐって確定申告の書類を作っていました。娘に「地震対策?」と言われたから、「胸がいま震度7。警報が鳴っている」と震え声で言ったら、にこりともせずに「ガンバカ」とつぶやかれました。ごめんなー、60年も生きてきた母がこんなで。 書類を作り終わったところで、同志から「勝った!」とメール。 ようやく机の下から這い出て、試合を見ました。 勝ったとわかっているにもかかわらず、前半は何回もPCの蓋を閉めそうなほどハラハラ。これはライブで見ていたら、心臓に悪かった。現地で見ていたら卒倒していたかも。 ただ後半は悪くなかった。新潟のプレスをかいくぐってパスが少しずつつながるようになっていった......ような気がします。 で、見終わってとても不思議な感じがしました。 「私が見ていたのは、ガンバの試合?」 だって、ガンバのほうに点の気配がないのはともかく、新潟に攻め込まれてもあんまり怖くないんですよ。それは浦和戦でも同じで、攻め込まれても安心感がある不思議。前はセットプレイのたびに顔を伏せ、ときにはコートのフードまでかぶってピッチのほうに目を向けず耳をふさいでいました。でもって近くの同志に「ねえ、終わった? 無事だった? 跳ね返した?」と聞いてあきれられていた私です。それくらいことガンバの守備にはビビリのヘタレで直視できなかったのに、どれだけ攻め込まれても顔をあげてゆうゆうと見ていられる。J2のときもそんなことはありませんでしたよ。 というわけで、この不思議現象を「イワヒガシの変」と呼ぶことにしました。 いや〜心強いわ、東口と岩下。パンチングがペナルティエリアの向こうまで飛んで、しかもちゃんとそこにガンバの選手がいるっていう不思議。ミドルを打たれても怖くない不思議。セットプレイで最初にさわるのがガンバの選手(たいてい岩下)という不思議。 そして今日も大森が躍動していました。いいねー、ほんと見ていて気持ちがいい。あのゴールもなんですか、角度のないところからパーンと! 大森晃太郎、ついにケチャプの蓋が開いたのかもしれません。どばどばゴールを量産してください。心なしか大森が入ってからのほうが倉田の運動量もアップしたように思えました。倉田はたのもしいなあ、と2試合目にしてまた目にハートの炎が燃え始めた私。 J1復帰したばかりの今は、結果を出すことで、自信がつき、プレイの硬さがとれ、判断が速くなり、大胆な攻撃もできるようになってくる、という好循環になるはずです。理想の内容にはほど遠くても、結果が大事。 勝ち続けるのは難しいかもしれないけれど、とにかくしぶとく粘っこく、そして運を味方につけて勝ち点を拾っていきましょう! 今日のMOMは文句なしに岩下と東口のダブル兄貴です!