前日から、温かいのにぞくぞくする、喉が痛い、でもきっと花粉症でしょ、と思っていたのですが、昨晩テレビの前で観戦している途中から本格的に悪寒が襲ってきました。でもって、試合後にしっかり発熱。久々に風邪を引いてしまったようです。遅めのパブロンは効かないね。 いや〜寒かったですね、試合も。 きっと「ガンバ弱いなー」といらいらし、FW補強しろ、○○(→選手名)はいらん、とか思ったり言ったりしているサポは多いと思います。私も「こりゃー、残留争いも厳しいぞ」とか内心思っているのですが、ふと昨年の同時期に書いた記事を読み返してみました。 そしたらですよ、J2にもかかわらず、しかも今よりも戦力は上ではないかと思われるチーム構成にもかかわらず、「ガンバ大丈夫か?」とかいらいらはらはらしているのですね。 だから信じましょう。きっと夏頃からようやく長谷川ガンバはJ1でも力を発揮しますよ。というか、きっと継続した強さで試合が運べるようになるはず。健太監督と選手たちを信じることにします。 ガンバの話題と関係があるようなないような話になりますが、最近とみに「無理がきかない」と実感するようになりました。今回の風邪も、仕事とプライベートでめちゃくちゃ忙しく、午前3時就寝、午前8時起床が続いてしまったことが原因だと思われます。自分でも「無理をしてはいけない、もう若いときのようにはいかない」と自分に言い聞かせ、他人にも「無理はダメだよね」とかエラそうに言っているのですが。 でも、心の片隅でささやく声があるのです。 「無理をしなくては手に入らないもののほうがずっと多い」 いや、正確に言えば「本当に欲しいものは無理をしなければ手にすることができない」 自分の身の丈にあった頑張りでは、身の丈のものしか手に入らない。それに我慢しろ、自制しろ、と言うのは簡単ですが、人間、そう簡単に達観はできないんですよね。あ、「人間」と一括りにしちゃいかんな。私はいまだにあふれんばかりの欲望と戦う日々なんですわ。あそこに行きたい、これをやりたい、それも頑張りたい、ああああ、時間が足りない、体力も足りない、よーし、と無理する......でたいていはこける。でも、こけないで乗り切れたときには、わりに満足のいくものが手に入るんですよね。 だから、ガンバさんにも言いたい。 今できることを精一杯やるのは当然のこと。プラス、もう少しだけ無理してほしい。ガンバに今一番必要なのは「こんなサッカーがやりたい」という身の程知らずの欲望なんじゃないかと思えます。それがなければ、無理をしようともしなくなる。無理しないと、欲しいものは手に入らないですよ。 現状は確かにJ1の中位から残留争いをする程度の戦力なのかもしれない。でも、その中でみんなが欲望を抱いて、少しずつ無理していけば、きっと道は開けると思います。 新しいガンバへの道は遠いように思えるけれど、もう少しずつ無理して背伸びすれば、意外に早く手が届くものなのかもしれませんよ〜。